ポイ活ってしてますか?
ポイントをお得に貯めて、節約のために買い物に使う、マイルに交換してお得に旅行とかを目的にポイ活をしてる方は多いと思います。
私もdポイントをメインに、Tポイント、楽天スーパーポイント、Ponta、WAON POINTなどを貯めてます。
貯まったポイントは買い物で使うというのが一般的でしたが、ここ数年で各ポイントともポイント運用やポイント投資に力を入れており、新たなポイ活の目的が出来てきたなあ。と感じています。
私も実際使ってみて、色々とメリット、デメリットがわかってきましたので、メインで使っているdポイントを中心に、その辺りをわかりやすく紹介していきたいと思います。
もくじ
この記事で分かること
- ポイント投資とポイント運用の違い
- 主要なポイント(dポイント・Tポイント・楽天スーパーポイントなど)で使えるポイント投資・ポイント運用サービス一覧
- dポイントが使えるポイント投資の「日興フロッギー」のメリット・デメリット
- dポイントが使えるポイント運用の「dポイント投資」のメリット・デメリット
- ポイント投資とポイント運用はどっちを使うべきか?
参考になりましたら幸いです。
ポイント投資とポイント運用とは?違いは?
投資と運用?何が違うの?という方、ポイント投資とポイント運用の最大の違いは「本物の株や投資信託がかえるかどうか?」です。
ポイント投資とポイント運用の概要をまとめてみると、このような感じです。
ポイント投資 | ・ポイントで本物の株や投資信託、FXなどが購入できる ・証券会社の口座が必要 ・売却すれば証券会社の口座の残高となり、現金化できる ・売却時に手数料がかかる ・本当の資産運用ができる |
ポイント運用 | ・ポイントで投資信託やETFと連動して運用できる。 ・証券会社の口座は不要 ・引き出しするともらえるのはポイント、現金化はできない ・手数料無料(StockPointを使っているものは手数料5%程度かかる) ・運用体験的な位置付け ※うまくいけばポイントが増え、引出したポイントで買い物などができるので、実際はただの体験というわけではありません |
主なポイントポイント運用、ポイント投資
主要なポイント利用できるポイント投資、ポイント運用をまとめてみました。
色付きの太字のものは私も実際使っています。
ポイント | ポイント投資(投資対象) | ポイント運用 |
dポイント | 日興フロッギー+docomo(株、ETF、REIT) | dポイント投資 |
楽天スーパーポイント | 楽天証券(投資信託、株) | 楽天PointClubポイント運用 |
Tポイント | SBIネオモバイル証券(株、FX) bitFlyer(ビットコイン) |
ー |
PayPayボーナス | ー | ボーナス運用 ※One Tap BUY |
エポスポイント | ー | エポスポイント投資 |
au Payポイント | ー | au Payポイント運用 ※受け取りはPontaポイント |
Ponta | StockPoint for CONNECT(株、ETF、REIT) ※2020年7月開始 |
Pontaポイント運用※StockPoint |
永久不滅ポイント | 永久不滅ポイント運用 株式コース(株)※StockPoint | 永久不滅ポイント運用 |
MIポイント | ※StockPointへの交換 | ※StockPointへの交換 |
StockPointを使ったものがいくつかありますが、StockPointはポイント運用でも交換の際に5%程度低いレートで交換されます。
2020年7月スタートのStockPoint for CONNECTは交換手数料1%のようですが、いずれにしても交換手数料がかかるものはおすすめしません。
私が利用しているポイント投資、ポイント運用
私が利用している、したことがあるポイント投資、ポイント運用はこちらです。
- 日興フロッギー+docomo
- dポイント投資
- 楽天証券 ポイント投資
- 楽天ポイントクラブ ポイント運用
- bitFlyer (※Tポイントを交換したことはないですが)
- StockPoint
この中でメインで使っているのは日興フロッギーとdポイント投資です。
楽天証券のポイント投資は「SPU」で+1倍にするために少額の積立をポイント投資で行っている程度、楽天ポイントクラブ ポイント運用については、楽天証券のポイント投資と間違えてはじめてしまっただけです(笑)。。
SBIネオモバイル証券を使っていない理由は、SBIネオモバイル証券は月220円のサービス利用料がかかるから。(期間固定Tポイント200ポイントがもられるので実質負担は月20円)
