セブンイレブンで公共料金や税金などの支払いにnanaco支払いが使えることから、これらの支払いにnanacoへのクレジットチャージでもポイントが貯まるクレジットカードを利用してポイント分を節約するという技が使えなくなりつつあります。
これまでもリクルートカードプラスや漢方スタイルクラブカード、ライフカードなどがポイント付与対象外やポイント還元率の引き下げ等を行ってきました。
そしてついに、nanacoのクレジットチャージで1%還元の楽天カードも、楽天カードのホームページの2017年9月20日付のお知らせにて「楽天カード利用獲得ポイント」に関する変更のご案内が発表されました。
内容は11月利用分より以下の利用はポイント付与対象外になるというものです。
【対象外となるご利用】
・nanacoクレジットチャージ
・モバイルSuica
・モバイルSuica年会費
・モバイルSuica(Apple)
・スマートICOCAhttps://www.rakuten-card.co.jp/info/news/20170920/
税金等の支払いで間接的にポイントが貯められる方法として、利用されてきたnanacoへのクレジットチャージですが、楽天カードでもポイント付与が10月末をもって終了となるようです。
これまでもリクルートカードプラスをはじめ、多くのカードがポイント付与を終了してきていた中で、nanacoのクレジットチャージで還元率1%を保ってきた貴重な存在でしたので残念です。
クレジットカードで電子マネーにチャージすること自体はポイント還元率以上の利益を生むものではない中、競合カード会社との差別化や会員向けのサービスとして継続してきたものの、nanacoチャージでの節約術が広まりすぎて、無視できない状況になってしまっているということなのでしょう。
これでnanacoのクレジットチャージで1%以上の還元率となるカードは、上限3万円までのリクルートカードだけになってしまいました。
最終的にはセブン&アイグループのセブンカード・プラスだけとかになってしまうのかもしれませんね。
https://www.card-points.com/sevencard-plus
ただ最近の動きとして税金などの支払で「YAHOO!公金支払い」に対応する自治体も増えてきていますので、今後はこちらの動きに期待という感じですね。
とはいえ、楽天カードにとってnanacoへのクレジットチャージでのポイント付与は特典のほんの一部でしかなく、楽天ユーザーをはじめ、共通ポイント「楽天ポイントカード」など魅力が詰まったサービスを展開しており、普段のお買い物が4%以上お得にできたりします。
そのあたりについてはこちらの記事で紹介していますのでご確認ください。
楽天カード新規入会キャンペーン(公式サイト)