今さらきけないキャッシュレス決済・スマホ決済、メリット・デメリット、不正利用などセキュリティは大丈夫?など整理してお伝えします。

キャッシュレス決済とは、現金(紙幣や硬貨)を使わない支払い方法全般のことです。

キャッシュレス決済というと、Pay PayやLINE Pay、d払いなど、スマホのアプリでバーコードやQRコードで支払うことを想像される方もいるかも知れませんが、1960年代から何十年も使われているクレジットカードもキャッシュレス決済の一つです。

私自身、現金しか利用できないお店以外はキャッシュレス支払いにし、クレジットカードが利用できない口座振替(水道と生命保険くらい)以外は家賃や税金なども全てクレジットカード払いにしています。

うまく使えば、ポイントやキャッシュバックなどで現金よりもお得ですし、不正利用などセキュリティ面も心配される方もいらっしゃると思いますが、盗難補償やショッピング保険など、いざというときの備えも用意されていますので、現金払いよりむしろ安全に使えると思っています。

これまでの経験も踏まえ、キャッシュレス決済について詳しく紹介していこうと思います。

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主なキャッシュレス決済の種類

主なキャッシュレス決済をざっくりと以下の3種類に分けられます。

カード決済(クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード)
 
1970年代とかから何十年も使われているクレジットカードとその派生系で、世界中のVISA・MASTER・JCBなどの国際ブランド加盟店で使えます。

ポイント還元率は0.5%~1.5%程度

後払い式電子マネーiD、QUICPay(Apple Pay含む)を紐付けると電子マネーとしても使えます。

電子マネー(IC型・事前チャージ式)
2000年代に登場したレジ横のFelica(フェリカ)端末にかざして支払うICチップ内蔵の電子マネーで、使えるお店は発行会社グループ店舗が中心。

事前チャージやオートチャージした残高分まで支払いに使えます。

ポイント還元率は、買い物ごとに200円=1ポイントが多く還元率は0.5%程度と低め。
※WAONは対象ショップは200円=2P

QRコード・バーコード決済
2010年代以降に登場した主にスマホアプリで使う決済方法(LINE Payとかはカードも発行)

使えるお店はそれぞれで異なるが、IC型電子マネーに比べお店側の導入コストが低いため、個人商店などでも普及が進んでいる
※LINE PayプリペイドはJCB加盟店に対応

還元率は3%還元、キャンペーンで20%還元など高還元だが、過当競争の消耗戦という感もありどこまで続くのかは不明。

※券面やロゴの画像は個人的に使っていたり、おすすめのものを載せているので、実際にはそれぞれ他にもかなりの数があります。

この説明だけだと、よくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

後ほど、具体的な使い方は詳しく紹介しますが、その前にキャッシュレス決済のメリットを整理しておこうと思います。

キャッシュレス決済のメリット

個人的に実感しているキャッシュレス決済のメリットはこんな感じです。

  1. 現金払いよりお得(ポイントや残高が還元される)
  2. 紛失・盗難、不正利用時の補償がある
  3. お店での支払いがスムーズ(現金に触らなくて済む)
  4. ATMで現金を引き出す必要がない(ATM手数料もかからない)
  5. 使った履歴がスマホで確認できる(レシートがなくても勝手に家計簿も作れる)

1.現金払いよりお得(ポイントや残高が還元される)

これが最大のメリットだと思います。

現金払いでも、Tポイントカード、dポイントカード、WAON POINTカードやローカルチェーンのスーパーなどが独自に発行しているポイントカードなどでポイントが貯まったりしますが、大半の場合、クレジットカード払いとの2重取りができるため、0.5%~1.5%程度ポイント還元率を上乗せすることができます。

例えばローソンの場合、ポイントカード+現金だと約1%還元ですが、dカードを使えば約5%還元(ポイントカード1%+dカード利用1%+請求時3%OFF)にまでアップします。

他の共通ポイントもそれぞれ1%以上還元率アップさせることができます。

  • Tポイントカード:ヤフーカード払いにすればTポイント+1%
  • 楽天ポイントカード:楽天カード払いにすれば楽天スーパーポイント+1%
  • Pontaカード:リクルートカード払いにすれば、Pontaポイント+1.2%

