小田急線といえば新宿から箱根や江ノ島を結ぶ人気路線、住みやすい街も多く、新宿や下北沢などショッピングで人気のエリアも楽しめますし、ロマンスカーに乗ればちょっとした旅行気分で江ノ島で海水浴、箱根に行けば温泉も楽しめるという贅沢な路線ですよね。
そんな小田急線沿線にお住まいの方で、小田急線や小田急百貨店など小田急グループを利用する機会がある方にとって小田急ポイントが貯められる小田急ポイントカードの中でも最もお得になるのがOPクレジット(小田急カード)です。
PASMOのチャージと乗車とPASMOでの買い物でポイント2重取り、小田急グループ各店でポイントカード提示とクレジットカード利用のポイント2重取り、新宿ミロードで5%OFF、小田急百科店で最大10%OFFなど、ポイントがお得に貯めるチャンスが盛り沢山に用意されています。
小田急を利用している方にとって、使わない理由が見当たらないこのOPクレジットについて詳しく見ていきたいと思います。
もくじ
- 1 OPクレジット(小田急カード)の国際ブランドは主要3ブランドが選べる
- 2 OPクレジット(小田急カード)の年会費は年に1回以上利用すれば無料になる
- 3 ポイントカード、クレジット、電子マネーを組み合わせて小田急ポイントがどんどん貯まる
- 4 OPクレジット(小田急カード)で貯まった小田急ポイントの使い方
- 5 小田急ポイントの有効期限には注意が必要
- 6 OPクレジットの締め日・支払日
- 7 クレジットカード支払いは2回払い、ボーナス1回払いまで手数料無料
- 8 OPクレジット(小田急カード)のネットで確認できる利用明細
- 9 ポイントアップモールは使えない
- 10 OPクレジットの優待サービス
- 11 OPクレジット(小田急カード)のETCカード
- 12 小田急あんしんグーパスIC
- 13 OPクレジット(小田急カード)の「プラスEX」サービス
- 14 OPクレジット(小田急カード)の紛失・盗難補償
- 15 OPクレジットゴールドとOPクレジット(一般カード)との違いは?
- 16 JALカードの提携カードも選べる
- 17 OPクレジット(小田急カード)の入会特典
- 18 OPクレジット(小田急カード)のまとめ
OPクレジット(小田急カード)の国際ブランドは主要3ブランドが選べる
OPクレジット(小田急カード)の国際ブランドはJCB、VISA、MASTERから選べます。
JCBの発行先はもちろんJCB、VISA、MASTERを選んだ場合はのOPクレジットの発行元はMUFGカードです。
OPクレジット(小田急カード)の年会費は年に1回以上利用すれば無料になる
OPクレジットの年会費は初年度無料、2年目以降は500円(税抜)ですが、クレジットカード利用が年に1回以上あれば無料になりますので、実質的に年会費無料で利用できます。
家族カードは1名につき100円(税抜)ですが、こちらも本会員、家族会員のいずれかで年1回以上の利用があれば年会費無料です。
ポイントカード、クレジット、電子マネーを組み合わせて小田急ポイントがどんどん貯まる
OPクレジットで貯まるのは小田急ポイント、貯まったポイントは小田急グループの買い物等に利用できます。
小田急ポイントカードとクレジットカード、PASMOの電子マネーの機能を組み合わせて、2重取りを駆使してポイントを貯めていくことができるのがOPクレジットの最大の魅力です。
- 小田急ポイントカードの提示で貯める「お買い上げ・ご利用ポイント」
- クレジットカードの利用で貯める「クレジットご利用ポイント」
- PASMOのオートチャージで貯める「クレジットご利用ポイント」
- PASMOの電子マネー利用で貯める「小田急電子マネーご利用ポイント」
- 小田急線に乗って貯める「小田急線乗車ポイント」
しかも小田急ポイント加盟店では提示・買い物ポイントとクレジット利用ポイントのイント2重取りが、さらにOPクレジットでオートチャージされたPASMOを電子マネーとして使うと、オートチャージ(クレジット払い)で0.5%+利用時1%の小田急電子マネー利用ポイントが貯まり、こちらも2重取りができます。
色々用意されていてお得な分、使い方には工夫が必要だったりしますので、それぞれのお得な使い方について詳しく紹介していきましょう。
小田急ポイントカードの提示で貯める「お買い上げ・ご利用ポイント」
小田急ポイントカードとして、サービス加盟店で提示すると最大10%の「お買い上げ・ご利用ポイント」が貯まります。
主な店舗はこんな感じです。
お店など | ポイント付与率 |
小田急百貨店 (新宿店・町田店・藤沢店) 小田急百貨店オンラインショッピング |
