dポイントクラブでは、貯めているdポイントを使って投資体験ができる「ポイント投資」のサービスが始まりました。
開始から3週間で利用者が10万人を突破したとのリリースも発表されたように、かなり注目を浴びているサービスとなっています。
2018年8月31日(金)までならもれなく100dポイントがもらえるキャンペーンも!
投資体験とはどんなものなのでしょうか?
ホームページを見ると「dポイントはおまかせで増やそう。」とあります。
実際に試してみて、かなり面白そうなサービスでしたので、詳しく紹介していこうと思います。
もくじ
ポイント投資とは?
dポイント投資とは、NTTドコモと株式会社お金のデザインとコラボして始めたサービスで、THEO(テオ)というロボアドバイザーサー(AIが資産運用先を自動で選んでくれるサービス)を使って、dポイントを運用してくれるというものです。
THEOが選定した投資信託の値動きに合わせて、ポイントが増えたり減ったりします。
ポイントは、dポイントのまま運用され、増えた際に受け取れるのはdポイントであるということ。
dポイントを現金化して運用する訳ではないので、あらかじめ理解しておきましょう。
投資ではなく投資体験といっているのはこのあたりに理由があるのだと思います。
ポイント投資のメリットとは?
ポイント投資では、現金を運用するのに比べ、色々なメリットがあります。
1.手数料や信託報酬が一切かからない
ポイント投資では、ポイントの追加(預入)や引出時、運用中の手数料が一切かかりません。
THEOで現金を運用する場合、預かり資産の総額に対して年0.5〜1%程度の手数料がかかります。
またTHEO以外の証券会社などで投資信託を購入する場合、金融機関に支払う購入時手数料やファンドによって定められた信託報酬がかかるのが一般的ですが、こういった手数料が一切かからないというのはりがたいですね。
ポイント追加は100ポイント単位、引出しは1ポイント単位
追加(預入)できるポイントの最小単位は100ポイント、引出は1ポイント単位となっており、まとまったポイントが貯まっていない方も気軽に始められます。
運用中はポイントの有効期限が無期限になる
dポイントをポイント投資で運用している間は、有効期限が無期限になります。
通常のdポイントは有効期限が付与されてから最大約2年間となっています。
Pontaなどのように獲得や利用があれば全ポイントの有効期限が伸びていくものではないので、獲得したdポイントは2年以内に使わないと失効してしまいます。
ポイント投資で運用しておけば、引き出さない限り有効期限がなくなるので、dポイントを長期で運用することも可能になっています。
運用はロボアドバイザー(AI)におまかせできる
ポイント投資では、THEOのロボアドバイザー(AI)がポートフォリオを構成するファンドの見直しやリバランスなどを自動で行ってくれます。
難しそうでよくわからないという方も気軽にはじめて、ほったらかしておくというなんてこともできそうです。
AIをどこまで信用するかは考え方次第かとは思いますが、金融業界に長年携わってきたエキスパートの方達が開発に携わっているようですので、個人的には試してみる価値は大いにあると思います。
とはいえ、損した時に何も補償してくれるわけではないので、そのあたりは自己責任の元でご判断ください。
とはいえ、ポイント投資を利用せずにポイントを貯めている間は、当然利子などはなく増えることはありませんので、手数料も一切かからずに最新のAIの力によってお金を使わなくてもポイントが増えるチャンスがあるサービスを提供してくれたというのは、とてもありがたいことだと思います。
ポイント投資のデメリット
メリットたくさんのポイント投資ですが、デメリットは値下がりの可能性があるということでしょうか?