2.紛失・盗難、不正利用時の補償がある

現金を落とした、盗難された場合、戻ってくる可能性はかなり低いと思いますが、クレジットカードや電子マネーについては、紛失・盗難後に発行会社に連絡し利用停止の手続きを行うことで、それ以降、紛失・盗難されたカードでの支払いをできなくすることができます。

また、クレジットカードや電子マネーの番号やパスワードなどが不正ログインなどにより不正に流出し、買い物等に利用された場合についても、発行会社に連絡をすれば連絡した日から60日とか以前までさかのぼって補償されたりします。

カード会社などは不正利用について24時間365日監視しており、普段の利用しない使い方などがあった場合、カード会社から不正な利用出ないか連絡をしてもらえる場合もあったりします。

3.お店での支払いがスムーズ、現金に触らなくてよい

現金支払いの場合、消費税を含めると1円単位になることが多く、現金の受け渡しにそれなりに時間がかかります。

小銭はかさばるので、お釣りが少なくなるよう硬貨を探している光景を見かけますが、キャッシュレス決済なら支払いもスムーズですし、お釣りを気にする必要もありません

個人的な意見かもしれませんが、紙幣や硬貨って洗う人がいない中で何十年も使い続けられているため、錆びていたりして手に匂いがつくのが嫌だったりしますし、硬貨が増えると財布は重くなるし、1円玉が貯まると使うのに苦労します。

4.ATMで現金を引き出す必要がない(ATM手数料もかからない)

キャッシュレス決済なら、現金を持ち歩く必要がないのでATMで現金を引き出すという手間が不要になり、ATM引出しでの時間外手数料がかかることもありません

平日18時以降や土日祝日にATMで自分のお金を引き出すために108円とかのATM手数料がかかるというのは、本当に無駄な出費だと思いますし、現金を引き出すためにわざわざATMまで行ったり、並んだりするのは無駄な時間だと思います。

5.使った履歴がスマホで確認できる(レシートがなくても勝手に家計簿も作れる)

現金払いの場合、レシートをもらって自分で記録しておくなどしないと、使った履歴がわからなくなります。

個人経営の飲食店などはレシートをくれないことも多いのでなおさらです。

キャッシュレス決済なら、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済などいずれもアプリやWEBで利用明細を確認できます

家計簿アプリなどを使って、利用履歴を連携すれば、自動で家計簿も作ってくれたりしますので、使っているキャッシュレス決済会社のごとに確認する必要もなく便利です。

キャッシュレス決済のデメリットとして「お金を使った実感がなく使いすぎてしまう」、「お金のありがたみがわからなくなる」と感じている方が多いようですが、個人的には現金払いの方が管理が難しいと感じています。

キャッシュレス決済のデメリット

日本でキャッシュレス決済が普及しない原因として、キャッシュレス決済だと「使いすぎてしまう」、「節約につながらない」と考えている方が多いようです。

節約につながらない?

確かに、クレジットカードは請求額が確定するのが月1回なので、請求書が届いたら「思ったより使ってしまっていた」なんてことを想像しているのかと思いますが、クレジットカードのアプリや家計簿アプリを使えば、数日後には確定前の利用金額が把握できますので、アプリをこまめにチェックする、レシートを貰うなど心がけ次第で、使いすぎは防止できると思います。

借金はしたくない

また、現金派の方の中には、クレジットカードは一種の借金なのでいやだという意見もあるかと思います。

キャッシュレス決済の決済タイミングは以下の3種類があり、事前決済、即時決済のものも使うことで現金に近い使い方をすることもできます。

  1. 事前決済:事前に自分のお金を支払って「残高」を入手し、残高を使って支払いを行う。
    →事前払い式電子マネー、プリペイドカード
  2. 即時決済:支払いと同時に自分のお金が支払先に渡る(銀行口座即時引落)。
    →デビットカード
  3. 時後決済:一定期間の利用金額を引落日にまとめて銀行口座から引き落とされる。
    →クレジットカード、事後払い式電子マネー

手数料がかかるのでは?

