リクルートカードはポイント還元率1.2%、年会費永年無料のクレジットカードとしては最高水準を誇るクレジットカードです。
貯まったリクルートポイントはリクルート系の各種サービスなどで利用できるだけでなく、dポイント・Pontaに即時交換できます。
Ponta経由でJALのマイルなどへの交換もできたり、Pontaとdポイントでローソンのお試し引換券が利用できるなど、ポイントの使い勝手も充実しています。
毎月のように実施されているポンパレモールの還元祭を使えば10%以上の還元率でショッピングができたりしますので、貯めたポイントの利用でお得にポイントをもらうなんてこともできたりします。
個人的には必ず持っておきたいお得なクレジットカードだと思っています。
もくじ
リクルートカードの年会費・国際ブランド
リクルートカードの年会費は家族カードも含め永年無料です。
国際ブランドはJCB、VISA、MASTERが選べます。
JCBの発行元はもちろん株式会社ジェーシービー、VISA・MASTERを選んだ場合カードの発行元は三菱UFJニコス株式会社になります。
ETCカードは年会費無料、JCBは発行手数料無料ですが、VISAは新規発行手数料1,000円(税抜)がかかります。
リクルートカードのポイント還元率は1.2%、計算方法が良心的。
リクルートカードの利用で貯まるのはリクルートポイントです。
リクルートカードでは、毎月の利用合計金額1円単位の1.2%に対して少数点第1位以下を切り捨てる形でポイントを計算しています。
利用合計1,000円単位に対し計算するカードが多い中で、端数が限りなく無駄にならない非常に良心的な計算方法です。
ポイントは1ポイント単位で使えますので、無駄になることはありません。
ポンパレモールだと常時3%、ポンパレモールの還元祭を利用すると10%以上、ポイントで支払った分についてもポイントが付きますので、全額ポイント精算でお金を使わなくてもポイントを貯めることができます。
リクルートカードで貯まったポイントの利用方法
リクルートカードで貯まったポイントの利用方法はかなり充実しています。
Ponta・dポイントに交換
リクルートポイントはPontaポイント・dポイントと即時に等価交換できますので、それぞれの提携先やサービスで利用できます。
お買い物に使えるのはもちろんですが、dポイントなら日興フロッギーで株に投資できたり、Pontaもポイント投資に対応しています。
リクルートのサービスやサービスの提携先ショップで使う
貯まったリクルートポイントはPontaに交換してもしなくても、1ポイント=1円としてリクルートのサービスやショップで使えます。
ショッピングのポンパレモール、街の飲食店で使えるHOT PEPPERグルメ、宿泊予約のじゃらん、サロン予約のHOT PEPPER Beautyなど、色々あります。
ポンパレモールなら常時3%のPontaポイントが貯まりますので、リクルートカードの1.2%と合計で4.2%還元になります。
ポイントで支払った分もしっかりポイントが付与されますので結構ポイントが貯まります。
ポンパレモールのポイント還元祭など、毎月10%以上のポイント還元になるセールが行われていますので上手く活用すれば獲得したポイントで購入した分についてもポイントが貯まります。
RECURUITかんたん払いを使えば街やネットのお店・サービスで使える
リクルートポイントは「REQURUITかんたん支払い」にも使えます。
スマホアプリ「AirWALLET」を使えば、Ponta提携社以外のチェーン店ではないような街のレストランやカフェ、居酒屋とかでもポイントが貯められたり、使えたりします。
リクルートカードは「Okidokiモール(JCB)」、「POINT名人.com(VISA)」は利用できない。
リクルートカードはJCBカードのポイントアップモール「Okidokiモール(JCB)」、三菱UFJニコスのポイントアップモール「POINT名人.com(VISA)」の対象外ですのでモール経由でのポイントアップはできません。
リクルートカードのチャージでポイント
リクルートカードは月30,000円までの上限はありますが、バイルSuicaや楽天Edyのチャージでも1.2%分のポイントが貯まる貴重なカードです。
JCBはモバイルSuicaのチャージができです。
VISA・MASTERは楽天Edy、SMART ICOCAにチャージできます。
以前はnanacoへのクレジットチャージでポイントが付与されていましたが、2020年3月12日以降、nanacoへのクレジットチャージの新規登録はセブン・カードのみとなった、新たにリクルートカードを登録することはできません。
リクルートカードのApplePay対応
全ブランドがApplePayに対応しています。
iPhone7、AppleWatach Series2以降のフェリカ対応機種のWALLETにカードを登録することで、QUICPayが利用できるようになります。
JCBブランドならQUICPay(クイックペイ)カードも使えます。
ApplePayが登場する前は結構便利に使っていましたが、今はApplePayで事足りるので使わなくなってしましましたね。
Enekeyも利用可能
リクルートカードはエネオスの給油の際にかざすだけでクレジットカード払いにできる「Enekey」の決済カードとして登録できます。
