2020年7月「マイナポイントの申込み」がスタートしました。
これに伴い、各キャッシュレス事業者が「独自にポイントや残高を上乗せするキャンペーン」を発表し始めました。
この記事ではマイナポイントで今何が起きているのか、取るべき行動やマイナポイントで一番お得なキャッシュレス決済について紹介していきたいと思います。
もくじ
マイナポイント申込みで何が起きているのかを整理
マイナポイント申込みと同時に各社が独自キャンペーンを開始しているのはこういった理由にあります。
- マイナポイントでは還元が受けられるキャッシュレス決済は1人1つのみ
- 「申込み」で利用するキャッシュレス決済が確定する
- 一度申込みすると後から変更できない
- 選ばれるために他社よりもお得さをアピール
マイナポイントは最大4,000万人が参加する一大キャンペーンとなっていますので、キャッシュレス決済が浸透しない日本において、新規顧客獲得のチャンスと各社とも選ばれるために必死になっているというのが今起きていることですね。
後から変更できないというのが、それに拍車をかけてる感じですね。
取るべき行動、選ぶ私たちはあせって申込む必要なし
一方、私たち利用者側は焦って申し込む必要はありません。
何故かというと。
- 実際に還元が始まるのは2020年9月
- マイナポイント予約で還元を受ける権利は確定している
- キャッシュレス事業者が増える可能性がある
- 独自のポイント還元キャンペーンが増える可能性がある
という感じです。
ただ、予約が終わっていない方はできるだけ早めに終わらせておきましょう。
マイナポイントの申込みと予約の違いなどはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
マイナポイント参加事業者のおすすめ独自キャンペーン
現時点で分かっている限り、最大で2,000円相当もお得にできそうです。
マイナポイントの最大5,000円相当と合計で7,000円、どのキャッシュレス決済を選ぶかによって1.4倍もお得にできます。
さらに、抽選も含めるとメルペイは1名に1,000万円相当とか、宝くじのような企画を打ち出していたりもします。
そのあたりについてまとめてみました。
2,500円相当お得になるキャッシュレス決済
d払い | d払いでもれなく1,500ポイント+チャージまたは買い物金額の5%還元で最大1,500ポイント |
2020年7月17日、ドコモが急遽d払いの上乗せ還元金額を大幅アップしました。
d払いの支払いが最大+7%還元になる「dポイントスーパー還元プログラム」も併用できますし、dカードの基本還元率1%、d払いの1.5%に加え、dポイントカード加盟店などをうまく利用すると2~4%程度上乗せできますので、20,000円の利用で5%程度(1,000円相当)位は上乗せ出来ると思います。
2,000円相当お得になるキャッシュレス決済
最大1.4倍になるキャッシュレス決済はこちらです。
イオンカード | ショッピング利用で10%還元(最大2,000電子マネーWAON) |
WAON | チャージで10%還元(最大2,000電子マネーWAON) |
メルペイ | 本人確認後にメルカリ購入で5%還元(最大1,000ポイント) 残高チャージで1,000円につき100ポイント還元(最大1,000円) さらに総額1億ポイント山分けで500円~1,000万円相当のポイントが抽選で約13万人に当たる |
ゆうちょペイ | ゆうちょPayの新規ダウンロード+口座登録完了で500ポイント マイナポイント申込みで1,500ポイント |
わかりやすいのはイオンカード・WAONのイオン勢ですかね。
2020年9月~2021年3月までに2万円ショッピングかチャージすればいいので特に意識しなくてよいです。
メルペイは抽選も取り入れてにぎやかな感じになっていますが、メルカリ購入2万円購入とメルペイチャージ1万円以上と合計30,000円の利用が必要です。
ゆうちょペイは出費0円で2,000ポイントもらえますが、銀行系の〇〇ペイは個人的に使うメリットを感じていないのでコメントは控えておきます。
1,000円相当お得になるキャッシュレス決済
Suica | JRE POINTに登録済みのSuicaにチャージで1,000ポイント(通常ポイント) |
au PAY | マイナポイント還元額に20%のau PAY 残高を上乗せ(上限1,000円相当) |
Suicaのチャージだけで通常ポイントがもらえるというのは中々よさそうです。
ビューカードでSuicaへのチャージを行えば1.5%分のJRE POINTが還元されますので、20,000円のチャージで300ポイント上乗せすることができます。
500円相当お得になるキャッシュレス決済
dカード | マイナポイント申込みで500ポイント |
iD、d払いの支払いが最大+7%還元になる「dポイントスーパー還元プログラム」も併用できますし、dカードの基本還元率1%、d払いの1.5%に加え、dポイントカード加盟店などをうまく利用すると2~4%程度上乗せできますので、20,000円の利用で5%程度(1,000円相当)位は上乗せ出来ると思います。
500円相当上乗せでは、J-Coin Payやnanaco、ファミペイ(先着10万名)など、他にも色々あるのですが、個人的におすすめはしません。
還元額だけでなく、もらったポイントの使い方も考慮しておきましょう
どのキャッシュレス決済を選ぶのかは、独自の上乗せキャンペーンの金額だけでなく、もらった後に有意義に使えるかという点も考慮するのがよろしいかと思います。
個人的にはメインで使っているdカードは500円相当とWAONなどに比べると見劣りはするものの、dカードの基本の還元率1%+dポイントスーパー還元プログラム+dポイント加盟店、dカード加盟店などの利用をあわせると最低でも+5%程度は上乗せできますし、もらったポイントは日興フロッギーで株式投資に利用できますので、うまく運用できれば増やすことが出来るかもしれません。
よく見極めてから申込みしましょう。
マイナポイント予約まで完了している方は、まだ焦る必要はありません。
今後こういったキャンペーンが増えることも予想されますので、よく見極めてからご自身にとって使いやすくお得なキャッシュレス決済を選ぶようにしましょう。
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