年会費無料でイオンがお得になるイオンカードのメリット・デメリットを整理

イオンカードといえば国内で2,700万枚以上も発行されている人気のクレジットカード、さらに電子マネーのWAONは5,000万枚以上も発行されています。WAONは2007年に発行が開始されたことを考えるとものすごい勢いで発行枚数を伸ばしていますね。

イオンカードはイオングループの利用は還元率1.0%ですが、イオングループ以外ではイオンカードもWAONもポイント還元率は0.5%、数あるクレジットカードや電子マネーの中でも決して高還元ではないのに、なぜこれだけ利用されているのでしょうか?

私もイオンカードはかれこれ15年近く、WAONの利用はイオンカードセレクトに切替えたここ数年ですが、外せないカードとして便利にお得に使い続けています。

何故外せないのカードなのか?基本に戻ってイオンカードのメリットを再度整理してみたいと思います。

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私が感じるイオンカードのメリット

私が感じているイオンカードのメリットは以下の5点です。

  1. 毎月20日、30日はお客さま感謝デー、レジにて5%OFF
  2. サンキューパスポート・ゴールドパスポートでで5%~20%OFF
  3. 年会費永年無料、ゴールドカードも年会費永年無料
  4. イオン銀行のATMは24時間365日、預入・引出し手数料が無料
  5. WAON POINTが結構貯まる

カードの維持費は一切かからずにイオンでのお買い物はお得になるので、イオンで買い物をする機会がある人は作らない理由が見当たらないと思います。

もちろんイオンで買い物を利用する機会があるというのが前提としてありますが。

1-5のポイントを補足していきます。

毎月5日、20日はお客さま感謝デー、レジにて5%OFF

20日、30日のお客さま感謝デー、ほぼ全品がレジにて5%OFF、支払いはクレジットカードでもWAONでも現金でもOKです。

日用品や日持ちのする食料品、お酒などはこの日にまとめて買うようにするのが鉄則です(ビール類は割引になりませんが)。

イオンモールに行けば衣料品やスポーツ用品、ペット用品等がお得に購入できます。

※55歳以上の方はG.Gマーク付きのイオンカードにすると毎日15日も5%OFFになります。

55歳以上のお客さまがおトク! 毎月15日 G.G感謝デー イオンの各店舗で毎月15日にお買物代金が5%OFFになります。

サンキューパスポートで5%~20%OFF

イオンカードを使っていると、サンキューパスポート、バースディパスポートなど優待のはがきがほぼ毎月届き、自分の好きな日に5%~20%OFFにできます。(20%OFFは対象が限られ決算時期やゴールド会員限定だったりしますが。)

イオンカードのアプリ「イオンウォレット」でもサンキューパスポートやゴールドパスポートが使えますので、最近はアプリで使うことが多いです。

20日、30日と合わせると月に3回以上、55歳以上の方なら4回もお得に買い物ができます。

最近はイオンのお買い物アプリでも毎月5%OFFになる優待クーポンがもらえたりもしますので、併せてスマホにインストールしておくことをお勧めします。

年会費永年無料、ゴールドカードも年会費永年無料

年会費がかからないのでイオン利用専用カードとしてお得になる日にだけ使っていればOKです。

ゴールドカードも年会費無料、クレジット払いをそれなりに使い続けていると、そのうちゴールドカードの招待が届きます。(年間で100万円以上利用、通算で500万円以上利用などが基準になるようです。)

ゴールドカード独自の特典としては羽田をはじめ6つの空港のラウンジとイオンラウンジが利用できること、国内海外旅行障害保険がつきます。

イオンラウンジはソフトドリンクとお菓子がもらえたりして、買い物途中の休憩にぴったりです。

イオンゴールドカードについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。

イオンカード・イオンカードセレクトには「イオンゴールドカード」と呼ばれるのゴールドカードがあります。年会費も無料のままイオンカードの特典にゴ...

イオン銀行のATMは24時間365日引出し手数料が無料

これはイオンカードセレクトを使っている人が対象ですが、イオン銀行はATM手数料がいつでも無料なので、土日も夜も必要なときにいつでもお金を引き出せます。

時間外手数料がかかる銀行だとATMによって時間外手数料のルールが違っていたりして、いちいち調べるのも面倒ですし、調べた結果手数料がかかる時間帯だったりするとストレスもたまるし、実際に手数料分損することもあります。

自分のお金を引き出すのに銀行にお金を払うなんて!」このストレスから開放されるのはかなり大きいです。

給与口座に指定すれば、他行宛の振込も毎月1回分は全額WAONポイント還元されるのもよいところです。

WAON POINTとWAONポイントが結構貯まる(イオンカードセレクトの場合)

WAON POINTはイオンの対象店舗なら200円(税込)につき2ポイント、それ以外は200円(税込)につき電子マネーWAONポイントが1ポイントが貯まりますが、イオンカードセレクトでオートチャージを設定するとチャージでも0.5%の電子マネーWAONポイントが貯まり、ポイントの2重取りで1〜1.5%還元になります。

