smart WAON「WAON POINTカード」を入手、このカードは本当にお得なのか検証してみました!

smart WAONこと「WAON POINTカード」が発行されて以来、イオンで貯まるポイントが3つになってしまいかなり混乱していると思います。

  1. イオンカード:ときめきポイント
  2. WAON:WAONポイント(smartWAON登録後はWAON POINT)
  3. 現金、商品券など(イオンカード、WAON以外):WAON POINT

私もよくわからなくて、実際にお店で色々な支払い方をしてみたりして段々と解ってきましたので、わかっている範囲で更新していきます。

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もくじ

WAON PONTカードは無料で入手可能

「WAON POINT」が貯まるWAON POINTカードは無料で入手できます。

イオンやミニストップ、まいばすけっとなどのお店のレジのところに置いてあります。

年会費も発行手数料もかからないポイントカードですので、その場で申込書などを書く必要もなく、すぐにもらえます。

waon-point-card-get

光沢があって思っていたよりきれいなカードです。

これでイオングループでの買い物がさらに0.5%もポイント還元率アップになると期待していたのですが、WAON POINTカードは単純にイオンカードやWAONの利用でもらえるポイントに上乗せされる仕組みではありません。

この「WAON POINT」は現金や商品券、smartWAONに登録したWAONの支払い時にレジで提示すると貯まるポイントとなっていて、イオンカードで支払った場合にはときめきポイントは貯まりますが、WAON POINTとの2重取りはできません。

WAON PONTとは何なのか?

WAON PONTカードで貯まる「WAON POINT」についてまとめてみましたのでご確認ください。

WAON POINTカードはWAON POINT加盟店で現金、商品券支払時に提示するとポイントが貯まるポイントカード

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WAON POINTカードとは何なのかというと、WAON POINT加盟店で「現金、商品券、ギフトカード、WAON POINT会員に登録した電子マネーWAON」での支払い時に提示するとポイントが貯まるポイントカードです。

もう少し正確に言うと「イオンカード、smartWAONに登録していないWAON以外」は対象ということみたいです。

ですので、イオンカード以外のクレジットカード、WAON以外の電子マネーの支払い時にWAON POINTカードを提示してもWAON POINTは貯まります(実証済み)。

また、WAON POINTは加盟店で提示すると貯まるポイントですので、Tポイントやdポイント、Pontaなどと同様に加盟店以外ではWAON POINTは貯まりません。(まあこれは当然ですね。)

WAON POINTは、貯まったポイントがそのままお買い物に利用できる

WAON POINTは、貯まったポイントを次のお買い物の際に1ポイント=1円として利用できます。

WAONポイントはWAONステーションで電子マネーのWAONに交換しないとお買い物に利用できないので、使う際の利便性は向上しています。

とはいっても、Tポイントもdポイントは以前からそうですので、画期的というほどのことでもないのですが。

WAON POINTは、WAONステーションを使ってWAONポイントに交換することができますので、最終的に電子マネーのWAONにチャージすることも可能です。

WAON POINTはそのままでもWAON POINT加盟店でのお買い物に利用できるので、わざわざ電子マネーのWAONに交換する必要はあまりなさそうですが、WAONに交換すれば、ファミマやローソン、マクドナルドや吉野家とかで使るようになります。

あとは細かい点ですが、WAON POINTは最大2年の有効期限がありますので、電子マネーのWAONに変えておけば有効期限を気にする必要はなくなります。

WAON POINTとWAONポイントは別物

waon-card

電子マネーWAONで貯まる「WAONポイント」とWAON POINTカードで貯まる「WAON POINT」は声に出したら違いはわかりませんが、別物です。

waon-point  smart-waon-point-dog

左がWAONポイント、右がWAON POINT、キャラも違いますね。

ただ、後ほど詳しく説明しますがWAON POINT会員に登録する際に電子マネーのWAONの番号を登録すると、WAON POINT加盟店で電子マネーWAONを使った時に貯まるポイントが「WAONポイント」から「WAON POINT」に変わります。

WAON POINT加盟店以外でWAONで支払った場合には、今まで通り「WAONポイント」が貯まります。

実はWAON POINTは「センターお預かりポイント」としてキャンペーン等の特典でもらえたりするWAONポイントと一緒に管理されていて、WAONステーションやイオン銀行ATMで「センターお預かりポイント受け取り(WAONステーション)」、「特典受け取り→キャンペーン等のWAONポイントを受け取る(イオン銀行ATM)」を行うことで、WAONポイントに交換されます。

