改悪によりREX CARD(レックスカード)はリクルートカードプラスに移行すべきか?(前編)

※リクルートカードプラスの新規入会受付は終了していますので新たな発行はできません。また、REXカードも現在は年会費無料、ポイント還元率1.25%とサービス内容が大幅に変更されています。

以下の記事は2015年8月時点でのものですので、あらかじめご了承ください。

以下当時の記事となります。

レックスカードとリクルートカードの比較

REXカードの11月利用分からの還元率が1.75%→1.5%と改悪されるのに向けて、他のクレジットカードに移行すべきかどうか真剣に悩んでいます。
移行するとすれば対象はやはり還元率2%を誇るリクルートカードプラス
還元率が1.5%になるREXカードとの差は0.5%。
0.5%といえば普通のクレジットカードの還元率です。

許容できる範囲なのかどうか?どの位差がでるの?
そのあたりを納得行くまで検証してみようと思います。

今回で結論は出ないと思いますので、途中経過ということで。

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改悪後もJACCSモール加盟500店舗ならREXカードの方がリクルートカードプラスよりもお得

Amazon、楽天市場、Yahooショッピング、LOHACO、爽快ドラッグなど、JACCSモールに参加している店舗でのお買物は、JACCSモールを経由しREXカードで支払いをすれば、0.5%以上のJデポ還元が受けられます。
REXポイントと合計の還元率は2%以上となるので、還元率はリクルートカードプラスと同じかそれ以上になります。
現在参加ショップ数は500以上あるので、欲しい商品の大半は参加ショップで購入できそうです。

主なJACCSモール参加ショップのJデポ還元率

合計還元率 JACCSモール
Jデポ還元率
Amazon 2.0% 0.5%
楽天 2.0% 0.5%
Yahooショッピング 2.0% 0.5%
LOHACO 2.5% 1.0%
爽快ドラッグ 3.5% 2.0%
ベルメゾン 2.5% 1.0%

Jデポ還元率1%以上のショップについては、リクルートカードプラス以上の還元が受けられます。

月の請求額に応じてもらえるREXポイントは、Jデポ値引前の金額を元に計算されるので、JACCSモール経由で獲得したJデポの金額により獲得できるREXポイントが減ることがありません。

そのため、Jデポを効率よく獲得するとREXカードの還元率を1.5%を上回っていきます。

複数のショップから選べるのもその時の最安値で買える可能性が高くなります。
この点も大きなメリットも大きいです。

リクルートのサービスについてもREXカードの方がお得な場合もある

リクルート系のサービスも一部ですがJACCSモールに参加しているため、経由すればJデポ還元を受けられます。

特に、ポンパレモールは確認した時点では1.5%のJデポがもらえるので、ポイントが分散するデメリットはあるものの、単純に還元率だけで見るとリクルートカードプラスよりもお得になります。

JACCSモールに参加しているリクルートのサービス

合計還元率 JACCSモール
Jデポ還元率
リクルートポイント
ポンパレモール 6.0% 1.5% 3.0%
じゃらんパック 5.0% 1.5% 2.0%
じゃらんnet 4.0% 0.5% 2.0%
Oisix(おいしっくす) 3.0% 0.5% 1.0%
赤すぐnet 3.0% 0.5% 1.0%
ポンパレ 3.5%+80円 80円 2.0%
ホットペッパーグルメ 3.5%+25円 25円 2.0%
ホットペッパービューティ 3.5%+150円 150円 2.0%

ポンパレモールは1.5%のJデポがもらえるので還元率3%、さらにリクルートポイントがついて、合計6%となり、5%のリクルートカードより1%も上回ります。

・じゃらんパックなら1.5%、じゃらんnetなら0.5%が還元されます。
パッケージツアーの予約なら還元率3%+リンクルートポイント2%で合計5%になります。

他にも
・ポンパレ
・Oisix(おいしっくす)
・赤すぐnet
など結構ありますね。

※Jデポ還元率は変更になる場合もあるとおもいますので、JACCSモールのサイトで確認してください。

※リクルートのサービスで、リクルートカード支払い限定のキャンペーンなどがある場合は、この限りではありません。ただし、そういうケースの場合、もらえるポイントは大抵期間限定ポイントだったりするので、内容は見極める必要があります。

公共料金などはリクルートカードプラスの方がお得

還元率0.5%の差がはっきりでてしまうのが公共料金などの支払いですね。

・電気
・ガス
・水道
・固定電話
・携帯電話
・インターネット回線
・プロバイダー
・NHK
・新聞

その他
・ガソリン
・定期代
・生協
・家賃

・ETCカードによる高速道路通行料

など。

仮にこれらに月10万位かかっているとすると月に500円、年間で6,000円の差になります。
定期代や家賃、ガソリン代などをクレジットカード支払いにしている方は大きな差ですね。

年会費2,000円+税を払っても、これらの支払いだけのためにリクルートカードプラスを作った方がおトクということになります。

我が家も生協(パルシステム)や通勤定期代で結構な金額を支払っているので、この差が一番のポイントになりそうです。

nanacoチャージはREXカードにはない大きなメリット

そもそもREXカードではポイント還元の対象外ですので、太刀打できません。nanacoチャージで2%還元はすごいことです。
セブンイレブンを使う機会は結構ありますし、自動車税で仮に4万払うとすると800円、REXカードでも、Yahoo!公金支払いを使ってポイント還元を受けることはできますが、所定の手数料もかかるので還元率ではリクルートカードでnanacoチャージを利用したほうがお得です。

その他、住民税や健康保険、国民年金などもこの方法が使える方には大きなメリットですね。

実はリクルートカードプラスの還元率は2%ではないという話

REXカードは年間50万円以上利用すれば年会費は無料になりますが、リクルートカードプラスは利用金額にかかわらず、年会費2,000円(+消費税)がかかります。
2,000円÷還元率2%=108,000円
年間約11万円の利用についてはポイントがもらえないのと同じことになります。

リクルートカードプラスの年間利用金額ごとの還元率

 年間利用金額 リクルートカードプラスの年会費差引後の還元率
100,000 -0.16%
300,000 1.28%
500,000 1.57%
1,200,000 1.82%
1,500,000 1.86%
2,000,000 1.89%
10,000,000 1.98%

年間の利用額が50万円の場合の年会費を差し引いた還元率は1.57%しかありません。
同様に100万円利用時の年会費を差し引いた還元率は1.78%です。
厳密に計算すると月に1千万円使っても2%にはなりません。

こうしてみると、年会費2,200円を毎年取られる影響が大きいことがわかりますね。

ここまでのまとめ

  1. ネット通販利用ならJACCSモール経由のJデポ還元でREXカードがお得になるケースも。
    Amazon、楽天市場など複数のお店から選べるので最安値で買える可能性も高い。
  2. ポンパレモール、じゃらんなど、JACCSモール経由でリクルートカードプラスよりお得なケースも。
  3. 公共料金、定期代、家賃などは、リクルートカードプラスが0.5%お得。
  4. nancoチャージで2%還元のメリットが使えるようになる。
  5. 年間の利用額を把握した上でリクルートカードプラスの還元率を確認する必要がある。

意外にも還元率1.5%になった後のREXカードも、リクルートカードプラスに引け劣らない実力を持っていることが見えてきました。

ますます悩むところですね。

次回に続きます。

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