普通品:本体価格の5~10%※ ※年間の購入金額に応じてランクアップポイントが加算 10~50万円未満:2%(合計7%) 50~80万円未満:3%(合計8%) 80万円以上:5%(合計10%) ただしセール品・食料品・一部売り場商品、レストラン、喫茶の利用は1%還元 |
新宿ミロード | クレジット払いで利用金額の5% ショッピングだけでなく飲食店も対象です。 |
新宿西口ハルク | 利用金額(税抜)の1% |
Flags(フラッグス) | 利用金額(税抜)の1% |
Odakyu OX ストア | 200円(税抜)につき1ポイント 月間の利用額に応じてポイント還元率がアップします。 2万円~4万円未満:200円につき3ポイント(1.5%還元) 4万円以上:200円につき5ポイント(2.5%還元) |
コルティ(経堂・成城) 小田急マルシェ 新百合ヶ丘エルミロード 相模大野ステーションスクエア ビナウォーク 本厚木ミロード |
利用金額(税抜)の1% |
TOHOシネマズ 海老名 | 当日の座席指定券を5番館2階のインフォメーションカウンターに提示すると5ポイント(1日1回限り) |
Odakyu MART(コンビニ) ビーバートザン(ホームセンター) |
200円(税抜)につき1ポイント |
アジュール(服飾雑貨) MINIPLA(ミニプラ) |
お買い上げ1回につき一律5ポイント(1日1回限り) |
ブックメイツ 啓文堂書店 小田急フローリスト |
利用金額(本体価格)の1% |
HOKUO(ベーカリー) | 利用金額(税込)の2% |
ジロー(ベーカリー) トラットリア ペッシェドーロ 新宿店(イタリアン) 讃岐饂飩 おごっと新宿南口店 わらびや 小田急エース店(そば・居酒屋) つゞらお 代々木上原店(そば・居酒屋) NODE UEHARA(ノード ウエハラ)(レストラン・カフェ) マンマパスタ 狛江店(イタリアン) コーヒー&パンケーキ ソフィエル |
利用金額(税抜)の1% |
リストランテ アベーテ はるひ野店 | 利用金額(税・サ込)の1% |
小田急交通 小田急交通南多摩 神奈中ハイヤー 相模中央交通(湘南相中・海老名相中・厚木相中) |
利用金額(税抜)の1% |
経堂スポーツクラブビル | スポーツクラブご入会につき500ポイント ご利用金額(本体価格)の1% |
小田急ロマンスカー(駅窓口・券売機) | 特急券購入料金の1% |
TRAINS(トレインズ) | 利用金額(税抜)の3% |
ハイアット リージェンシー 東京 | レストラン・バー利用金額(税・サ込)の3% スパ トリートメント・リテールショップ利用金額(税込)の2% |
小田急ホテルセンチュリーサザンタワー | 1部屋1泊につき500ポイント レストラン・バー利用金額(税・サ込)の5% 宴会利用金額(税・サ込)の1% |
小田急ホテルセンチュリー相模大野 | レストラン/宿泊/ボディメンテナンスサロン 利用金額(税・サ込)の3% |
ホテルセンチュリー静岡 | レストラン・バー/宿泊 利用金額(税・サ込)の3% |
小田急ステーションホテル本厚木 ホテルとざんコンフォート小田原 箱根路 開雲 |
宿泊 利用金額(税・サ込)の3% |
山のホテル ホテルはつはな 箱根ハイランドホテル |
レストラン・バー・ショップ/ラウンジ/温浴施設/宿泊 利用金額(税・サ込)の3% |
小田急箱根レイクホテル | 宿泊/日帰り入浴/レストラン 利用金額(税・サ込)の1% |
小田急トラベル | 募集型企画旅行(パッケージツアー)の基本旅行代金(税込)の0.5% |
その他にも家事代行やハウスクリーニング、週刊ダイヤモンドや日経ビジネスの購読、横浜銀行の口座開設などでも小田急ポイントがたまります。
クレジットカードの利用で貯める「クレジットご利用ポイント」
クレジット払いは月の利用額200円(税込)ごとに1ポイントが貯まりますので還元率は0.5%です。
クレジットカードとしての還元率は決して高くはありませんが、小田急ポイントのサービス加盟店での「お買い上げ・ご利用ポイント」にプラスして貯めることができます。
ただ定期券の購入が0.5%還元のみなのはちょっと残念です。
小田急線の定期券はOPクレジット以外のクレジットカードでも購入できるので、高還元率のクレジットカードを利用している場合にはそちらを使うほうがお得です。
PASMOのオートチャージで貯める「クレジットご利用ポイント」
OPクレジットではPASMOへのオートチャージでクレジット利用ポイントが0.5%貯まります。
オートチャージそのものの還元率は0.5%と高くありませんが、これを利用するとPASMOの電子マネー利用で1%還元と、小田急線の月間の乗車に応じて小田急ポイントが貯まるようになるという特典が付けられますので、是非利用をおすすめします。