また、イオンのお店でボーナスWAON対象商品を買うと商品によりますが5%~10%程度ポイントが貯まったりします。

あとイオン銀行を利用していると給与の受け取りとかでもWAONポイントがもらえたりします。

私が感じるイオンカードのデメリット

クレジットカードと電子マネーで貯まるポイントが違う。

クレジットカードの利用で貯まるのは「ときめき」ポイント、電子マネーの利用で貯まるのは「WAONポイント」です。ときめきポイントはWAONポイントに交換できるので、まあよいと言えばよいのですが、交換の手間がかかったり、交換できる単位も1,000ポイントからなので貯まるまでに時間がかかります。

2021年9月11日以降はときめきポイントからWAON POINTへ変更になりますので、かなり改善されますね。

なかなか貯まらないときめきポイント?

クレジットカード支払いで貯まるときめきポイントは、2016/6/1からはクレジットカード払いポイントがいつでも2倍の200円で2ときめきポイントが貯まるようになりましたので、還元率1%となかなかの還元率になりました。

とはいえ、5%OFFで得しているのでときめきポイントはおまけ程度であまり気にしていません。

毎月10日はポイント5倍になりますがほとんど意識することはあまりありません。

イオンの買い物以外では他のカードを使ったほうがお得

ネットショッピングでポイントアップする「ときめきポイントTOWN」もありますが、イオン系のネットショップ以外では正直あまり使ったことがないです。

公共料金の引落しもできますが還元率が低いので利用していません。

イオンの買い物以外で利用するなら、別の高還元率カードを利用する方がお得です。

メリット・デメリットを見比べてイオンカードってどうなの?

年会費無料でイオンの買い物が月に2~4回は5%OFFにできる反面、ポイント還元率は低く、イオン以外の買い物では魅力が低いという感じではありますが、イオンの場合グループの規模がとにかく大きく、特にイオンモールなどに行けば大抵のものはイオンで購入できてしまいます。

スポーツオーソリティ(スポーツ用品)やASBEE(靴)、イオンペット、イオンバイク(自転車)、ローラ アシュレイやタカキューなどのアパレル系やBODY SHOPなんかもイオングループだったりしますし、加えてイオンモールのテナントに出店しているお店もお客さま感謝デーの時にはなんらかセールをやっていたりしますので、食料品や日用品以外の買い物もかなりお得になったりします。イオンシネマでは20日、30日は1,100円で映画が見れたりもします。

イオンカードセレクト(ミニオンズ)ならいつでもイオンシネマが1,000円になる特典が付帯していますので、映画好きな方にはおすすめです。

イオンカードの中でも、WAONのオートチャージでポイントが貯まったり、イオン銀行のATMがいつでも無料で使えるなど、一番お得に使えるイオンカ...

単に食品や日用品の買い物だけでなく、これだけ色々なものがお得に買えるようできるというのがイオンカードの凄いところです。

年会費永年無料なので使わなくても損することもないけど、イオンでの買い物では持っていないと損をする、コスパが高いどころか「コストがかからずにパフォーマンスだけが高い」というのがイオンカードがこれだけ使われている理由なのでしょうね。

まだイオンカードをお持ちでない方、お得な入会キャンペーン情報はこちらで確認できます。

「イオンカードセレクトとイオンカード(WAON一体型)って何がどう違うの?」という方はこのまま読み進めていただくとお分かりいただけると思いますのでぜひご覧ください。

イオンカードを作るならおすすめはどのカード?

「気軽に作れてメリットが大きいイオンカード」ということがわかってきたところで、イオンカードのスペックについて確認しておきましょう。

イオンカードは提携カードを入れると50種類以上あるのですが、ここでは代表的な2種類のカードについて比較していきます。

  • イオンカード(WAON一体型):電子マネーWAONが付帯したイオンカード
  • イオンカードセレクト:イオンカード+WAONが付帯したイオン銀行のキャシュカード

クレジットカードの基本的な機能はほぼ同じ

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いは、イオン銀行に口座を作るかどうか?の差です。

イオンカードセレクトにするとイオンカードの利用金額の引落口座はイオン銀行に限定されますが、その代わりにたくさんのメリットがあります。

クレジットカードとしての機能はほぼ同じですが、ゴールドカード発行についてはイオン銀行の取引内容による基準もあるため、ゴールドカードの発行の近道にはなります。

イオンカード
(WAON一体型)
イオンカードセレクト
 機能 クレジット:イオンカード
電子マネー:WAON
クレジット:イオンカード
電子マネー:WAON
キャッシュカード:イオン銀行
引落し口座 ゆうちょ含む各銀行・信用金庫・信用組合・農協から選択可 イオン銀行限定
年会費 本人会員・家族カード・ETCカードカード含め永年無料
WAON発行手数料 無料(単体WAONは300円)
国際ブランド VISA・MASTER・JCB(ディズニー・デザインはJCBのみ、ミニオンズはMasterのみ)
G.Gマーク付きカード 55歳以上の方限定で発行可能
(毎月15日のG.G感謝デーで5%OFF等の特典が受けられる)
クレジット利用で貯まるポイントと還元率 ときめきポイント:イオングループ利用時は還元率1.0%

