年会費無料で1%値引き+Tポイントなら0.5%還元、入会6ヶ月間は2.5%還元の「P-one Wiz(ピーワン・ウィズ)」を徹底解説します。
支払方法にさえ注意すれば、年会費無料のクレジットカードとしては最強のクレジットカードだと思います。
P-oneカードは以前メインカードとして7年以上利用していたクレジットカードでした。
P-oneカードブルーというクレジットカードで、請求時1%OFFに加え、当時はポイント還元もあって7のつく日はポイント10倍という高還元カードでしたが、徐々に改悪されて1回払いはポイントが付かなくなり、その後レックスカードの登場により使わなくなってしまいました。
その後2015年7月、P-one Wizが誕生しポイント還元が復活しました。
しかもTポイントなら他のP-oneカードよりもお得なレートで交換できるという嬉しい特典も追加され、合計の還元率はなんと1.5%という高還元率を実現しています。
これは嬉しい限りですね。
もくじ
P-one Wizの年会費・国際ブランド
年会費永年無料・主要3ブランドに対応
年会費は永年無料、家族カードも無料です。
ブランドはVISA、Master、JCBから選べます。
自動で請求時1%値引きは本当に便利
P-one Wizの最大の特長はクレジットカード利用額から1%値引いた金額で請求されるところですね。
利用明細100円ごとに1%値引いた金額で請求されます。各明細の99円以下はポイント対象にならないので、厳密に言えば1%ではないですが、何もしなくても確実に還元を受けることができます。
ただし、以下の利用は対象外ですので覚えておきましょう。
サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、各種保険料、ETCカードのご利用分、キャッシングご利用分は「1%OFF特典」対象外となります。
nanacoチャージ、およびETC利用料金が対象外なのはちょっと残念ですね。
サンリブ、マルショクは九州、中国地方で展開しているスーパーです。
さらにポイントも貯まる、Tポイント交換なら還元率は実質1.5%
ご利用金額1,000円(税込)につき1ポケットポイントが貯まります。
ポイント付与対象は1%値引き後の金額です。
P-one Wiz限定特典として、T-POINTへの交換なら、ポケットポイント1ポイント=Tポイント5ポイントで交換できますので、還元率は0.5%となり、1%値引きと合わせると還元率は1.5%となります。
100ポケット・ポイント以上100ポイント単位で利用可能です。
※Tポイントへの交換を行うためには、事前にYahoo! JAPAN IDの登録が必要です。
その他のポイントとの交換や、銀行口座振込による現金還元も可能ですが、その場合は、1ポイント=3円相当となり、還元率は0.3%に下がります。
P-one Wizを使うのであればポイントはT-POINT交換しかないと思っておいてよいでしょう。
さらに入会後6ヶ月間はポイント3倍!還元率は2.5%
入会6ヶ月間は、ご利用金額1,000円(税込)につきボーナスポイントが2ポイントもらえて、合計3ポイントもらえます。
T-POINTへの交換なら還元率1.5%ですので、2.5%に跳ね上がります。
貯まったポイントのTポイント以外の交換先は?
銀行口座への振込(キャッシュバック)
他のポイントへの移行
JALマイルに交換
ポケット・ポイント300ポイント以上100ポイント単位でJALマイルに交換できます。
スタンダードコースとセレクトコース(有料)があり、レートがそれぞれ変わります。
P-ONE MALL経由でポイント還元率最大30倍
ポケットカードには、P-ONE MALLがあり、経由すればポイントは最大30倍になります。
ただし、Amazon、楽天市場についてはボーナスポイントの付与対象外です。
Yahoo! ショッピングなら、1,000円につき+3ポイントが、LOHACOなら1,000円につき+5ポイントももらえます。
請求時1%値引 + 通常1ポイント + モール特典3ポイント、さらにYahoo! ショッピングのポイントが1%付くので、T-POINT交換なら4%の還元率で、ヤフーカードを上回ります。
どちらもT-POINTなのでポイントが分散しないのもいいですね。
経由忘れ防止ツールは提供されていないので、ネットショッピングなどの際は、P-ONE MALLにログインして確認する必要があります。
優待など
レンタカーが5%オフだったり、旅行のパッケージツアーが8%になる優待などが受けられます。
・キャッシュパスポート
・海外サポートサービス
・レンタカー5%割引
・ポケットカードトラベルセンター(最大8%割引)
・海外おみやげ宅配サービス
有料にはなりますが、ロードサービスと、水回りのトラブルに対応してくれるサービスも利用できます。
P-oneWizはリボ払い専用カードだが、全額払いを設定すれば、リボ払いの手数料はかかりません。
P-one Wizはショッピングリボ払い専用カードですが、「ずっと全額支払い」を設定することで、1回払いになり、手数料はかかりません。
※変更締切日は翌月引落日の金融機関4営業日前の前日なので、カードが届いたら必ず「ずっと全額支払い」に変更しておきましょう。
変更はインターネットで明細が見れたり、ポイント効果を行ったり、各種設定が行える「ネットカウンター」から設定できます。
P-one Wizの家族カード・ETCカード
P-one Wizの家族カードは無料で3枚まで発行できます。
ただし、利用限度額は本人カードの利用枠までです。
たまったポイントについても、本人会員カードに合算されます。
ETCカードは新規発行手数料が1,000円(+消費税)がかかります。
年会費はありませんが、有効期限更新発行手数料が1,000円(+消費税)がかかります。
ETC利用料金は1%値引き対象外ですので、ETCカードを発行するメリットはなさそうです。
P-one Wizのショッピング保険
P-one Wizには以下のショッピング保険が付帯しています。
・紛失・盗難保障
・購入商品安心保険(購入日から90日間、年間補償限度額50万円、免責金額3,000円)
家族カードにも適用されます。
P-one Wizの旅行保険
P-one Wizには旅行保険は付帯していません。
年会費無料でこのポイント還元率を考えると仕方ないところですね。
P-one Wizのまとめ
P-one Wizのメリットをまとめてみるとこんな感じでしょうか?
- 年会費無料でT-POINT交換なら1.5%還元という高還元率にできるカード。
- 銀行振込で現金化しても還元率は1.3%なので、同じ年会費無料で還元率1.2%のリクルートカードよりお得。
- 6か月間はポイント3倍で、Tポイント交換なら還元率は2.5%と脅威的な水準。
- P-ONE MALL経由でさらに還元率は上げられます。
- 1%自動値引きは何もしなくてよいので、本当に楽ちん。
- ずっと全額支払いの設定だけは必ず行う必要がある。
年会費無料のクレジットカードの中では、最強の部類に入りますね。
特に、T-POINTをためている人にとっては、ヤフーカードをTカードとして2枚持ちにする手もおすすめです。
ただし、Yahoo!ショッピングやLOHACOで利用する場合には、P-ONEモール経由とどちらがお得か確認する必要がありそうですが。
ヤフーカードについてはこちらをご覧ください。
https://www.card-points.com/yahoo_japan_card
Tポイントを貯めるということで比較するならエクストリームカードをチェックしておくとよいと思います。Gポイント経由で交換の手間はちょっとかかりますが、Tポイントを1.5%の還元率で貯めることができます。
https://www.card-points.com/extreme-card
いずれにしても年会費無料でこの内容は相当魅力的なクレジットカードですので、P-one Wizはおすすめです。
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