クレジットカードは3回以上の分割払いやリボ払いなどを利用するとかなりの手数料がかかりますが、1回払いで使っている限りは手数料はかかることはありません。

デビットカードや電子マネー、プリペイドカードに分割払いはないので手数料はかかりません。

個人的にクレジットカードの分割払いやリボ払いは手数料が高くおすすめしません。

大きな出費をするのに分割払いが必要な時には、銀行でローンを借りるなどを考えたほうがよいかと思います。

私が日々使っているキャッシュレス決済

私が使っているキャッシュレス決済とその設定はこんな感じです。

お店によって使い分けているだけでなく、電子マネーやバーコード・QRコード決済とクレジットカードを紐づけて使うことで、ポイント還元率をアップさせています。

クレジットカード・電子マネー ポイント還元率 お店や使い方など
iD(Apple Pay)+d払いアプリ
※dカード GOLDを紐付け
iD:5〜7%
d払い:1.5〜2.5%
使える支払先全てで利用
iDはカードでなくiPhoneのApple Pay
イオンカードセレクト
+ WAON(イオン銀行オートチャージ)
5%OFF+1〜1.5% イオンでの買い物
Thank You Passportとアプリクーポンで月3回以上5%OFFに
Suica(ビューカードでオートチャージ設定)+ JRE POINTカード
1.5〜2.5% 定期区間外の電車利用、東日本の駅ナカ、駅ビルの買い物
Pay Pay + ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)
3〜4% Pay Payがつかえるお店
ヤフーカード払いではなく、ヤフーカードからPayPay残高にチャージして利用
リクルートカード・プラス+QUICPay
+EneKey
2% クレジットカード引落可能な公共料金+1~4が使えないクレジットカード利用可能店舗
エポスカード 0.5% 家賃支払

それぞれ詳しく紹介していこうと思います。

iD(Apple Pay)+d払いアプリ ※dカード GOLDを紐付け

コンビニ、スーパー(イオン以外)、飲食店、ドラッグストア等、後払い式電子マネー「iD」が使えるお店は基本的にApple PayのiD支払いです。

iDはクレジットカードを紐付けて使うタイプの電子マネーで、支払った分はクレジットカードと同じタイミングで口座引落になります。

Apple Payに対応していますので、iPhoneのWALLETアプリにdカード GOLDを登録するだけで使えます。

iPhone XSなら、左サイドのボタンをダブルタップしフェイスIDで認証後、かざすだけなので財布からカードを取り出したり、カードを店員さんにわたす手間もありません。

dポイントクラブ加盟店の場合は支払い前にdポイントクラグアプリでdポイントカードを提示して、100円=1ポイントをもらいます。

ポイント還元率は使うお店によりことなりますが、最大で以下の4つ特典でdポイントや割引が受けられます。

  1. dカード(1回の買い物ごとに100円(税込)=1ポイント):1%
  2. dポイントスーパー還元プログラム:3~4%
  3. dポイントカード加盟店(1回の買い物100~200円=1ポイントなど):0.5~1%
  4. dカード特約店ポイント(マツモトキヨシなど):1~2%
  5. dカード特約店値引き(ローソン、ノジマ):3%

これで大体5~9%還元位にはなります。

dポイントスーパー還元プログラムは、dカードを使っている方がdマーケットの利用やdポイントクラブのステージ等に応じてiD、d払いアプリ支払いのポイント還元率が最大+7倍になるというものです。

※dポイントスーパー還元プログラムは2021年7月9日(金)23:59にて終了しました。 以下は、開催されていた時のプログラムの紹介記...

d払いアプリ

ウェルシア薬局など、dカード特約店ではないd払いアプリに対応しているお店では、「d払いアプリ」を使います。

dカード特約店の特典はつきませんが、d払いアプリの0.5%分が上乗せできるのと、ウェルシア薬局はTポイントカード加盟店ですので、モバイルTポイントカードを提示してTポイントももらいます。

  1. dカード(1回の買い物ごとに100円(税込)=1ポイント):1%
  2. dポイントスーパー還元プログラム:3~4%
  3. d払いアプリ(1回の買い物200円=1ポイント):0.5%
  4. dポイントカード(1回の買い物200円=1ポイント):0.5%

これで合計6~7%還元になります。

iDやd払いが使えるお店なら最低でも4~5%還元になるdカード GOLDが現在私のメインとなっているキャッシュレス決済です。

イオンカードセレクト + WAON(イオン銀行オートチャージ)

