2019年10月の消費増税と同時にスタートした「日本どこでもキャッシュレス最大5%還元」、上手く活用できていますでしょうか?
日経新聞の記事によると、1日平均10億円分のポイントが消費者に還元されており、2020年3月には原資が不足する可能性があるという話も出てきます。
街を歩いていると、このポスターもちょくちょく見かける様になりました。
ほとんどのコンビニでその場で2%還元になりますので、軽減税率が適用される持ち帰りの食料品なら、消費増税前よりもお得に購入できます。
さらに、キャッシュレス決済事業者各社の特典を活用すると、さらに最大20%とかお得にできてしまいますので、上手く活用したいところですよね。
とはいえキャッシュレス決済もたくさんありすぎて「キャッシュレス決済はどれがいい?」のかわからないという方も多いのではと思います。
ということで「日本どこでもキャッシュレス最大5%還元」を最大限お得に使えるキャッシュレス決済について取り上げていこうと思います。
もくじ
「日本どこでもキャッシュレス最大5%還元」でおすすめのキャッシュレス決済
今回紹介するのはクレジット・カードとスマホ決済を組み合わせることで更にお得に使える
- dカード・iD・d払い
- リクルートカード(JCB)・QUICPay
- ビューカード・Suica・JRE POINTカード
- ヤフーカード・PayPay
dカード・iD・d払い
dカードはドコモが発行するクレジットカードですが、ドコモの利用を問わず利用できるクレジットカードです。
シルバーの一般カードは年会費無料、ゴールドは年会費10,000円(税抜)です。
dカードとスマホを使うと4通りのキャッシュレス決済が利用できます。
- dカード:クレジットカード
- dカード付帯のiD:後払い式電子マネー
- スマホ(Apple Pay、Goole Pay)のiD:後払い式電子マネー
- スマホ(d払いアプリ):バーコード決済
※後払い式電子マネーは事前のチャージ不要、レジでかざすだけで支払いができ、支払った金額はdカードのクレジットカードの利用金額に加算されるという、電子マネーとクレジットカードのいいとこ取りをしたような電子マネーです。
またdカードにはdポイントカードが付帯していますので、d払いが使えるdポイントカード加盟店ならポイントの3重取りができます。
- dカードクレジット払のdポイント
- dポイントカード提示のdポイント
- d払いアプリ支払いのdポイント
d払いアプリでは20%還元とかになるキャンペーンも継続的に実施されており、2019年11月はドラッグストアが+10%還元になるほか、dショッピングではネットのお店も定期的に20%還元を実施しています。
さらにdポイントスーパー還元プログラムを利用するとiD・d払いアプリ」の支払いがいつでも最大7倍になりますので、20%還元と併用すると最大27%還元とかにもできたりします。
他にも特典やメリットが盛りだくさんですので、ぜひ上手く活用してみてください。
新規入会&利用特典についてはこちらでご確認ください。
リクルートカード(JCB)・QUICPay
リクルートカード(JCB)は、年会費無料で何に使っても還元率1.2%という、現在発行されているクレジットカードで最高水準のポイント還元率が魅力のクレジットカードです。
JCBブランドのリクルートカードは後払い式電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」が利用できます。
- リクルートカード:クレジット払い
- QUICPay(Apple Pay、Goole Pay/カード式):電子マネー
特長・メリットをまとめるとこんな感じです。
- 年会費永年無料で1.2%還元のリクルートポイントがたまる
(月間利用金額の1.2%に対して「小数点1位以下切り捨て」と良心的な計算方法) - 貯まったリクルートポイントはPontaに即時交換可能
- PONTAはローソンのお試し引換券に使える
(お菓子やジュース、ビールなどが半額程度のポイントで手に入る) - ポンパレモールではいつで4.2%還元、最大13%還元になるポイント還元祭も実施
- じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティで3.2%還元
- dポイントと相互交換可能
(dカードのサブカードとしてもおすすめ) - nanacoへのクレジットチャージで1.2%貯まる貴重なクレジットカード(月間30,000円まで)
JCBブランドのリクルートカードの発行元であるJCBカードでは、2019年12月15日まで、QUICPayの利用で最大1万円まで20%還元キャンペーンが実施中です。
リクルートカードのお得な新規入会キャンーペーンの詳細は公式サイトにてご確認ください。
リクルートカードについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
ビューカード・Suica・JRE POINTカード
JR東日本や電車の乗車や定期券で使われている「Suica(スイカ)」もキャッシュレス還元事業対象のキャッシュレス決済です。
Suicaの支払いでポイントが貯まることはあまり知られていないかもしれませんが、JR東日本グループの「ビューカード(クレジットカード)」と「JRE POINTカード」を組み合わせるとJR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」がお特に貯められます。
ビューカードの中でもおすすめはJRE CARDです。
JRE CARDの年会費は初年度無料、2年目以降は477円(税抜)ですが、WEB明細登録で請求月は50ポイントが貰えるので年間で最大600ポイントと年会費以上になります。
JRE CARDとSuicaの組み合わせのメリットはこちらです。
- JRE CARD特約店で3.5%還元、JRE POINT加盟店なら1.5%還元
- Suicaのチャージや定期券の購入などでポイント3倍(1.5%還元)ビューカードの「VIEWプラス」特典
- Suicaのオートチャージが利用可能、残高不足で改札に引っかかることもなく便利
- JRE POINT加盟店ならJRE CARDの提示でJRE POINTが貯まる(JR東日本の駅ナカや駅ビルにあるショップなど)
- モバイルSuicaでの定期区間外の乗車なら2%ポイント還元
- ビューカードのWEB明細を利用で、請求のある月は50円分のJRE POINTがもらえ、年間最大年間600円お得
2019年10月以降はモバイルSuicaを使うとJRの列車の利用が2%ポイント還元になりましたので、モバイルSuicaにビューカードのオートチャージを設定し、JRE PONTカードとしてJRE CARDを使うのが、JR東日本の定期券や駅ビルを使う方にとってお得に使えるキャッシュレス決済となります。
ヤフーカード・PayPay
ソフトバンクグループのスマホのバーコード・QRコード決済「PayPay(ペイペイ)」です。
高還元率キャンペーンを連発し一気に注目を集め、1,500万ユーザーを超えている状態です。
PayPay支払いでは2つの特典があります。
- PayPay利用特典:利用金額の1.5%還元
- 特定サービス利用特典:Yahoo! JAPANの対象サービスで1%還元
- 請求書払い利用特典:公共料金の支払いで0.5%還元
- PayPayチャンス:最大1,000円相当が当たる
ただし、この特典が得られるのはPayPayでの支払い方法が「PayPay残高」か「ヤフーカードのクレジットカード支払い」です。
支払方法 | PayPay残高
ヤフーカード |
1.PayPay利用特典 | 利用金額の1.5%還元 決済1回の上限:7,500円相当 |
2.特定サービス利用特典 (Yahoo! JAPANの対象サービス) |
利用金額の1.5%還元 決済1回の上限:7,500円相当 |
3.請求書払い利用特典 (公共料金支払い) |
利用金額の1.5%還元 決済1回の上限:5,000円相当 |
4.PayPayチャンス | 25回に1回の確率で 最大100 円相当100回に1回の確率で 最大1,000円相当) |
1ヶ月の付与条件は1~3の合計で15,000円相当までです。
「PayPay残高」を利用するためには、事前のPayPay残高にチャージする必要があります。
PayPay残高へのチャージは銀行口座、現金(セブン銀行ATM)ヤフオクの売上金、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い、ヤフーカード(クレジットチャージ)が選べます。
「ヤフーカード支払い」とはPayPayの支払いをヤフーカードに設定することで使え、支払った分はヤフーカードのクレジット支払いになります。
おすすめは「ヤフーカードからPayPay残高にチャージしPayPay残高で支払う」です。
ソフトバンクグループのヤフーカードはPayPayにクレジットチャージできる唯一のクレジットカードで、PayPayへのチャージで1%分のTポイントが上乗せできますので、PayPayをさらにお得にできます。
ヤフーカードは年会費無料、何に使っても還元率1%のTポイントが貯まります。
Yahoo! JAPANのサービスの利用ならいつでも3%還元、Tポイントカードが付帯していますので、街のTポイント加盟店なら提示と利用のTポイント2重取りができます。
とはいってもキャッシュレスはよくわからないという方
このあたりについてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご確認ください。
コンビニのお得な使い方についてはこちらの記事で紹介しています。