2018年5月のリニューアル後のドコモのdポイントクラブは、ドコモを長く使っている方にとっては歓迎すべき内容にはなっていますが、それ以外の方には、以前よりもステージ維持が難しくなってしまいました。
リニューアル後はdカード GOLD保有でのステージが優遇が廃止されましたので、最上位のプラチナステージを維持するには、ドコモの契約が15年未満の方は、毎月プラチナステージの条件(6ヶ月間でステージ対象のdポイントを10,000ポイント獲得)をクリアしていく必要があります。
2019年6月に始まった「dポイントスーパー還元プログラム」ではプラチナステージ達成でiD、d払いアプリが+1%還元になりますので、何とか達成し続けたいところです。
ということで、プラチナステージを達成する方法について色々と試してみた結果、無駄使いすることなくようやくプラチナステージが達成できましたので、詳しく紹介していこうと思います。
もくじ
2019年6月以降、プラチナステージでiDのポイント還元率が1%アップする「dポイント スーパー還元プログラム」とは?
プラチナ達成の方法を説明する前に「dポイント スーパー還元プログラム」の何がすごいのかについて触れておこうと思います。
2019年6月より始まる「dポイント スーパー還元プログラム」とは、各種条件をクリアするとiDとd払いアプリの利用でdポイントが最大+7倍になります。
対象ショップはiD、d払い(街のお店)全店舗(全国約100万箇所)ですので、セブンイレブンやイオンなどのdポイントクラブ加盟店以外のお店までもが最大+7倍の対象になってしまいます。
この条件に「dポイントクラブのステージがプラチナで+1%」があるため、dポイントクラブのプラチナステージが今まで以上に重要になりました。
2019年8月はプラチナステージ達成でdポイント還元率が+4%になりました。
dポイント スーパー還元プログラムについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。
dポイントクラブ(2018年5月以降)のステージ判定条件は?
まずは、dポイントクラブのステージ判定条件を把握しておきましょう。
2018年5月以降のdポイントクラブのステージ判定条件はこんな感じです。
ドコモの契約期間が4年未満でも、dポイント獲得数が条件を満たせばOKです。
ドコモ回線 継続利用期間 |
dポイント獲得数 (6ヶ月間累計) |
||
プラチナ | 15年以上 | or | 10,000pt以上 |
4th | 10年以上 | or | 3,000pt以上 |
3rd | 8年以上 | or | 1,800pt以上 |
2nd | 4年以上 | or | 600pt以上 |
1st | 4年未満 | or | 600pt未満 |
私はドコモ歴がまだ4年未満のため、プラチナ達成のためには6ヶ月で10,000ポイントを獲得する必要があります。
月平均で1,667ポイント、dカードの基本還元率1%で計算すると月16万7千円程度の利用が必要というかなりハードルの高い設定になっています。
しかも!2018年5月よりドコモの10%還元のポイントのうち特典分の9%分は対象外に!
2018年4月まではdカード GOLDの特典で付与されるドコモとドコモ光の10%還元分のdポイントは全てステージ判定対象になっていましたが、2018年5月以降ドコモとドコモ光の利用料金分のうちステージ対象となるのは1%分のみ、dカード GOLD特典として付与される残りの9%分についてはステージ判定外となってしまいました。
かなり厳しい展開で、dカード GOLDユーザーにとっては非常に残念な変更です。。
では、効率よくステージアップ対象のdポイントを貯める方法は?
ではステージ判定対象のポントは何が対象になるのか?
対象と対象外の利用方法の違いをまとめてみるとこんな感じです。
dカードクレジット払い | 100円=1ポイント | ステージ対象 |
d払いアプリ(街のお店) | 200円=1ポイント | ステージ対象 |
dポイントカード加盟店(提示) | 100円=1ポイント | ステージ対象 |
dカード特約店 (dショッピング、d fashion、 ドコモオンラインショップ含む) |
100円=1ポイント (店による) |
ステージ対象 |
dカードポイントUPモール | 最大10倍 | ステージ対象 |
ドコモ・ドコモ光料金 (1%分) |
1,000円=10ポイント | ステージ対象 |
ドコモ・ドコモ光料金 dカード GOLD特典(9%分) |
1,000円=90ポイント | 対象外 |
ずっとドコモ割プラス 更新ありがとうポイント |
期間・用途限定 | 対象外 |
各種キャンペーン | 期間・用途限定 | 対象外 |
d払い(ネット)のd曜日 ポイントアップ分 |
期間・用途限定 | 対象外 |
dヘルスケア・歩いておトク | 期間・用途限定 | 対象外 |
他のポイントからの移行 | – | 対象外 |
ドコモとドコモ光の料金1%分以外は、基本的に買い物で貯まるポイントのみがステージ判定対象という感じです。
ではステージ対象となるdポイントの貯め方と還元率についてそれぞれ見ていこうと思います。
dポイントカード加盟店、dカード特約店、dカードポイントUPモールで効率的にステージ対象ポイントを貯める
支払い方法とdカード特約店、dポイントクラブ加盟店などを使った際のポイント還元率はだいたい以下のようになります。
還元率 | 利用方法・お店など |
1% | dカードクレジット払い |
1.5% | dカードを設定したd払いアプリ支払い dカードポイントUPモール(1.5倍のショップの場合) |
2% | dポイントクラブまたはdカード特約店でのdカード支払い |
3% | dポイントクラブ かつ dカード特約店でのdカード支払い ドコモオンラインショップ、dショッピング、d fashion、 洋服の青山、JAL、タワーレコードなど |
4% | dポイントクラブ かつ dカード特約店でのdカード・iD支払い マツモトキヨシ、スターバックスカード、 ドトールバリューカード、サカイ引越センター |
dポイントカード加盟店、dカード加盟店は、dカード利用と別に通常ポイントがもらえますので、店にもよりますが、100円=2ポイントと通常の2倍のペースでステージ対象ポイントが貯められます。
それぞれの加盟店はこんな感じです。
dポイントクラブ加盟店
マツモトキヨシ、ローソン、マクドナルド、サンマルクカフェ、やまや、nojima(ノジマ)、高島屋、PLAZA、イオンシネマなど
dカード特約店
マツモトキヨシ、高島屋、伊勢丹、三越、タワーレコード、紀伊國屋書店、洋服の青山、コナカ、紳士服のフタタ、スターバックスカード、ドトールバリューカード、ENEOS、オリックスレンタカー、JAL、ドコモオンラインショップ、dショッピング、d fashion、dトラベルなど。
dショッピング、d fashion、dトラベルはdカード加盟店扱いなんですね。
中でも高還元率に貯められて日常使う機会が多そうなのはマツモトキヨシとスターバックスコーヒー、ドトールコーヒー、エクセシオールコーヒーです。
マツモトキヨシならステージ対象ポイント約4倍
マツモトキヨシはdポイントクラブ加盟店とdカード特約店を兼ねていますし、dカード特約店ポイントは100円(税込)=2ポイントという良心的な設定のため、dポイントカードを提示してdカード(もしくはiD)で支払えば約4倍、しかもすべてステージ判定対象になります。
こちらは税込で約4,000円の買い物をした時に実際に加算されたポイントです。
dポイントカード提示分の100円(税抜)=1ポイントは利用後即反映されます。
dカード利用+dカード特約店分の100円(税込)=3ポイントは4日後に反映されました。
dカード特約店ポイントは100円(税込)=1ポイントで計算されるのに対し、dポイントクラブは100円(税抜)で計算されるため、消費税分少なくなるものの、4,000円の買い物で157ポイント、還元率は3.9%以上にもなります。
スターバックスカード・ドトール バリューカードへのチャージでポイント4倍
スターバックス、ドトールコーヒー、エクセシオールカフェなら、スターバックスカード、ドトール バリューカードへのチャージをdカードで行えば100円=4ポイントと高還元にステージ対象ポイントが貯まります。
- スターバックス カード:dカードでのオートチャージ・オンライン入金100円(税込)=3特約店ポイント+dカード払い1ポイント
- ドトール バリューカード:dカードでのクレジットチャージ100円(税込)=3特約店ポイント+dカード払い1ポイント
ドトールコーヒーはdポイントクラブ加盟店でもあるので200円(税込)=1ポイントも合わせると200円(税込)=9ポイントも貯められます。
dカード(クレジット支払い)とd払い(アプリ)の通常ポイント
Apple PayやおサイフケータイなどのiD支払いやdカードのクレジット支払いで貯まる100円=1ポイントの通常ポイントはもちろんステージ対象です。
