ファミリーマートがお得に使えて、Tカードとしても使えるファミマTカードです。

旧サークルK・サンクスの店舗も全てファミリーマートとなり、店舗数ではコンビニ業界2位となりました。
2019年7月にファミマペイが登場し、ファミマTカード(クレジット)の役割も大分変わってきていますので、そのあたりについても詳しく検証してみたいと思います。
もくじ
- 1 ファミマTカードカードはクレジットのみになった
- 2 ファミマTカード(クレジットカード)の年会費・国際ブランド
- 3 ファミマTカード(クレジットカード)はリボ払いカードだが設定を変更すれば1回払いカードとして利用できる
- 4 ファミマでのクレジット支払いで2%還元
- 5 FamiPayに登録できる唯一のクレジットカード
- 6 ファミマのスマホ決済(バーコード決済)アプリ「ファミペイ」はお得?
- 7 Tポイントプラスでキャンペーンポイントが貯まる
- 8 ファミマTカード(クレジットカード)の特典が終了
- 9 ファミマでのクレジットカード支払いはサインレス可能
- 10 クレジットカード優待など
- 11 「Web明細」の利用で毎月10ポイント
- 12 Tモールでお得にTポイントが貯まる
- 13 貯まったTポイントの使い方
- 14 ETCカード
- 15 保険等
- 16 ファミマTカードのまとめ
ファミマTカードカードはクレジットのみになった
以前は、ファミマTカードカードにはポイントカード、クレジットカード、デビットカードの3種類がありしたが、デビットカード、ポイントカードは新規入会の受付は終了していますので、現在はクレジットカードのみとなっています。
ファミマTカード(クレジットカード)の年会費・国際ブランド
ファミマTカード(クレジットカード)の年会費は永年無料です。
国際ブランドはJCBですが、発行は請求時1%OFFでお馴染みのP-oneカードの発行元のポケットカード株式会社です。
※ファミマTカード(クレジットカード)はP-oneカードの請求時1%OFFの特典はありません。
ETCカードも入会金・年会費無料で利用できます。
ファミマTカード(クレジットカード)はリボ払いカードだが設定を変更すれば1回払いカードとして利用できる
カードを申し込む前に必ず理解しておいていただきたいのは、ファミマTカード(クレジットカード)は「リボ払い専用カード」で、支払い方法は「ミニマム・ペイメント」に設定されているという点です。
「ミニマム・ペイメント」は月の支払いが3,000円のリボ払いのため、それを超えた分は翌月以降の支払いに回されリボ払い手数料が日割でかかってしまいますが、支払い方法を「ずっと全額支払い」に変更することで普通のクレジットカードと同じように手数料なしの1回払いのクレジットカードとして利用できるようになります。
設定変更は「会員専用ネットサービス」か「ファミマTカードサポートデスク(電話)」で行えますが、電話は通話料が有料ですし結構待たされることが多いので「会員専用ネットサービス」から行うのがおすすめです。
毎月1日が引落し日ですので前月の25日までには設定を終わらせておきましょう。
ちょっと不親切な設定ですが、そのままにしておくとポイントで得した分など一気に吹っ飛んでしまいますので必ず変更しましょう。
参考までに、ファミマTカード(クレジットカード)の支払い方法には口座引落の他に、「店頭支払いコース」というファミマのFamiポートを使って支払う方法も用意されています。
面倒なのでおすすめはしませんが。。
ファミマでのクレジット支払いで2%還元
ファミマTカード(クレジットカード)をファミマで使うと、以下の3つのポイントで2%還元にできます。
全てTポイントです。
- ショッピングポイント:200円(税込)=1ポイント
- クレジットポイント:200円(税込)=1ポイント
- 特別ポイント:200円(税込)=2ポイント
FamiPayに登録できる唯一のクレジットカード
ファミマTカード(クレジット)はファミペイアプリで利用できる電子マネーのFamiPayにチャージできる唯一のクレジットカードとなっています。
ファミマのスマホ決済(バーコード決済)アプリ「ファミペイ」はお得?