主に20日と30日の「お客さま感謝デー」の5%OFFの日や、イオンウォレットやイオンお買い物アプリの5%OFFクーポンを使って、イオンでの買い物時に使います。

イオンカードはiDにも対応していますが、クーポンなどで確実に5%OFFにするため、基本はクレジットカードを店員さんに渡すクレジット払いで使っています。

WAONは2019年7月よりイオンの対象店舗なら200円=2WAON POINTが貯まるようになり、イオンカードセレクトのオートチャージを設定しておくとチャージでも200円=1WAON POINTが貯まりますので1.5%還元にできます。

ただ、それほど積極的に使ってはおらず、ときめきポイントが1,000ポイント以上貯まったら、WAONに交換して貯まった残高を使う程度です。

イオンを月に3~4日間5%OFFお得に使うには、イオンカードセレクトがおすすめです。

Suica(ビューカードでオートチャージ設定)+ JRE POINTカード

通勤でSuica定期券を使っていたり、JRE POINTがたまる駅ビルを使う機会があったりするので、Suicaのオートチャージ用にビューカード(ビックカメラ・Suicaカード)を使ってSuicaへのオートチャージを設定しています。

以下のJRE POINTが貯まります。

  • ビューカードからSuicaへのオートチャージ:1.5%分のJRE POINT
  • JRE POINT加盟店でのJRE POINTカード提示:100円=JRE POITNT 1ポイント
  • JRE POINT加盟店でのSuica支払い:200円=JRE POITNT 1ポイント

貯まったJRE POINTは、JRE POINT加盟店で1ポイント=1円で買い物に使えるほか、グリーン車の乗車券やルミネ商品券にお得に交換したりもできます。

ビューカードで最もお得なのは、JRの駅ビルなどにあるJRE CARD特約店でポイント最大3.5倍になるJRE CARDです。

JR東日本グループの共通ポイントとして、JRの駅ナカや駅ビルの利用やビューカード支払いで貯まるのがJRE POINTです。 そんなJR...

2019年10月以降、モバイルSuicaでJRの列車を利用すると2%還元になります。

2019年9月3日、JR東日本は10月1日よりSuicaで電車に乗車した際にも「JRE POINT」が貯まる「鉄道利用で貯まるポイントサービ...

Pay Pay + ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)

元々ヤフーカードは、Yahoo!ショッピングやLOHACOでいつでもポイント3倍になるカードとして、Tポイントカードとして利用していました。

2018年にPayPayが登場して以降は、PayPay残高へのチャージが一番多い使い方になっています。

ヤフーカードはPayPay残高にチャージができる唯一のクレジットカードになっており、ヤフーカードからチャージしたPayPay残高なら、合計4%還元にできます。

  • ヤフーカードのクレジット払い:1%分のTポイント
  • PayPay残高での支払い:PayPay残高3%還元

※2019年10月以降は、還元率が1.5%に引き下げになります。

2019年9月6日にPayPayの2019年10月以降の還元率の変更や、キャッシュレス・消費者還元事業への対応などについて発表がありました。...

PayPayは毎月テーマを変えてお得になる「わくわくペイペイ」のキャンペーンが継続していますので、対象のお店で使うのと、PayPayはクレジットカードが使えない個人商店での普及が結構進んでいますので、そういったお店での支払いにも利用しています。

Yahoo!ショッピング、LOHACOでポイント還元率3%、Yahooプレミアム会員ならいつでも+5%、さらにソフトバンクユーザーなら+5%...

リクルートカード・プラス+スピードパス・プラス(QUICPay)

電子マネーやバーコード・QRコード決済に対応いていない、クレジットカードが利用できるお店と、公共料金の引落などに使っているのがリクルートカード・プラスです。

年会費2,000円がかかりますが、クレジットカード払い利用金額の2%分のリクルートポイントが貯まります。

リクルートポイントはPontaに即時交換でき、Pontaはdポイントに交換したり、ローソンのお試し引換券に使っています。

また、エネオス(旧エッソ・モービル・ゼネラル)で使えるスピードパス・プラスに紐づけてガソリンを入れるのにも活用しています。

スピードパス・プラスも現在はエネオスのEneKeyに変わっており、近々交換する予定ですが。

リクルートカード・プラスは現在は新規会員の受付は行っていませんが、年会費無料でリクルートポイント1.2%還元になるリクルートカードは、新規会員受付中ですので、高還元に使えるクレジットカードとしておすすめです。

2019年12月までなら、JCBブランド限定ですが20%還元キャンペーンも実施中です。

2019年12月15日(日)まで、JCBブランドのリクルートカード限定で、20%キャッシュバックキャンペーンが実施中です。 年...