Tポイントはメインで貯めているわけでもなく、ウェルシアで20日に1.5倍分利用(割引率33.3%)するのに使うことが多い(いわゆるウェル活)です。
ということで、ここからは日興フロッギーとdポイント投資を実際に使って分かったメリット、デメリットを紹介していきます。
日興フロッギー+docomo
日興フロッギーは、SMBC日興証券とドコモが手を組んで、2020年3月24日にスタートしました。
最大の特徴はdポイントで100ポイントから株やETFが買えるというものです。
最近使い始めたばかりですが、今後はこれをメインにしていこうと考えています。
日興フロッギーのメリット
メリットと感じているのはこんなところですが、なんと言っても1と2ですね。
- 日本株、ETF(上場投資信託)をdポイントで買える
- 期間固定のdポイントも使える
- 100ポイント単位で購入可能(証券会社では通常100株単位なので株価1,000円の銘柄なら最低10万円必要)
- 約3,700銘柄と品揃えが多い(国内で上場している株やETFならほぼ全て購入できる)
- 100万円未満の買いなら手数料無料(売りは手数料0.5%)
- 単元株数(100株)以上で単元株に振替できる(株主優待がもらえる、日興イージートレードが使え売りの手数料を抑えられる)
- 日興イージートレードも使えるようになるのでIPO(新規上場)銘柄に参加も可能
- NISAも利用可能
- 読むだけでdポイントがもらえる記事がある
- 色々な記事で勉強になる、記事で紹介している銘柄がその場で買える
- ポイントだからといって無駄な買い物をしなくなる
SMBC日興証券に口座が必要というのにちょっとためらいもしましたが、100株になれば単元株に振替できたり、日興イージートレードも使えるので自分のお金を使って本格的な投資もできます。
日興フロッギーのデメリット
デメリットはこんなところです。
- 成行(リアルタイム)、指値で買えない(前場か後場の始値で約定)
- 11:30~16:00は注文できない(注文可能なのは16:00~01:59、5:00~11:29)
- 売却時に100万円未満で0.5%の手数料(スプレッド)がかかる(100万円以上なら買いも売りも手数料1%)
- SBIネオモバイル証券がやっている「ひとかぶIPO」がない
別にデイトレや短期投資がしたいわけではないので、手数料以外はそれほどデメリットと思ってなかったりもしますが、IPO銘柄に1株単位で参加できるようにしてほしいと要望はありますね。(dポイントで買えなくてもいいので)
dポイント投資
dポイント投資は、dポイントを運用して、売却時にはdポイントとして受け取れるものです。
dポイント投資のホームページには「投資体験ができる新しいサービス」と書かれていますが、実施にポイントが増減するので、利益も損失も発生しますし、厳密に言えば利益が70万円以上を超える場合には税金も発生します(まずないと思いますが)。
ポイントなので自分のお金で投資をするよりは、気楽な気持ちで参加はできるのでしょうが、実際私もコロナの暴落時にはかなりの含み損が出ていたので、塩漬けになってしまっていました。
最近ようやく含み益が出るようになりました。
dポイント投資のメリット
dポイント投資のメリットはこんな感じです。
- dカード GOLD特典のドコモとドコモ光の料金でもらえる9%分も利用可能
- 運用中はポイントの有効期限が無期限になる
- dポイントの追加は100ポイント単位、引出しは1ポイント単位
- おまかせコースでロボアドバイザー「THEO(テオ)」のAIファンドに連動して運用できる(グロースは世界の株式中心、インカムは世界の債券中心、分散投資できる)
- テーマ型のETFで分散投資も可能(日経平均株価(日経225)、新興国、コミュニケーション、生活必需品、ヘルスケア、米国大型株、金(ゴールド)、クリーン・エネルギー)
- 手数料や信託報酬が一切かからない
dポイント投資のデメリット
dポイント投資のデメリットはこんな感じです。
- 期間・用途限定のdポイントは利用できない
- 運用中は買い物などに使えない、使いたい日の2営業日前位に引出ししておかないといけない
1については、日興フロッギーは期間・用途限定のdポイントも使えますので、使い分けるのもあり?かもしれませんね。
2については、スタート当初はリアルタイムに反映してた時期があったので、ちょっと不便には感じますが、まあ仕方ないですね。
ポイント投資とポイント運用どっちを使うべき?
ポイント投資(日興フロッギー)とポイント運用(dポイント投資)どっちを使うのがいい?