ポイントが減るリスク
運用中のポイントは、THEOが設定する投資信託の基準価額に応じて増減します。値上がり時にはポイントが増えるものの、値下がり時にはポイントは減ってしまいます。
ポイント投資では、バランスコースとアクティブコースの2種類が用意されていますので、値下がりリスクを少しでも低くしたい方は、バランスコースを選ぶことでリスクは多少減らせそうですが、減るリスクはゼロにはできません。
運用中は買い物などに使えない
ポイント投資の運用中のポイントはショッピングなどに利用することはできません。
使いたい時には、ポイント投資のホームページで引出の手続きを行う必要があります。
ただ、この点については、スマホがつながればいつでも手続きできますし、引出し後は即時利用できるようになりますので、たいしたデメリットではないかと思います。
ポイント投資で選べる2種類のコースの詳細
ポイント投資ではアクティブコースとバランスコースのどちらかを選べます。
違いは、定期的に利子が受け取れる債権(インカム)と値上がり益を期待する株式(グロース)の比率です。
債権も株式も日本国内のものだけでなく、世界中が投資対象となっています。
- アクティブコース:「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」に連動
「グロース」と「インカム」が80:20の資産配分で、株式の比率を上げることで高いリターンを目指しますが、その分値下がりのリスクも高いコースとなっています。 - バランスコース:「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」に連動
「グロース」と「インカム」が45:55の資産配分で安定したリターンを目指すコースになっています。
バランスコースであれば、値下がりリスクはないのかというと、債権も金利が上昇する局面では債権価格は下がることもありますし45%は株式で運用されますので、それなりにリスクはあります。
このグラフは各コースの損益を示したものです。
2017年9月から2018年1月まではかなり大きく伸びていますが、2018年2月のニューヨークダウの過去最大の値下げを受けて大幅に下落後、しばらくもみ合いながら徐々に取り戻しつつある感じです。
上げも下げもアクティブコースの方が幅が大きいようですが、バランスコースも追加(預入)と引出のタイミングによっては、損することもあることがわかります。
ポイント投資に向いている方とうまく活用する方法は?
dポイントをしっかり貯めてから使いたい方にポイント投資はおすすめです。
dポイントの有効期限は獲得から48ヶ月後の月末までと2年位はありますし、さらにポイント投資の運用期間中は有効期限が無期限にできますので、ポイント投資で運用することでポイントがポイントを増やしてくれるという期待が持てます。
ポイント投資をうまく活用するコツは、投資の原子となるdポイント(通常ポイント)をいかに効率よく貯めるかということにつきますが、やはり一番は、dカード GOLDを契約の上、ドコモ回線+ドコモ光を使うということに尽きると思います。
特に家族で契約して、dカード GOLDの契約回線でウルトラシェアパックに加入すれば、家族がつかうパケット代も含め10%還元にできますし、dカード GOLDの家族カード(1枚まで年会費無料)を使えば、家族のケータイ料金も10%還元にできたりします。
我が家ではそんな感じで契約をしているので、ドコモの料金で毎月8,000〜9,000ポイント位、ドコモ光で400ポイントはもらえる感じになっています。
もともと2年に一度の機種変用に貯めていましたので、キャンペーンなどでもらった期間・用途限定ポイント以外は極力使わないようにしていたので、ちょうどよかった感じです。
ポイント投資は100ポイント単位で投資可能、dカード利用分のポイントは利用から数日でどんどん加算されますのでこまめに投資すれば、ドルコスト平均法で価格変動のリスクも減らせそうです。
dカード GOLDのお得な入会キャンペーンを使えば年会費以上にお得にできます。
キャンペーンの詳細については公式サイトにてご確認ください。
ポイント追加から運用開始のタイミング
dポイントを追加してから、運用が開始される流れはこんな感じになっています。
スタート当初はリアルタイムに反映され、マーケットの動きを見てから後出しジャンケン的に使えたのですが、現在は対応が取られています。
実際貯めていて見た結果は?
5/30に10,000ポイントを追加してみました。
その日は30ポイント下落してしましたが、その後はアメリカ株が調子よかったこともあり順調にあげていたので、その後何度かに分けて10,000ポイントを投入、6/11時点で20,245ポイントになっていますので、10日ほどで1.225%増えたことになります。
始めたときは価格が下がってきていたのですがその後上昇に転じていますね。
ポイント投資で今だけ100ポイントプレゼント!
2018年5月16日(水)~2018年8月31日(金)までのキャンペーン期間中、ポイント投資を開始した方(100ポイント以上運用を開始した方)に、もれなく100dポイントがプレゼントされます。
特典のdポイントは、ポイント投資開始月の翌月末頃にもらえる予定です。
dポイントが100ポイント以上貯まっている方はとりあえず、最低の100ポイントだけでも試してみるのがよろしいかと思います。
サービス開始から3週間で10万人突破、総運用ポイントは2億ポイント以上!