近所のエネオスでは、Enekey価格が、現金やエネオスカード以外のクレジットカード、ENEOS nanaco以外の電子マネー払いより1Lあたり3円もお得な価格設定になっていました。
エネオスの店頭でしか申込みはできませんが、リクルートカードを紐付ければ3円値引きに加え1.2%還元がプラスされます。
さらにいうとEneKeyにはTポイントカードも登録できますので、私はヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)に付帯するTポイントカードを登録しましたので、エネオスでEnekeyをかざすだけで、特典3重取りができます。
- 1Lあたり3円値引き
- リクルートカード払いの1.2%還元
- Tポイントカードの200円(税抜)=1ポイント
※エネオスカード、シナジーカードの「元売りクレジットカード」、ANAカードや楽天カード、dカードなどのエネオスの「特別提携カード」は「元売独自の特典」が付与されているため、Tポイントカードの特典は付与対象外となっています。
実際に使ってみたときのレシートがこちらです。
レシートの宛名はJCBブランドのリクルートカードの発行元「JCB様」となっており、確かに3円引きの単価が反映されています。
Tポイントも税引価格の200円=1ポイント(1円未満端数切り捨て)分が表示されています。
リクルートカードに付帯する保険など
リクルートカードは年会費無料ですが、旅行傷害保険もショッピング保険も付帯しています。
年会費無料だと保険は付帯していないカードが結構多い中、かなり良心的な設定だと思います。
旅行傷害保険
リクルートカードは、JCBもVISAも国際ブランドを問わず年会費無料ながら海外・国内ともに旅行傷害保険が付帯しています。
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- 国内旅行障害保険:最高1,000万円
いずれも利用付帯ですので、旅行代金をリクルートカードで支払った場合のみ適用となりますが、年会費無料ですので充分だと思います。
じゃらんやじゃらんパックとかを利用して旅行すればポイント還元も高い上に、保険も付帯するのでこれはよいですね。
ショッピング保険
リクルートカードにはショッピング保険も付帯しており、カードで購入した商品が破損・盗難などの損害を受けた場合、購入日より90日間保障されます。
保険額:年間200万円
保障はVISA/MASTERがMUFG保険、JCBがJCBショッピング保険となり、適用条件は若干異なります。
MUFG保険の場合、国内で購入した商品は分割・リボ払いのみ対象、海外では支払い方法を問わず対象、1事故につき3,000円の自己負担が必要です。
JCBショッピングガード保険は支払回数は問われませんが、船舶、義歯、コンタクトレンズ、動物、金券、携帯電話、食料品など対象外の商品が規定されており、1事故につき3,000円の自己負担が必要です。
リクルートカードのまとめ
リクルートカードのメリットをまとめるとこんな感じになります。
- 年会費永年無料で1.2%の高還元(年会費永年無料のクレジットカードでは最高水準)
- 貯まったポイントはリクルートのサービスだけでなく、Ponta・dポイントに交換すればローソンを始めとする提携先で利用可能
- リクルート関連のサービスで最高水準のポイント還元率で利用できる
- Ponta・dポイントでローソンのお試し引換券でお得に商品と交換できる
- 月に30,000円までならモバイルSuicaへのクレジットチャージで1.2%でポイントが貯まる
その他のスペックはこんな感じです。
リクルートカード | |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA・MASTER・JCB |
カード発行会社 | VISA:三菱UFJニコス JCB:JCB |
ポイント還元率 | 1.2% |
家族カード年会費 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 VISA/MASTERは発行手数料1,000円(税抜)、JCBは発行手数料無料 |
電子マネーチャージ | ※全ての電子マネーの合算金額で月30,000円まで
JCB |
損害旅行保険 | 海外:最高2,000万円 国内:最高1,000万円 利用付帯 |
ショッピング保険 | 保険額:年間200万円、購入日より90日間保障 |
年会費無料としては最高水準の還元率、ポイント利用のハードルも低い。
年会費無料のカードとしては還元率は最高水準、ポイントの計算方法も非常に良心的なのでポイントはそこそこ貯まりそうですし、1ポイント単位で使えて、Ponta・dポイントに交換すれば無駄になるポイントは殆どないと思います。
期間限定ポイントが沢山もらえる
リクルートカードを持っていると、じゃらんやホットペッパーグルメ、じゃらんゴルフなど色々なサービスから期間限定ポイントがもらえたりします。
お試し的な感じなのでしょうが、結構な頻度で1,000ポイントとかもらえたりもすることもありましたので参考まで。
年会費無料のクレジットカードの中では最強と言っても大げさでないカードだと思いますので、是非使ってみることをおすすめします。
リクルートカードの新規入会キャンペーンの詳細については公式サイトにてご確認ください。
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