WAON POINTとときめきポイントも別物

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イオンカードの支払いで貯まるときめきポイントとWAON POINTも別物です。

tokimeki-point  smart-waon-point-dog

これは名前も違いますのでまあそうでしょうね。という感じですが、よくわからないのがイオンカードでの支払いではWAON POINTは貯まらず、WAON POINTとときめきポイントの2重取りはできない点です。

ただ、2016年6月からイオングループの利用はときめきポイントの還元率がいつでも2倍になったのを考えると、2重取りにさせない代わりに、ときめきポイントを2倍にしたという感じんでしょうね。きっと。

ただ、色々試してみたところ、イオンカード以外のクレジットカード支払いではWAON POINTカードの提示でWAON POINTが貯まるため、イオンカード以外のクレジットカードのポイントとWAON POINTの2重取りはできるという状態になっています。

こちらについては後ほど実際に試してみた結果もご紹介したいと思います。

WAON POINTカードを使うには会員登録が必須

WAON POINTカードで貯めたポイントを使うには住所・氏名などの会員登録が必須になっています。

WAON POINTのホームページ「smart WAONウェブサイト」から登録できます。

smart WAONウェブサイト

これをやっておかないとWAONで支払った際にポイントが貯まらなかったり、貯まったWAON POINTが使えるようにはできないようです。

会員登録は新規登録がおすすめ

smartWAONのサイトでは、イオンスクエアの会員登録がある方はイオンスクエアメンバーのアカウントでログインできます。

またFacebook、YAHOO JAPAN!JAPANのアカウントでもログイン連携できるようですが、イオンスクエアやFacebookのIDでログインした場合、ウォーキングでポイントが貯まるアプリは使えないので、新たに「WAON POINT会員」に新規登録したほうがよさそうです。

下の画像の赤枠のWAON POINT新規会員登録を選びましょう。

waon-point-regist

WAON POINTの登録はWAON POINTカードがなくてもできる

で、このWAON POINTのホームページですが、会員登録はWAON POINTカードを持っていなくても、WAONかイオンカードがあれば登録できるようになっています。

こんな感じで持っているカードを選んで登録します。

waonpoint-regist

で、WAONカードやイオンカードでsmartWAONを登録した場合は、WAONカードやイオンカードが「WAON POINTカード」として利用できるようになるみたいです。

イオンカードを登録した場合には、イオンなどWAON POINT加盟店のレジでイオンカードを提示すると、WAON POINTが貯まるということです。

※ただし、ややこしいことにWAON POINTはイオンカード支払いではポイントが付かないため、イオンカードを登録している場合はイオンカードを提示して現金か商品券で支払わないとWAON POINTは貯まりません。

複数のカード(WAON POINTカード、電子マネーWAONカード、イオンカード)が登録できる

smartWAONのサイトでは、一つのIDでイオンカード、WAONカード、WAONポイントカードを最大15枚まで(そのうちイオンカードは1枚のみ)登録できます。

smart WAONウェブサイトに登録されていないカードだけでなく、smart WAONウェブサイトに登録済みのカードも追加できます。

イオンカード会員は自動的に会員になっている?

イオンカード会員は自動で登録されているようです。

前項の規定にかかわらず、所有者情報登録済みWAONカード等をお持ちのお客さまおよびイオンカード等のカード会員は、前項で定める会員登録をすることなく、WAON POINT会員となり、WAON POINTサービスをご利用することができます。ただし、所有者情報登録済みWAONカード等をお持ちのお客さまにおいて、所有者情報登録に未記入項目等がありWAON POINT会員登録ができない場合、再登録をお願いする場合がございますので、ご了承ください。

WAON POINTサービス規約 第3条(会員登録)2より

じゃあ、WAONやイオンカードの番号でWAON POINTの会員登録を行った場合、WAON POINTカードを提示しなくても、WAONやイオンカードの利用でWAON POINTが貯まるのか?

このあたりは使ってみた結果をまとめていますので、以下ご確認ください。

WAON POINTの貯まり方は?