ファミリーマートが独自に提供するスマホ決済アプリが「ファミペイ」です。
カタカナの「ファミペイ」とローマ字の「FamiPay」を使い分けているようで、ファミペイ(アプリ)はアプリの名称、FamiPay(電子マネー)は アプリに搭載されたバーコード決済の名称となっています。
FamiPay(電子マネー)は事前チャージ式の電子マネーで、ファミリーマートのレジで現金でチャージするか、ファミマTカード(クレジットカード)から行えます。
他のクレジットカードやファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)からはチャージできません。
FamiPay(電子マネー)での支払い200円(税込)につき1円分のFamiPayボーナスが付与されます(ファミリーマートでのサービス商材(Famiポート・収納代行等)の支払いでは、1件につき10円分が付与)。
FamiPayボーナスは1ボーナス=1円としてFamiPay残高にチャージできます。
Tポイントカードの提示でもらえるTポイントと2重取りができますので、200円=2円相当と1%還元になりますが、FamiPayボーナスとTポイントは交換できません。
FamiPay(電子マネー)の基本の還元率は高くはありませんが、ファミペイアプリでは、対象商品の割引やFamiPayボーナス上乗せになるお得なクーポンが使えたりします。
ゲームのクリアや対象商品の購入で貯まるスタンプでクーポンがもらえたりもします。
ファミマペイアプリに個人情報を登録すればFamiPay(電子マネー)以外の支払いでもクーポンを使うこともできますので、クーポンアプリとしてファミマペイ(アプリ)を使うという手もあります。
Tポイントプラスでキャンペーンポイントが貯まる
Tポイントプラス対象商品には、1点につき10ポイント以上のキャンペーンポイントが貯まります。
飲料、ドリンク剤・健康ドリンク、菓子、お酒など対象商品は毎月変わっていきますので、ホームページ等でチェックしましょう。
ポイント対象外商品
電子マネーチャージ(Tマネー・楽天Edy・WAON・Suica等)、ファミマTカードを含むクレジットご利用料金の支払い、貸付金支払い(クレジット関連会社の支払いはクレジット払いできない)、スポーツ振興くじ「toto」、コピー、FAX等はショッピングポイントもクレジットポイントも貯まりません。
タバコ、切手、はがき(お年玉付きはがき含む)、印紙、金券、プリペイドカード(QUOカード、amazonショッピングカード等)類、商品券、チケット類(イープラス、JTB、ワーナーマイカル映画券等)、航空券支払、各種乗車券等、公共料金、保険取次ぎ、Famiポート収納票によるお支払い等(バイク自賠責保険以外)、Famiポートで取り扱い中のプリペイドサービス、ファミマ受取便(楽天ブックス)、ネットショッピングの店頭商品引換払い、はこBOONなどは、クレジットポイントは貯まりますが、ショッピングポイントは対象外です。
ファミマTカード(クレジットカード)の特典が終了
ファミマTカード(クレジット)のメリットであった下記の特典はファミマペイの導入により廃止となりました。
- ファミランク
- カードの日(火・土曜)
- レディースディ(水曜)
- 若者応援ポイント
ファミマでのクレジットカード支払いはサインレス可能
クレジットカード支払いで面倒なのがサインですよね。
でもファミリーマートでのクレジットカード払いについては、1万円未満ならサインレスで利用できます。
ファミマで1万円以上のお買い物をする機会はあまり多くないと思いますので、ほぼサインレスで利用できそうです。
ファミマTカード新規入会キャンペーン(公式サイト)
クレジットカード優待など
ファミマTカード(クレジットカード)はポケットカードのクレジットカード優待などが受けられます。
トラベル最大8%OFF
ポケットカードトラベルセンターでファミマTカード(クレジットカード)支払いで、旅行ツアーに申し込むと、最大8%OFFで利用できます。
食事代行サービス「ペアーズ」・PGM(パシフィックゴルフマネージメント)利用でクレジットポイント2倍
Famiポートの家事代行サービス「ベアーズ」やPGM(パシフィックゴルフマネージメント)でクレジット払いで利用するとクレジットポイントが2倍になります。
TSUTAYAレンタル会員証
TSUTAYAの店舗で手続きをすれば、レンタル会員証として利用することができます。
「Web明細」の利用で毎月10ポイント
郵送の明細をやめてWeb明細に登録するだけで毎月10ポイントがもらえます。
ファミマTカード(クレジットカード)は最初に支払い方法を「ずっと全額支払い」に変更する必要がありますので、その際に設定しておくのがおすすめです。
Tモールでお得にTポイントが貯まる
T SITEに登録すればTモールが利用できますので、買い物やゲーム等でお得にTポイントを貯めることができます。
主要なネットショップも参加していますし、くじやゲームなんかもありますので時間のあるときに遊びながらTポイントが貯まります。
貯まったTポイントの使い方
貯まったTポイントはファミマで1ポイント=1円として利用できるのはもちろん、Tポイント提携店で利用したり、YAHOO!ショッピングやLOHACOなどYAHOO関連のサービス、ANAのマイル、Suiccaへの交換、ジャパンネット銀行への入金(現金化)もできたりします。
ETCカード
入会金(発行手数料)・年会費無料とも無料で利用できます。
有料道路の利用料金もクレジットポイント対象ですのでTポイントが貯まりますが、還元率は0.5%です。
保険等
ファミマTカード(クレジットカード)には旅行損害保険は付帯していませんが、JCB海外お買い物保険、盗難保障は付帯しています。
JCBの本人認証サービス(J/Secure)が利用できますのでJ/Secure参加加盟店でのネットショピングを利用する際のセキュリティを強化することができます。
ファミマTカードのまとめ

ファミマTカード(クレジットカード)はファミペイとの連携でファミマがお得に使える
ファミマのクーポンがもらえるファミマペイに登録できるクレジットカードはファミマTカード(クレジットカード)だけとなっていますので、ファミペイに連携してFamiPayにチャージすれば、クレジットカードのポイントとFamiPayボーナスの2重取りができます。
年会費無料で、現金でチャージするよりも2%もお得にできますので、使わない手はないと思います。
ファミマ、JCB加盟店以外の利用は還元率0.5%と低いのが残念ですが、年会費永年無料なのでファミマのお買い物専用にしても全く問題ないですし、Tカードも複数のカードのポイントを移行出来たりするので、すでにTカードを持っている方が2枚持ちにするのもありだと思います。
貯まるのが全てTポイントに統一されているのも良心的な設定です。
(同じポケットカードが発行するP-oneWizの場合、ポケットポイントとして貯まり300ポイント以上にならないとTポイントに交換できない仕組みになっています。)
ただしファミマで200円(税込)未満の利用だとポイントが貯まらないところも注意が必要ですね。
届いたらまずネットで支払い方法変更とWeb明細登録を
ただし、初期の支払いの設定がリボ払いの「ミニマム・ペイメント」に設定なっている点は要注意です。カードが届いたらすぐに「ずっと全額支払い」に変更しないとリボ払い手数料で損をすることになってしまいます。
その際はWeb明細に登録するとそれだけで毎月10ポイントもらえるようになるのでこちらもお忘れなく。
Tポイントが貯まるクレジットカードや他のコンビニでお得なカード等関連記事はこちらをご覧ください。