2018年6月11日にNTTドコモより報道発表資料として、お知らせが発表されました。
(お知らせ)dポイントによるポイント投資サービスの利用者が開始から3週間で10万人を突破
-総運用ポイント数は2億ポイントに到達-https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/06/11_01.html
内容を確認すると、男性が66%と2/3を締めており、年代では3~40代の方6割以上を占めています。
一人あたりの初回投資ポイントは1,000ポイント未満が62%となっていて、少額のポイントでお試しみたいな方が多いようです。
一方でアクティブ・バランスのコース選択は87%がアクティブコースとなっています。
ちょっと意外な感じもしましたが、少額のポイントだからか、気軽にリスクのあるコースを選択している方が多いようです。
投資体験という意味では、少額の、しかもポイントである程度のリスクのある運用をしてみることで、AIによるロボアドバイザーの実力を試してみることができる機会が提供されたという点が、dポイントクラブ会員の方の興味を集めた結果といえそうです。
ポイントではなく、お金で運用したい方には、THEO+[テオプラス]docomo
ポイントじゃなくてお金を運用したい方向けに、THEO+[テオプラス]docomoのサービスも開始しています。
ロボアドバイザーによるおまかせ資産運用が1万円から始められます。
しかもドコモならではの嬉しい特典が満載です。
預り資産残高に応じてdポイントが貯まる
預かり資産に応じてdポイントが貯まります。
ドコモユーザーなら預入資産1万円につき1.5ポイントが、ドコモ回線を利用していない方でも1万円につき1ポイントが毎月もらえます。
預り資産 | ドコモ回線契約者 | ドコモ回線未契約者 |
100万円 | 1,800ポイント (毎月150ポイント) |
1,200ポイント (毎月月100ポイント) |
300万円 | 5,400ポイント (毎月450ポイント) |
3,600ポイント (毎月月300ポイント) |
1,000万円 | 18,000ポイント (毎月1,500ポイント) |
12,000ポイント (毎月1,000ポイント) |
※投資一任報酬の計算対象となる月末の預り資産額をもとに算出します。小数点以下のポイントは切り上げされます。
※預り資産額が3,000万円を超えた分については、預り資産1万円につき、0.75ポイント(ドコモ回線をご利用でない方は0.5ポイント)です。
※投資一任運用報酬の徴収から、2ヶ月以内にポイント進呈されます。
dカード利用者ならお釣り積立が利用できる
dカードを使っている方なら、お買い物のおつりを自動で積立できる、「おつり積立」も利用できます。(2018年7月開始予定)
例えば、500円を基準額として設定した方がdカードで350円の買い物をした場合、500円との差額の150円が「おつり」として自動で積立されるといったサービスです。
つもり貯金みたいな感じでしょうか?
昔財布の中の小銭を毎日貯金箱に入れるようにして貯金したことがあったのですが、その時は数年で10万円位貯まっていてびっくりしたことがありあした。
そのお金を銀行口座に移そうとしたら両替が面倒臭かったので、それ以来やっていないのですが、おつり貯金ならそういった面倒なこともないので、うまく設定すれば続けられそうですね。
ドコモ口座と連携可能
ドコモ口座をお持ちの方なら、ドコモ口座からワンクリックで入金したり、 THEOで運用中のお金の一部をドコモ口座に出金といった連携が可能です。(2018年7月開始予定)
キャンペーンなどで受け取ったドコモ口座の残高を運用に回せるというのは魅力的ですね。
銀行口座からドコモ口座への入金は手数料が無料ですので、1回に10万円までという制約はありますが、直接銀行口座から振り込む手数料は節約できるのもメリットですね。
dアカウントでログイン連携
dアカウントを連携すれば、THEOへのログインが簡略化でき、スムーズに運用状況確認などが行えて便利に使えるようにできます。
ドコモを利用するならdカード GOLDは必携
ポイント投資やTHEO+[テオプラス]docomoなど、資産運用の領域でもドコモユーザーにとってお得なサービスが開始されたのは、結構嬉しいことですね。
dカード GOLDを使えば、ドコモの料金をお得にしつつ、ポイント投資でポイントを増やせたり、THEO+[テオプラス]docomoを使えば、実際のお金で運用している預り資産残高からも毎月ポイントが受け取れて、ポイント投資に回したりもできますので、かなり相乗効果はたかそうです。
dカード GOLDについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので是非ご覧ください。
お得な入会&利用特典については公式サイトにてご確認ください。
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