ちなみにオートチャージとは、PASMOの残高がいくら未満になったらいくらチャージするかを設定しておくと、自動的にクレジットカード払いでチャージされる仕組みのことです。いちいち駅の券売機でチャージする必要がなくなるのは便利ですね。
事前に申し込みが必要ですのでお忘れなく。
OPクレジットはPASMO一体型はありませんので、別途PASMOのカードを用意する必要があります。オートチャージができるのは記名PASMO、PASMO定期券のみOPクレジットと同じ名義のもののみです。
OPクレジットのJCBのブランドでは、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージができますが、ポイントの対象ではありません。
PASMOの電子マネー利用で貯める「小田急電子マネーご利用ポイント」
OPクレジットで、オートチャージしたPASMOを電子マネーとして利用すると、月間利用金額の1%の小田急ポイントが貯まります。
PASMOのオートチャージでクレジット利用ポイントが0.5%と2重取りなので還元率1.5%になるので、このマークを見つけた時にはPASMOを利用するのがお得です。
ただし小田急電子マネーポイントが貯まるのは、小田急電子マネーが使えるすべての店が対象というわけではないので、必ずこのステッカーを確認するようにしましょう。
対象店舗はこんな感じですね。
- Odakyu SHOP(駅の売店)
- 名代箱根そば
- 小田急線駅構内の自動販売機
- 小田急線駅近くの駐輪場
- ROMANCECAR cafe(新宿駅西口地上改札横カフェ)
- ODAKYU ROMANCE CAR(ロマンスカー社内販売)
- FORESTY COFEE、FORESTT cafe
- 小田急電子マネーが使えるコインロッカー
その他、新宿駅にあるドトールコーヒー、Q’s cafeやおだむすび、AZUR新宿西口店、アコルデ代々木上原なら殆どの飲食店や文教堂で、登戸の小田急マルシェでは吉野家とか日高屋などでも使えます。
自動販売機やコインロッカー、駐輪場、駐車場などクレジットカードが使えないところでもポイントが貯まるようになるのは大きいですよね。
小田急線に乗って貯める「小田急線乗車ポイント」
オートチャージしたPASMOで小田急線に乗車すると、最大7%の小田急乗車ポイントが貯まります。
- 登録したオートチャージ機能付きPASMOを利用していること
- 自動改札機で入出場していること
- SF(ストアードシェア)を利用していること(定期券区間は対象外)
※SFとはPASMOにチャージされている電車賃に利用できる金額のことだそうです。
運賃に利用できない金額というのもあるのですかね?
乗車ポイントは毎月1日~月末までの1ヶ月間の小田急線の利用金額によりポイント付与率が変動する仕組みになっています。
使えば使うほどお得になり、20,000円以上利用すると7%も還元されるので結構大きいです。
月間対象運賃総額 | ポイント付与率 |
1360円~ | 1% |
5,000円~ | 2% |
10,000円~ | 3% |
15,000円~ | 5% |
20,000円~ | 7% |
乗車ポイントは乗車月の翌月12日以降に小田急ポイントとして貯まりますので、クレジットや提示で貯めたポイントと合算して利用することができます。
定期券での乗車は対象になりませんが、小田急線は江ノ島も小田原も箱根にも行けるので海水浴やちょっとした温泉旅行などでロマンスカーを利用したときなど、結構お得になりますね。
OPクレジット(小田急カード)で貯まった小田急ポイントの使い方
貯まった小田急ポイントは、小田急ポイントサービス加盟店で、1ポイント=1円として、1ポイント単位で利用できます。
一定のポイント数まで貯める必要がないので、無駄なく使えて便利ですね。
その他、ホテルのサービスやレストランの利用、小田急百貨店の商品などにも交換できます。
小田急ポイントの有効期限には注意が必要
小田急ポイントの有効期限は最大1年3ヶ月です。
小田急ポイントには入会月から1年間の積立期間があり、有効期限は積み立て期間開始から1年3ヶ月となっていますので、積立期間終了月に貯まったポイントの有効期限は3ヶ月程度しかありません。
ポイントは積立期間終了から3ヶ月後に失効する仕組みになっていますのでこの点は注意が必要ですが、1ポイント単位で利用できますので、ポイントを無駄にしないためにもこまめに使うことをおすすめします。
OPクレジットの締め日・支払日