WAON POINTの貯まり方ですが、支払い方法によって違いがあり、かなりわかりにくくなってます。

実際に試してみたところ、どうもこんな感じになっているようです。

WAON PONTカードを提示して現金、または商品券、ギフトカードで支払い

この場合は200円(税込)につき1WAON POINTが貯まります。

還元率は約0.5%です。

毎月10日の「ありが10デー」のポイント5倍も対象になっていて200円(税込)のお買い物で5ポイントが貯まりました。

イオンカード以外のクレジットカード支払いやWAON POINTの利用でも、WAON POINTカードを提示すればWAON POINTは貯まります。

以下のページでWAONN POINT支払時のレシートの見方に記載されています。

レシートの見方(WAON POINTカード)

WAON PONTカードを提示してWAONで支払うと?

まずは「WAONポイント」と「WAON POINT」が別物であることに注意が必要です。

  • 「WAONポイント」:電子マネーWAONの支払いで貯まるポイント
  • 「WAON POINT」:WAON POINTカード提示で貯まるポイント

この場合はWAON POINT会員登録の有無で貯まるポイントが変わるようです。

会員登録した場合は、電子マネーWAONのポイント「WAON POINT」が会員未登録の場合には、これまでどおり「WAON ポイント」が200円(税込)につき1ポイント貯まります。

さらに、会員登録している場合にはWAON POINTカードの「WAON POINT」が月の利用500円(税込)につき1WAON POINTが貯まりますので、月に1,000円(税込)WAONの支払があれば5WAONポイント+2WAON POINTが貯まります。

合計で還元率は最大で0.7%です。

2019年7月以降はイオンの対象店舗なら200円(税込)につき2ポイントと2倍にアップしますが、月間の500円(税込)につき1ポイントの付与は廃止になりますので、還元率は最大1%になります。

オートチャージとWAON利用の2重取りはできるのか?

イオンカードセレクトのカード番号をsmartWAONのサイトに登録して、WAONに銀行口座からのオートチャージを設定するとオートチャージでWAONポイントが0.5%貯まりますが、合計1.2%還元にはできるのか?

実際に試してみました。

このレシートはイオンカードセレクトのクレジットカード番号をsmartWAONのサイトに登録し、イオンでWAONを使って支払いをしたものです。

waonpoint-waon

「今回ポイント」というのはWAON POINTで電子マネーポイントとして200円(税込)=1WAON POINTが貯まっています。

ちなみにこの支払い時にオートチャージも実行されていますので、この分は後日イオン銀行の特典としてWAONポイントがもらえます。

WAON残高を気にせずに買い物できるのもオートチャージの便利なところです。

で、結果はこのとおり、月間WAON POINTがもらえました。

waon-point-rireki

他にもいくらかWAONで買い物をしたので2,000円以上になっていたようで、4WAON POINTが付与されています。

WAONの場合1回の買い物で200円未満は切り捨てされてしまうので還元率はその分下がり気味になりますが、オートチャージ分0.5%+1回の利用分0.5%+月間利用0.2%で最大1.2%還元にできました。

※2019年7月以降はイオンの対象店舗ならWAONの1回の利用で最大1.0%に還元率がアップしますので、オートチャージと合計で最大1.5%還元になります。

WAON PONTカードを提示してイオンカードで支払うと?

イオンカードのクレジット支払いでは「WAON POINT」は貯まりませんでした。

イオンカードの「「ときめきポイント」はWAON POINTサービス開始と同時にイオングループの対象店舗で常時ポイント2倍がスタートしましたので、これだけで1%還元です。

これで「WAON POINT」も付与してしまうと還元率は1.5%、これまでの3倍のポイント還元率になってしまいますので、さすがにこれはないでしょう。

この辺りは同じイオングループとはいえ「イオンカード(クレジットカード)」、「電子マネーWAON」、「WAON POINTカード」の発行会社がそれぞれ異なることで生じたことなのでしょうね。

  • イオンカード:発行は株式会社イオン銀行、運営はイオンクレジットサービス株式会社
  • 電子マネーWAON:イオンリテール株式会社
  • WAON POINTカード:イオンマーケティング株式会社

ただ将来的にはWAON POINTに統一されるそうなので、そのうち便利になるのでしょう。

WAON PONTカードを提示してイオンカード以外のクレジットや電子マネーで支払うと?