リクルートカードはポイント還元率1.2%、年会費永年無料のクレジットカードとしては最高水準を誇るクレジットカードです。    貯まっ...

エポスカード

エポスカードは元々マルイで買い物をした時に、店員さんに進められて入会したクレジットカードで、マルイが10%OFFで利用できる「マルコとマルオの7日間」とかにたまに使う位でした。

が、現在住んでいる部屋が、ROOM iDという、エポスカードが不動産管理会社(もしくはオーナー)と部屋を借りる人の間に入って、双方の保証を行ってくれるサービスを採用していることもあり、家賃の支払いがエポスカード払になっています。

それで毎月結構な金額をエポスカードで支払うようになった結果、年間50万円以上利用すると招待されるエポスカードのゴールドカードになることができました。

家賃の支払いで貯まった0.5%分のエポスポイントは、dポイントに交換しています。

月の出費の大きなウェイトを占める家賃ですが、最近はクレジットカードで支払えるところが増えてきました。 家賃でポイントが貯められるのは大...
エポスカードは、年に4回マルイが10%オフになるのが最大の特長のクレジットカードです。 飲食店やテーマパークなどの優待がたくさんあった...

キャッシュレス決済はアプリで管理すると超便利

キャッシュレス決済では、カード会社や決済アプリで利用明細が確認できますが、それぞれのアプリで確認するのもちょっと面倒です。

そんな時に役立つのが家計簿アプリです。

おすすめはマネーツリー

私が使っているのは「マネーツリー」で、4年以上使い続けています。

マネーツリーは銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードなどを複数登録でき、あらかじめ、銀行、カード会社、電子マネーのアカウントを登録しておくことで、自動で利用明細を取得し、まとめて表示してくれます。

「一生通帳」と歌っていることもあり、履歴はずっと残っていきますし、無料で利用できるのによけいな広告とかも表示されないのも好感が持てます。

マネーフォワードやZaimなどもの他の家計簿アプリも色々と試してみましたが、結局マネーツリーに落ち着いています。

マネーツリー

ちょっと注目のカケイブ

マネーツリーは利用金額の管理という点では非常に使いやすいのですが、家計簿として支出の科目別の内訳とかは得意としていません。

そんな中で最近ちょっと注目しているのが、イオン銀行が提供している「カケイブ」という家計簿アプリです。

マネーツリーと連携ができるようになったことで、マネーツリーのアカウントを紐付けると、マネーツリーが取得したクレジットカードや電子マネーの利用明細が自動で反映させることができます。

カケイブは、支出の内訳や収支をグラフなどで見せてくれたり、予算を設定したりなど、家計簿としての機能がマネーツリーよりも充実していますので、最近使い始めてみました。

まだ、あまり使いこなせていないのですが、ちょっと楽しみです。

イオン銀行 カケイブ

さいごに

個人的に、キャッシュレス決済は「便利でお得」という感覚しかないので、使わない理由が見当たらないのですが、日本のキャッシュレス比率は、2015年の時点で18.4%しか利用されておらず、世界の中でもかなりの後進国となっています。

出典:http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

普及しない要因として、街の飲食店や個人商店など現金しか使えないお店がまだまだ多いということもありますが、「利用したくない」と考えている方もかなり多いようです。

セブンPayが不正利用によりサービス自体廃止に追い込まれるなどのニュースを見ると、確かに不安になりますが、不正利用の被害額は補償されていますので、利用者が金銭的な被害を受けているものではないという点は、理解しておいたほうがよいと思います。

うまく利用すれば、3%程度は確実にお得にできますし、消費増税後はさらにキャッシュレス決済が優遇されて行くことになりそうですので、この機会にうまく活用してみてください。