支払いは毎月15日締めの翌月10日に銀行口座から引落としされます。
クレジットカード支払いは2回払い、ボーナス1回払いまで手数料無料
1回払い、2回払い、ボーナス1回払いは手数料はかかりません。
3回以上の分割払い、リボ払いでは所定の手数料がかかります。
OPクレジット(小田急カード)のネットで確認できる利用明細
小田急カードでは、ポイントに関する情報はOPクレジットWEBサービスを、利用金額などに関する情報はMyJCBもしくはMUFGカードWEBサービスを利用する形になります。
OPクレジットWEBサービス
ポイント残高・履歴照会、小田急百貨店ポイント情報、キャンペーン情報・キャンペーンエントリー、メールマガジン登録などができます。
利用金額・請求額の確認はMyJCB、MUFGカードWEBサービスで
利用金額や請求金額の確認はJCBはMyJCB、VISA、MASTERはMUFGカードWEBサービスを使う形になります。
それぞれのカード会社が行っているキャンペーンにも参加できるものもあります。
ポイントアップモールは使えない
JCBのOkiDokiランド、MUFGカードのPOINT名人.comは利用できません。
小田急百貨店オンラインショッピング以外のネットショッピングには向いていないようです。
OPクレジットの優待サービス
小田急系列の提携施設やテーマパーク、美術館や植物園、温泉施設、飲食店などで割引が受けられる優待特典があります。
よみうりランド:ワンデーパス400円引き
箱根彫刻の森美術館:100円引き
新江ノ島水族館:210円引き
など結構たくさんありますので遊びに行く際は利用するとよいでしょう。
OPクレジット(小田急カード)のETCカード
OPクレジット(小田急カード)のETCカードは年会費無料です。
通行料金もポイント加算の対象ですが還元率を考えるとどうでしょうか。
小田急あんしんグーパスIC
有料にはなりますが、子供が小田急線を利用して通学している場合などに駅の改札通貨情報をメールで確認できるサービスが利用できます
OPクレジット支払いの場合は月額利用料金が500円(税抜)が300円(税抜)となり200円お得です。
OPクレジット(小田急カード)の「プラスEX」サービス
東海道新幹線(東京~新大阪間)が便利に利用できるネット予約&IC乗車サービス「プラスEX」が利用できますが、年会費500円(税抜)がかかりますので、あまりおすすめはしません。
OPクレジット(小田急カード)の紛失・盗難補償
紛失・盗難の際、カード会社に連絡した日から60日前にさかのぼって、不正使用された金額が補償されます。
OPクレジットゴールドとOPクレジット(一般カード)との違いは?
OPクレジットには、年会費10,000円でゴールドカードも用意されています。
旅行損害保険、空港ラウンジサービスが利用できますが、ポイントの貯まり方などは、通常のOPクレジットと変わらないようです。
三越伊勢丹グループの「MIカード」の場合、ゴールドだとポイント2倍になる特典があったりもしますので、ポイントの貯まり方やお得な優待などはもう少し頑張って欲しいところですね。
年会費10,000円を考えるとコストパフォーマンスは期待はできなさそうです。
JALカードの提携カードも選べる
OPクレジットはJALカードの提携カードも発行していますので、JALカードOPを選ぶこともできます。
年会費など諸々かかりますが、JALのマイルをメインで貯めている方で小田急グループの利用でも効率よくマイルを貯めたい方にはこちらがおすすめです。
JALカードについてはこちらの記事で紹介していますので、ご確認ください。
OPクレジット(小田急カード)の入会特典
OPクレジット(小田急カード)の新規入会でポイントがもらえます。
詳細については、公式サイトでご確認ください。
OPクレジット(小田急カード)のまとめ
小田急沿線に住んでいる方は必携のカードです。
新宿ミロードが常時還元率5%になったり、FLAGSの買物でもポイントが1%もらえますし、飲食店やスーパー等もお得です。
クレジットカードが使えない吉野家や日高屋等の飲食店や、駅の売店、自動販売機や駐輪場の利用なども小田急電子マネー(PASMO)で使えば1.5%還元になるのは結構大きいです。
年会費もクレジットカードを1回でも使えば無料ですのでPASMOのオートチャージを利用して何回か電車に乗れば、それだけでOKにできますし、新宿に買い物に行ったり、箱根に遊びに行ったりするのもかなりお得に使えます。
新規入会でポイントがもらえたりもしますので、クレジットカード機能のない小田急ポイントカードを使っている方もこの機会に入会してみることをおすすめします。
公式サイトはこちらからどうぞ。
関連記事: