ドコモのキャッシュレス決済「d払いアプリ」は「dポイント スーパー還元プログラム」を上手く活用するとd払いアプリとdカードのiD支払いいつでも最大7倍になります。
そんなd払いについて詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。
もくじ
- 1 d払いとは?
- 2 街のお店で使うd払いアプリとは?
- 3 d払いアプリを使うには?
- 4 d払いアプリが使える街のお店
- 5 d払いアプリの気になるポイント還元率は?
- 6 d払いアプリを実際に使ってみた結果、こんな感じで反映されました。
- 7 d払いアプリのお店での支払い方法
- 8 d払いアプリでdカード払いにするにはにあらかじめ設定が必要
- 9 d払いとApple Payはどっちが使いやすい?お得?
- 10 2019年8月28日(水曜)より、不正利用の被害額を原則全額補償がスタート
- 11 2019年10月にウォレット機能が追加
- 12 Felica(フェリカ)非搭載スマホならd払いアプリは便利かも
- 13 d払いもdポイントをお得に貯めるならdカード GOLDがおすすめ
d払いとは?
d払いとは「ドコモが提供する決済サービスの総称」で、街のお店とネットのお店とで使い方が異なります。
- 街のお店:スマホのアプリ「d払いアプリ」を使ってバーコード、QRコードを使って支払う
- ネットのお店:本人認証サービス(3Dセキュア)を登録したdカードを含むVISA/MASTER/JCB/アメリカン・エキスプレスでのクレジットカード払い
もしくはドコモの電話料金合算支払い
今回は主に街のお店で使う「d払いアプリ」について紹介していきます。
街のお店で使うd払いアプリとは?
NTTドコモが2018年4月より開始した「d払いアプリ」はスマホのアプリでバーコード(またはQRコード)を表示しレジで読み取ってもらうことで、ケータイ料金と合算して請求される(もしくはクレジットカード支払い、もしくはdポイント払い)サービスで、dポイントも200円(税込)につき1ポイント貯まります。
d払いアプリをdカード支払いの設定にすれば、dカード払いの1%分とd払いアプリの0.5%分の2重取りも可能です。
スマホでの支払いと言えば、おサイフケータイやApple PayのiD払いがすでにありますので、どう違うのか、どっちがお得なのか?どっちが使い易いの?などなど、ドコモ・dカードユーザーとして気になる点が色々ありますので、まとめてみたいと思います。
d払いアプリを使うには?
d払いアプリはスマートフォンにインストールし、パスワードや支払い方法(ドコモの料金としてかクレジットカード払いかなど)を設定すれば使えるようになります。
月額利用料金はもちろん無料です。
ドコモのスマホでなくても利用できる
d払いアプリは各種クレジットカード払いに対応していますので、スマホの契約がドコモでない方もdアカウントを発行すれば利用可能です。
ドコモの回線を使っている方なら携帯番号とspモードパスワード、もしくはネットワーク暗証番号ですばやくログインできます。
ログインすると早速バーコードとQRコードが表示されました。
QRコードは有効期限5分のワンタイムのものとすることでセキュリティを高めています。
d払いアプリが使える街のお店
「d払いアプリ」が使えるお店は日々増えています。
主要なところではこんな感じです。
- セブン-イレブン、ローソン/ローソンストア100、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニエンスストア
- マツモトキヨシ、ウエルシア、ココカラファインなどのドラッグストア
- ビックカメラ、コジマ、Joshin、ケーズデンキなどの家電量販店
- お酒のやまや、タワーレコード、スポーツデポ、オートバックスなどの専門店
- ガスト、ジョナサン、松屋、上島珈琲店などの飲食店
d払いアプリが使えるガソリンスタンド(サービスステーション)は今のところありません。
ENEOSならdカード特約店でdポイントが1.5倍になりますので、dカードのクレジットカード払い、iD払いがおすすめです。
d払いアプリの気になるポイント還元率は?
d払いアプリは200円(税込)につき1ポイントが貯まりますので還元率0.5%です。
dカード支払いにしてポイント3重取りが可能!
