ここ数年、還元率1.5~2%位の水準で激しい競争が繰り広げられてきたクレジットカード業界ですが、リクルートカードプラスや漢方スタイルクラブカード、エクストリームカードなどの撤退、Rexカードの還元率引き下げなどにより、現在は最大で1.25%程度と競争も終焉となってきました。
そんな今となっては貴重な1.2%以上の還元率のカードを比較してみます。
基本の還元率が高いクレジットカード比較
何につかっても1.2%を超える高還元率クレジットカードについて比較してみます。
カード名称 | 還元率 | ポイント計算 方法(pt) |
ポイント利用対象 | 利用可能最低ポイント |
リクルートカード 年会費無料 |
1.2% ~4.2% |
・請求額の1.2% ・リクルートのサービスは+1~3%加算 ・ポンパレモールは3%加算 |
・リクルートのサービス ・ポンパレモールの商品購入 ・Pontaへの変換 |
1pt 1円~ |
REX CARD(レックスカード) 年会費無料 |
1.25% ~1.75% |
・請求額2,000円毎に25pt※端数切捨て ・Jaccsモール経由で所定のJデポ還元 |
・請求額から値引き(Jデポ) | 1,500pt以上1,500pt単位 |
リボ払い専用カードを除くと何に使っても還元率1.2%を超えるクレジットカードは本当に少なくなってしまいました。
見た目の還元率ではREXカードが0.5%高い形になりますが、REXカードは請求額2,000円未満は切捨てとなるため、例えば月の請求額が5,1999円だった場合、1,999円はポイントの対象にならず、還元率は1.20%とリクルートカードと同じになってしまいます。
REXカードは過去に数年メインカードとして使っていたのですが、切捨て分で0.2~0.3%程度は下がっていた感じです。
それよりも不便だったのは利用が1,500pt以上だったこと、12万円以上利用しないとポイントが使えないため、解約する際に無駄になるポイントが結構ありました。
現在私がメインカードの1枚として使っているリクルートカードの場合、月の利用額×1.2%(小数点1位以下切捨て)という最も良心的な加算方法を取っていますので、無駄はありません。
ポイントも1ptから利用できますし、有効期限も最終獲得から12ヶ月後の月末までと獲得があれば実質無期限なのも良心的で、解約することがあっても無駄になるポイントは殆どないと思います。
リクルートカードがREXカードに劣る点としては、リクルートカードには「Jaccsモール」のような楽天市場やYAHOO!ショッピングなどのネットショッピングでポイント上乗せできるポイントアップモールがないため、これらの利用でポイント還元率を上げることができません。
ただリクルートカードならポンパレモールで3%還元、リクルートのサービスで1~3%還元などREXカード以上にお得にできるショップやサービスもありますので、大きなデメリットと言うほどではないかも知れません。
両カードを使った経験からいうとリクルートカードの方が断然おすすめです。
リクルートカードについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。