d払い(アプリ)支払いで貯まる200円=1ポイントもステージ対象になります。
d払い(アプリ)の支払い方法をdカードのクレジット払いにしておけば、200円=3ポイントとステージ対象ポイントを最大1.5倍にできます。
※ただしdカード特約店でd払いアプリに対応しているお店(マツモトキヨシなど)はdカード支払い(iD払い含む)ならdカード特約店ポイントの対象になりますが、d払いアプリだとdカード特約店ポイントが付かないので、こういうお店はd払いではなく、dカード/iDの方がお得になります。
d払いアプリへのdカード支払いを設定はd払いアプリの「お支払い方法変更」画面にて設定できますので使ってみてください。
ドコモとドコモ光の料金は1%分のみ対象
dカード GOLDを使っているとドコモとドコモ光の料金は1,000円につき100ポイントが貰えますが、そのうちステージ判定の対象になるのは1%分のみです。
★がついているのがステージ対象ですが、dカード GOLD特典分には★がありません。
2018年5月のdポイントクラブリニューアル前は対象になっていただけに、この改定は非常に残念です。
dカード ポイントUPモール
dカード ポイントUPモールは、モールで紹介しているショップのページを経由してdカード支払いをすると最大ポイント10倍とかになります。
ドコモ関連のショップだけでなく、Amazonや楽天をはじめ主要なネットショップやサービスが参加していて、amazonや楽天なら1.5倍、期間限定でポイントアップしている店もあります。
dカード ポイントUPモールの利用についてもステージアップ対象になります。
d払い(ネットのお店)の毎週お得なd曜日に参加しているショップなどもありますので、ネットショッピングの際は必ずチェックしてみてください。
プラチナステージの達成の近道はdカードポイントUPモール
わが家のケースの場合、ドコモとドコモ光で貯まるのは月130ポイント(6ヶ月で780ポイント)のため、10,000ポイント貯めるには残り9,220ポイント、月平均1,537ポイントが必要でした。
1ヶ月 | 6ヶ月計 | |
ドコモ料金1%分 | 90P | 540P |
ドコモ光1%分 | 40P | 240P |
必要ポイント数 | 1,537P | 9,220P |
計 | 1,667P | 10,000P |
仮に全てdポイントクラブ加盟店やdカード特約店の2%還元で貯めたとしても月76,850円もの買い物をしないといけないため、dポイントクラブのリニューアル以降、一度もプラチナステージが達成できていなかったのですが、ようやくヒントがつかめ達成することができました。
達成への近道はdカードポイントUPモールでした。
dカードポイントUPモールはこれまであまり使っていなかったのですが、ステージ対象ポイントがもらえると知って以来、ネットショッピングの際には必ずチェックして使うようにしています。
AmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場などの普段の買い物で使うお店だけでなく、家電やパソコンとか高額な買い物だと、ステージアップ対象のdポイントを一気に稼ぐことができます。
dカードポイントUPモールは利用からポイントが反映されるまで数ヶ月かかりはしますが、使い続けていれば定期的にステージアップ対象のdポイントがもらえますので、おすすめです。
これはドコモオンラインショップで機種変更したときにもらった2,000ポイントですね。
このときはdカード GOLDの年間ご利用額特典のケータイ割引クーポンとdポイントで全額支払ったので、dカードのクレジット払いは発生していないのですが、それでも2,000ポイントもらえました。
dショッピングデーを使って日用品をまとめ買いが超絶にお得
毎月20日のdショッピングデー、毎月10日、20日、30日のd fashion、dデリバリー、dブック、dトラベルで最大20倍、dマーケットマスターなどの最大7倍と合わせると、最大26倍(通常ポイント1%分の重複を除く)とかの驚異的なセールがあります。
この日を使って日用品をまとめ買いすれば、相当お得につかえます。
ステージ判定対象は3%分ですが、20%以上お得に買物ができるので使わない手はないと思います。
dマーケットはドコモ口座キャッシュGET MALL経由でさらにお得に
dショッピング、dマーケットはdカードポイントUPモールの対象ショップではないのですが、「ドコモ口座キャッシュ GET MALL」を経由するとdポイントとは別に購入金額の1%分とかのドコモ口座残高がもらえますので、更にお得にできます。
下記のリンクから口座を登録いただくともれなく100円のドコモ残高がもらえますので、ぜひお試しください。
ドコモ利用者に必携なdカード GOLD(dカード ゴールド)
dポイントクラブでステージを維持するためには、ドコモ契約者にとってdカード GOLDが必携なことに変わりはありません。
dカード GOLDについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので是非ご覧ください。
お得な入会特典については公式サイトにてご確認ください。
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