セブン-イレブン・イトーヨーカドーでおなじみの「セブン&アイホールディングス」グループのセブン・カードサービスが発行するセブンカード・プラスです。
2019年7月より開始された「7Pay」は2019年9月末にて終了となりました。
2019年7月にnanacoのポイント還元に変更(引き下げ)に伴い、セブン・イレブンをお得に使うためのアプリでもあっただけに残念ですが、セブンカードからのnanacoへのチャージ+nanacoの利用といった、セブンカード・プラスをお得にする基本的な使い方は変わっていませんので、そのあたりをふまえ紹介していこうと思います。
イトーヨーカドーが8のつく日は5%OFFになるのに加え、セブン&アイグループの対象店舗ならポイント2倍、今となっては貴重なnanacoへのオートチャージでポイントが貯まるクレジットカードでもあります。
詳しく見ていきましょう。
もくじ
- 1 年会費無料・ブランドはVISA、JCB
- 2 毎月8のつく日はハッピーデー!
- 3 一体型か紐付け型かの2種類があるのは便利
- 4 セブンカード・プラスでお得にポイントが貯まるお店
- 5 基本のクレジット還元率は0.5%と流通系カード並み
- 6 nanacoへのクレジットチャージで0.5%還元
- 7 nanacoボーナスポイント
- 8 累計ボーナスnanacoポイント
- 9 QUICPay(nanaco)が利用できる
- 10 JCBブランドはApplePayに対応
- 11 セブンカードの優待サービス
- 12 セブンカード・プラスの家族カード、ETCカードの年会費
- 13 セブンカード・プラスのショッピング保険
- 14 セブンカード・プラスの旅行傷害保険
- 15 セブンカード・プラスのまとめ
年会費無料・ブランドはVISA、JCB
年会費は2020年1月10日(金)支払分以降は無料になります。
2019年7月以降に申込まれた方は年会費無料で利用できます。
ブランドはVISAかJCBから選ぶことができます。
毎月8のつく日はハッピーデー!
毎月8日、18日、28日の8のつく日はハッピーデーとして、イトーヨーカドー、イトーヨーカドーネットスーパーの利用が、ほとんど全品5%OFFになります。
イオンの5%OFFのは20日と30日の月に2回ですが、イトーヨーカドーは3回ありますので、10日に1回は5%OFFで買い物ができ、結構お得感があります。
一体型か紐付け型かの2種類があるのは便利
セブンカード・プラスは、クレジットカードと電子マネーnanacoを組み合わせることで、力を発揮してくれるクレジットカードです。
セブンカード・プラスには、nanacoが内蔵された一体型と、nanacoカードは別に持つ紐付型が用意されています。
左が一体型、右が紐づけ型です。
一体型には右上にnanacoのマークが入っています。
気球に乗ったミッキー・マウスが可愛らしいディズニー・デザインもあります。
カードデザインは公式サイトにてご確認いただけます。
すでにnanacoを持っている人は利用しているnanacoカードと紐づけできますので、今持っているnanacoカードが有効活用できます。
まだnanaco持っていない人は、一体型を選べば財布の中のカードの枚数を減らすことができますし、nanacoカードは通常発行手数料が300円(税込)かかりますので、その分も節約できます。
利用者のニーズをよく考えてくれているのだと思いますのでこのあたりはよいですね。
セブンカード・プラスでお得にポイントが貯まるお店
セブン&アイグループでのnanacoポイントの貯まり方はこんな感じになっています。
※2019年7月以降の還元率を記載しています。
クレジット払いで200円(税抜)で2nanacoポイント貯まるお店
以下のお店でクレジット払いなら200円(税抜)に付き2ポイントと還元率1%になります。
※2019年6月末までは200円(税抜)に付き3ポイント
- イトーヨーカドー
- ヨークマート
- セブン-イレブン
- デニーズ
- BARNEYS NEWYORK(バーニーズニューヨーク)
- Yatsugatake Kogen Lodge(八ヶ岳高原ロッジ)
毎月16日~翌15日のクレジット利用合計金額に対し、翌々月5日にポイントが加算されます。
たばこ、商品券、ギフト券、テレフォンカード、切手、はがきなどの金券類、箱代などはポイント対象外です。
クレジット払いはnanaco支払いより消費税分お得
セブンカード・プラスでチャージしたnanacoで支払いの場合には、チャージ200円(税抜)で1ポイント+利用も200円(税抜)につき1ポイントの計算となります。