月の利用額200円(税込)=2ときめきポイント

イオングループ以外は200円(税込)=1ときめきポイント

WAON利用で貯まるポイントと還元率 還元率0.5〜1.0%
イオンの対象店舗:1回の利用200円(税込)=2WAONポイント
それ以外:1回の利用200円(税込)=2WAONポイント
ときめきポイント利用方法 WAONポイント経由でWAONに交換
イオングループのオンラインショッピングでお買い物に利用
各種商品への交換
最低交換単位:1,000ときめきポイント
WAONポイントの利用方法 電子マネーWAONへの交換
最低交換単位:100WAONポイント
イオンiD・ApplePay 利用可能
付帯保険 カード盗難保障無料付帯
ゴールドカード発行 可能(一定の基準を満たすことで発行される招待制)
ゴールドカードも年会費永年無料

イオンカードセレクト限定特典が結構すごい

イオンカードセレクトにすることでイオン銀行から貰える特典の主だったところはこんな感じです。

「メインバンクは別にあるし、イオン銀行に口座を持つのはちょっとなぁ。。」という方も、イオンカードセレクトにするだけでこれだけの特典の差があるので、もったいないことになる前に内容を確認しておくことをおすすめします。

イオンカード
(WAON一体型)
イオンカードセレクト

WAONへのオートチャージでのポイント付与 ポイント付与対象外  ポイント付与対象
200円(税込)ごとに1WAONポイントが貯まる
WAONオートチャージ分の支払方法 クレジットカード払い 銀行口座から即時引落
給与口座利用特典 毎月10WP
他行宛振込手数料1回優遇(WAONポイント還元)
イオン銀行
Myステージ特典
普通預金金利最大0.1%
他行宛振込・他行ATM手数料が月最大5回まで無料

WAONポイント還元率が2倍にアップ

WAONのオートチャージとは、WAONの残高が○○円以下になったら○○円チャージするかをあらかじめ設定しておくことで、設定した金額を下回ったらイオン銀行の口座から自動的にチャージされる仕組みのことです。

これによりチャージ金額に対してもWAONポイントが貯まるようになるため、チャージと利用のポイント2重取りができ、ポイント還元率は1〜1.5%になります。

イオンカードやWAONの利用、銀行商品の利用に応じてステージ特典がもらえる

イオンカードとWAONを利用金額や、インターネットバンキングの登録や銀行商品の利用などに応じて、イオン銀行のステージ優遇が受けられます。

  • 普通預金金利:最大0.1%
  • 他行宛振込手数料:最大月5回まで無料
  • 他行ATM引出手数料:最大月5回まで無料

イオンカードでイオン銀行以外の口座引落しにしてもなんの特典もないのに対し、イオンカードセレクトにするだけで特典が上乗せされるので大きな違いです。

このあたりについては、こちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

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イオン銀行ATMやお店はイオンの中にあるので買い物ついでに便利に使える。

これはイオンカードセレクト限定特典ではありませんが、イオン銀行の預金についてはイオン銀行ATMには時間外手数料が一切なくいつでも無料で引き出せます。

お店の営業時間中はいつでも利用できるのでお買い物ついでに立ち寄ることができ、わざわざ買い物の行きや帰りに銀行やコンビニに立ち寄ってお金を下ろす手間もなく便利です。

イオン銀行のお店があるイオンのショッピングセンターやイオンモールなら、イオンの店舗が営業している日は年中無休で夜の9時とかまで営業しているので、仕事帰りの平日の夜や土日のお休みの時にも利用できます。

平日の午後3時までしか開いていない他の銀行と比べると断然使い勝手がよいです。

どのクレジットカードも銀行の口座引落が必要、だったら

イオンカードも他のクレジットカードも、カードを利用するためには必ず引落し口座としてどこかの銀行口座を指定する必要がありますよね。

であれば、イオン銀行口座からの引落しにするだけでこれだけお得にできるイオンカードセレクトを使わないというのは、イオンでお買い物をされる方はかなり損しているのではとさえ思います。

私もイオンカードからイオンカードセレクトに切り替えて、色々便利にお得になったことを実感しています。

イオン銀行について知りたい方イオン銀行のホームページでご確認ください。

イオン銀行のメリット

申し込むならお得なキャンペーンを見逃さずに!

たまにでもイオンを利用する機会のある方は、年会費無料でこれだけ色々お得にできるイオンカードは本当におすすめです。

5,000万枚も発行されているWAONを利用されている方はWAONの還元率が飛躍的にアップするイオンカードセレクトは作らないと確実に損をします。

イオンカードでは入会でときめきポイントがさくさんもらえるお得なキャンペーンを実施しています。キャンペーン内容の確認や申し込みはこちらから行えますのでこの機会にぜひ。

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