イオンカード(厳密にいうと、恐らくときめきポイントが貯まるイオンカード)以外のクレジットカード支払いだとWAON POINTは付与されるようです。

こちらは実際に色々と試してみましたが、以下の支払いでWAON POINTが貯まりました。

  • WAON PONTカード提示&クレジットカード(リクルートカード)支払い
    →WAONPOINTは貯まる。
  • WAON PONTカード提示&後払い電子マネーiD(三井住友カード)支払い
    →WAONPOINTは貯まる。
  • WAON PONTカード提示&後払い電子マネーQUICPay(JCBカード)支払い
    →WAONPOINTは貯まる。
  • WAON PONTカード提示&事前払い電子マネーSuicaカード支払い
    →WAONPOINTは貯まる。

ポストペイ型(後払い式)電子マネーのiDやQUICPayもWAON POINTは貯まりましたが、これらは最終的にはクレジットカード支払として請求されるので、同じ事になるのでしょうね。

ただし、iDはANA VISAカード(三井住友カード)を使った結果です。

イオンカードもiDは使えますが、イオンカードのiDの場合「ときめきポイント」が貯まるのでおそらくWAON POINTの付与は対象外なのではと思います。

WAON POINTカード、イオンカードもボーナスポイント対象カードに加わった

いままでボーナスポイント対象商品のでもらえるのはWAONポイントでしたが、WAON POINT、ときめきポイントもボーナスポイント対象カードになりました。

ボーナスポイント・ボーナスマイル 対象商品

ネットショッピングでもWAON POINTが貯まる

おうちでイオンやイオンネットスーパーの利用でWAON POINTが貯まります。

ウォーキングで貯まる

「smart WAONアプリ」を歩数計アプリ「CARADA」「RenoBody」と連動すれば、8,000歩で1WAON POINTが貯まります。

carada-renobody

ただし、イオンスクエアやFacebookなどのIDで会員登録しているとRenoBody、CARADAでポイントを貯めることができませんので、注意が必要です。

8,000歩というのは早歩きで20分程度、ウォーキングの最適歩数と言われているようですので、きっとここから適用されたのでしょう。

毎日かかさず歩けば30WAON POINT位、年間で365POINT貯められますね。

ぜひWAON POINT会員に登録して利用してみましょう。

WAON POINTの使いみち

貯まったWAON POINTは他の共通ポイントと同様に1ポイント=1円としてお買い物に利用できます。

WAONポイント経由でならWAONへチャージもできます。

商品との交換も始まりました。

WAON POINT加盟店

WAON POINTは家族、友達にシェアできる

smart WAONウェブサイトでは家族設定ができるようになっていて、家族で貯めたポイントを合算して利用できるようになるようです。

また、QRコードを使って友達にポイントをPRESENTおする機能もできるようです。

いろいろとキャンペーンも実施中

キャンペーンなども色々実施されています。

smartWAONのホームページやsmartWAONアプリからご確認いただけます。

smartWAONホームページ

WAON POINTカードのメリットって

WAON POINTカードのメリットはどんなところにあるのかをまとめてみるとこんな感じでしょうか?

waon-point-card-get

  • WAONの還元率が0.2%アップ(月の利用500円につき1ポイント)
    ※2019年7月以降は、対象店舗で最大1%還元(200円=2ポイント)に変更されます。
  • ウォーキングで毎日1ポイント
  • 現金でもポイントが貯められるようになる
  • 他のクレジットカードのポイントとWAON POINTの2重取りができる

WAONを使っている人にとってはsmartWAONに登録するだけで、還元率が0.2%もアップするのでこれはお得ですよね。

イオンカードユーザーは、WOAN POINTカードそのもののメリットはあまりなさそうですが、WAON POINTがスタートしたとほぼ同時にときめきポイントが「いつでも2倍」になりましたので、WAON POINTカードの開始によりイオンカードもお得になったと言えそうです。

ウォーキングはお得ではありますが月に30円程度なのでまあ、おまけ程度といったとことですね。

以外とメリットがあるのが、他のクレジットカードや電子マネー利用者でしょうか?

例えば私はリクルートカードのQUICPayを使っていますが、WAON POINTカードを提示してQUICPayで支払えば、リクルートカードポイントにWAONポイント0.5%が上乗せされます。

とはいえ私はイオンのお買い物は20日と30日、サンキューパスポートの5%OFFを中心に使っているので、イオンカードで支払うようにしていますが。

イオンカードをお持ちでなければ

WAON POINTカードは提示で貯まるポイントなので、イオンを一番お得に利用したい方はやはりイオンカードを利用するのがよいと思います。

中でもイオンカードセレクトを選べばWAONもイオンカードもお得につかえますので、おすすめです。

お得な入会キャンペーンもありますので、公式サイトでご確認ください。

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