クレジット払いは200円(税抜)=2ポイントですので、クレジットカード払いの方が消費税分お得になりますので、上記のお店ではクレジットカード払いがおすすめです。
イトーヨーカドーネットスーパーは200円(税抜)で2ポイント
イトーヨーカドーネットスーパーの場合、イトーヨーカドーとはポイントの貯まり方がちょっと違っています。
- nanaco番号を登録してお買い物:200円(税抜)につき1ポイント
- クレジット払い:200円(税抜)につき1ポイント
nanaco番号でもらえるポイントはnanacoの利用と同様に、100円(税抜)につき1ポイントとなるため、200円(税抜)=2ポイントとなります。
ただ、nanaco番号登録分のポイントは商品が届いた日の2日後にもらえるというメリットがあったりはします。
クレジット払いで200円(税抜)で2nanacoポイント貯まるお店
以下のお店での利用は200円(税抜)につき2ポイントと還元率1%です。
- Ario(イトーヨーカドー系のショッピングモール)
- セブンネットショッピング
- 西武
- そごう
- セブンミール(セブン・イレブンの食事お届けサービス)
- ビックカメラ
セブンミールの場合、セブン-イレブンの店頭で受け取れば200円(税抜)につき3ポイントになります。
基本のクレジット還元率は0.5%と流通系カード並み
セブンカード・プラスは、クレジットカード支払いの月の利用金額の合計金額200円(税込)につき1nanacoポイントが貯まりますので還元率は0.5%です。
他の流通系カードと同水準で、基本の還元率は高くはありません。
nanacoへのクレジットチャージで0.5%還元
nanacoへのクレジットチャージも200円(税込)につき1nanacoポイントが貯まりますので、還元率は0.5%です。
nanacoでの支払いは200円(税抜)につき1ポイントが貯まりますので、チャージと利用の2重取りによりnanacoの還元率は約1%になりますが、セブンカードのクレジット払いなら、200円(税込)で2ポイントですので、セブンカード支払の方が消費税分はお得です。
セブンカード・プラスのクレジット支払も、1万円以内であればセブン-イレブンでサイン不要、イトーヨーカドーであれば3万円未満はサイン不要で買い物できますので、クレジットカードでもスムーズにお買い物ができます。
nanacoボーナスポイント
セブン-イレブンやイトーヨーカドー、ヨークマートでは、nanacoボーナスポイント対象商品がありますので、対象商品を購入することで、nanacoポイントを効率的に貯めることができます。
2週間程度で商品が入れ替わっていきますので、店頭ではもちろん、セブン-イレブンの対象商品はホームページにも掲載されていますので、お買い物の前にチェックしておくとよいと思います。
累計ボーナスnanacoポイント
イトーヨーカドー、ヨークマートで、4月から翌年3月までの1年間のクレジット払い・カード提示による現金払いの累計ポイント対象金額が100万円(税抜)以上になると、累計ボーナスnanacoポイントがもらえます。
・100万円(税抜)のお買い物で3,000ポイント
・150万円(税抜)のお買い物で10,000ポイント
・150万円(税抜)からは100万円(税抜)単位で10,000ポイント
がもらえます。
年間の利用額が100万円ピッタリだとすると還元率0.3%、150万円ピッタリのだと還元率0.9%も上乗せできますので、イトーヨーカドーやヨークマートをメインのスーパーとして利用している方は、意識して利用するとかなりお得にできそうです。
累計ボーナスポイントは、金額達成月の翌月5日に自動加算され、対象店利用時のレシートできます。
ネットスーパーやセブン-イレブンやセブンネットショッピングとかも対象にしてくれるとかなりありがたいところですが。
QUICPay(nanaco)が利用できる
QUICPay(クイックペイ)とは後払い式の電子マネーです。
事前にチャージしなくても、電子マネーとしてレジでかざすだけでお買い物ができ、利用金額はセブンカード・プラス支払扱いになりますので、月の請求額に反映されます。
かざすだけでクレジットカード払いにできるので、クレジットカードがより便利に利用できるすぐれものです。
実はnanacoカードの裏面にQUICPayマークが付いている場合には、予め機能がついており、セブンカード・プラスを利用されている方は事前に申込を行うと、nanacoカード自体がQUICPay(クイック・ペイ)として利用できるようになります。