選ぶ際に考えるポイントを整理してみましたので、参考になれば幸いです。
ポイント運用(dポイント投資)は体験ではない、リスクがあるのは日興フロッギー(ポイント投資)と一緒
「ポイント運用は投資体験」みたいな説明をよくみかけます。
「100ポイント程度からスタートできる」し「ポイントだから気軽な気持ちで」ということをもって「体験」といっているのかもしれませんが、日興フロッギーもdポイント投資も100ポイントから投資できますので、少額、ポイントだからという点は同じですし、相場によって「実際に利益も損失も発生する」という点は「ポイント投資もポイント運用も同じ」です。
なので「ポイント運用=投資体験」というのは間違いだと思います。
投資対象と現金化したいかどうか?の違いで判断
リスクが同じであれば、どっちを使うかのポイントは「投資対象(リスクリターンの幅)」と「現金化したいか?」で考えるのがいいと思います。
投資対象の違い
投資対象の大きな違いは「株・ETF・REIT」と「ロボアド」、「ETF(投資信託)」です。
- ポイント投資(日興フロッギー):株式市場に上場している国内の株式会社が発行する個別株・ETF・REIT
- ポイント運用(dポイント投資):投資対象はテーマ型のETF(上場等信託)や複数のETFや金などを組み合わせて運用する「ロボアドバイザー(THEO)」
株は1企業(複数の会社を束ねる持株会社だったりもします)に投資をするため、その会社の成長次第で株価が数倍以上(10倍になる株=テンバガー)になることがある反面、業績悪化や不祥事などで暴落、最悪は上場廃止や倒産で紙切れ同然になるリスクもあります。
また、株はヘッジファンド等の海外の大口投資家が短期的な利益を目的に大量の資金を使ってマネーゲーム的な取引を行っていますので、企業業績に関係なく数日程度で数倍になったり、数分の1になったりするので、初心者が巻き込まれ「大損して一発退場」なんて話もよくあります。
ETF(上場投資信託)であれば、プロのファンドマネージャーが選んだ複数の株や債権など、または複数の国に分散して投資しているものが多いので、株に比べ値動きは大きくないものの、株よりはリスクが少ないと思います。
さらにいうと、dポイント投資のおまかせ運用で採用されているロボアドバイザー「THEO(テオ)」のAIファンドは、アクティブなら世界中の株式を中心に、バランスなら世界中の債権を中心にしたETFを複数組み合わせてAIで自動的にリバランス(相場や運用成績によって投資配分の調整)みたいなことをやっているので「分散投資をさらに分散」みたいになっています。
現金化できるかの違いで考えると
ポイント投資は売却後は証券口座の残高になりますので、銀行口座に出金すればポイントが現金化できるので、何にでも使えます。
ポイント運用はポイントで受け取りますので、そのポイントの使い道の範囲で利用することになります。
ポイント投資は売却時に手数料がかかりますので、ポイントで使う目的が果たせる場合は、ポイント投資で十分と思います。
私の場合、iPhoneの機種変更をタダにする目的でdポイントを2年かけてしっかり貯めるためにdポイント投資を使ってきました。
この場合はポイント投資で十分といえそうです。
ちなみに、前回の機種変更のときは、dポイント投資で-2円の損失が出ましたが。。。
プロにおまかせは楽だし手数料無料は嬉しいけど、それって大きな機会損失じゃない?
手数料無料でおまかせ運用、ほったらかしといてよくて楽ちんなポイント運用「dポイント投資」ですが、一方では、2つの大きな機会があるいと気づきました。
- 経済について意識して勉強する機会
- 大きな利益を得て資産を増やせる機会
1については、実際に株を買おうと思うと、どんな会社があるのか調べるところから始まり、その会社の事業、経営内容を把握し、会社の将来性の評価だったり、この先の世の中がどうなっていくのか?を予測するために、経済ニュースや身の回りでおきていることを自分なりに理解していくとか、意識的に勉強するモチベーションアップになります。
2については、株で利益を出すためには、上場している企業の将来性の評価だけではだめで、株式市場で勝ち残るための知識や経験、ノウハウを蓄積し、実行していく行動力が必要です。
結果的に大きな利益が得られるかどうかはともかくとして、株に投資すれば「自分を高められるかも!」という考えがでてきた結果、私的には「ポイントは運用ではなく投資に使う」という方針になりました。
ということでポイントは全力でポイント投資に使っていきます
そんなこんなで日興フロッギー(SMBC日興証券)に口座を開設し、少額からですが、ポイントと現金で株式投資をはじめてみました。
株の知識や経験はほとんどありませんが、デイトレや短期売買は行わず、これから伸びていく可能性のある会社を、社会情勢やその会社の事業内容や決算内容、ファンダメンタルをみつつ、自分も利用するし応援したいと思える会社に中長期のスタンスで投資するという感じで、やっていこうと思います。
運用成績なども公開していければと思っています。
私がメインで貯めたりポイント運用しているdポイントやdカード関連の記事になりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
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