セブン-イレブンでQUICPay(nanaco)支払にした場合、nanaco利用の200円(税抜)につき1ポイントに加えて、セブンカード利用分のポイントが200円(税込)につき1ポイントが貯まりますので、nanacoにチャージしてnanaco支払いをするのと同じ還元率になります。
※セブンカード利用分のポイントは2019年7月15日までは200円(税抜)=2ポイント
QUICPayはチャージが不要なので、nanacoのようにカードにお金が寝てしまうということがないのもメリットの一つです。
ただ、見た目はどこから見てもnanacoですので、QUICPayで支払うことを店員さんにはっきりと伝えないと、nanaco払いにされてしまう可能性が高いのでその点は注意が必要そうですね。
QUICPayは紛失時の保険も付帯しており、紛失した際は届け出れば、60日前まで遡り不正利用分を補償してもらえます。
QUICPay(nanaco)についてはこちらをご覧ください。
JCBブランドはApplePayに対応
JCBブランドはApplePayに対応していますので、iPhone7以降、Apple Watch Series2以降をお使いの方は、端末のWalletにセブンカード・プラスを登録すると、街のお店でQUICKPay支払いができるようになります。
セブンカードの優待サービス
セブンカードの優待で、各種施設や旅行ツアーの割引などが受けられます。
セブン旅デスクで、パッケージツアーが最大5%OFF
セブンカード独自の優待として、セブン旅デスクを利用するとパッケージツアーの基本旅行代金が最大5%OFFになります。
ANAスカイホリデー、JALパックが5%OFF、南西楽園ツーリスト、クラブメッド、ビッグホリデーが3%OFFになる他、JTB、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム、JR東日本、阪急交通社などのツアーも取り扱っていますので、旅行の計画をたてるときにはチェックしておくとよいでしょう。
ANAセールス旅行商品はポイント3倍
ANAセールス旅行商品(ANAスカイホリデー・ANAハローツアー)をセブンカード・プラスのクレジット払いで申込むと200円につき3ポイントと、ポイント3倍になります。
カラオケ館の室料が30%OFF
カラオケ館にて、セブンカード・プラスを提示してクレジット払いにすると、室料が30%OFFになります。
お友達や家族で利用すると結構お得になりそうですね。
セブンカード・プラスの家族カード、ETCカードの年会費
家族カードも年会費無料です。
ETCカードについては、年会費も発行手数料も無料です。
ETCの利用でも200円(税抜)に付き1ポイントが貯まります。
セブンカード・プラスのショッピング保険
セブンカード・プラスにはショッピングガード保険(海外)が付帯しています。
海外でセブンカード・プラスで購入した品物が、偶発の事故による破損・盗難などの損害を受けた場合、最高100万円までが補償されます。
1事故につき1万円の自己負担額がかかります。
事前の届け出などは不要ですので、海外でのショッピングは現金よりセブンカード・プラスを使った方が安心できます。
セブンカード・プラスの旅行傷害保険
セブンカード・プラスには旅行保険は付帯していません。
セブンカード・プラスのまとめ
毎月8のつく日にイトーヨーカドー、ネットスーパーでお買い物をすれば5%オフになるのは大きなメリットです。
イトーヨーカドーを年間5万円以上利用している方は利用しないともったいないカードになっています。
イトーヨーカドーかヨークマートをメインのスーパーとして使っている方なら、年間のポイント対象利用金額が100万円以上でボーナスポイントがもらえ、還元率をアップさせることもできます。
2019年7月よりnanacoの還元率が200円(税抜)=1ポイントに下がってしまう中で、200円(税抜)=2ポイントが貯まるセブンカード・プラスはセブンイレブンでnanacoポイントをお得に貯めるための必須アイテムとなっていきそうです。
また、単体のnanacoカードは通常発行手数料が300円かかりますが、セブンカード・プラスであれば発行手数料は無料ですで、まだnanacoを持っていない方はちょっとお得になります。
JCBブランドなら新規入会と利用でお得にnanacoポイントがもらえますので、公式サイトにて条件などしっかり理解した上で、お申込みください。
公式サイトはこちらからご確認いただけます。
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