d払いアプリでの支払い方法をdカードにすればクレジット払い分のdポイントが貯まり、dポイントクラブ加盟店ならdポイントカードの提示で貯まるdポイントも貯まり、いわゆるポイント3重取りができてしまいます。
d払いアプリ200円(税込)で1ポイント、dポイントカード100円(税抜)で1ポイントの場合、216円で5ポイントと、2.31%還元にできます。
- d払いアプリ:200円(税込)=1dポイント
- dカード:200円(税込)=2dポイント
- dポイントカード:216円(税込)=2dポイント
dカード特約店での4重取りはできない
dカードのクレジット払いでdカード特約店ポイントが貯まるdカード特約店かつdポイントクラブ加盟店の場合、dカード特約店ポイントがついて4重取りができるかというと、これは残念ながらできません。
d払いアプリにdカード支払い設定をしていても、d払いアプリで支払った分はdカードとしてはクレジット払い扱いにはならないため、dカード特約店ポイントはもらえませんでした。
dカード特約店かつdポイントクラブ加盟店でのdカード払い、ApplePay含むiD払い | dカード支払いに設定したd払いアプリ払い |
×:払いアプリポイント ○:dポイントクラブポイント ○:dカードクレジット払いポイント ○:dカード特約店ポイント |
○:払いアプリポイント ○:dポイントクラブポイント ○:dカードクレジット払いポイント ×:dカード特約店ポイント |
dカード特約店ポイントはマツモトキヨシなら100円=2ポイント、その他の店は100円=1ポイントとd払いアプリよりもポイント還元率が高いので、dカード特約店ではdカードかiD払いの方がお得です。
ローソンの3%OFFも対象外なので要注意
d払いアプリでの支払いはローソンで3%OFFの特典の対象外です。
ローソンでdカード請求時3%OFFが適用されるの対象はdカード、dカード GOLD、DCMX、DCMX GOLDのMastercard/Visa/iD、dカード miniでの支払いとなっていますので、ローソンではdカードかiD支払いがベストです。
d払いでキャンペーンなどがある場合には、d払いアプリの方ががよいときもありますが。
d払いアプリを実際に使ってみた結果、こんな感じで反映されました。
d払いに対応しているウェルシア薬局でd払いを使って1,100円程買い物をしてみました。
d払いでもらえる200円(税込)=1dポイント分は利用後すぐにポイントが加算されました。
★がついているのでdポイントクラブのステージ判定対象の通常ポイントです。
そして5日後にdカード支払い分のポイントも加算されました。
1,100円で合計16ポイント獲得です。
ウェルシアはdポイントクラブ加盟店ではないので、dポイントカード提示でのdポイントはつきませんが、Tポイントカードを提示すればdポイントだけでなく、Tポイントも貯められます。
実際、この日は月曜ということでTポイントカードを提示して20Tポイント獲得できたので、dポイントとTポイント合計で36ポイントの獲得となりましたので、合計のポイント還元率は3%を超えました。
36ポイント ÷ 1,100円 = 還元率3.3%(※月曜以外だと1%下がります。)
d払いアプリのお店での支払い方法
お店で支払う際には、アプリを起動しバーコード(またはQRコード)の画面をレジのリーダーで読み取ってもらうことで支払いが完了します。
QRコードとバーコードは有効期限が設定されていますので、表示する度に内容が変わります。
dポイント加盟店ならdポイントを使って支払うことも可能です。
ちなみにdポイントで支払った分はポイント対象外です。
支払後にはレシートメールが届きます。
支払画面の左下の「dポイントカード」をタップするとdポイントカードのバーコードが表示されます。
d払いアプリでdカード払いにするにはにあらかじめ設定が必要
d払いアプリでdカード支払いにするためには、あらかじめdカードを登録しておく必要があります。
またdカードを登録するためには、あらかじめ「インターネットショッピング本人認証サービス(3Dセキュア)」の登録が必要です。
インターネットショッピング本人認証サービスの登録は、dカードのアプリかホームページにdアカウントでログインして設定します。
※以前利用されていたMember’s IDは2019年3月19日に廃止となり、インターネットショッピング本人認証サービスの登録はdアカウントでできるようになりました。
d払いアプリへのdカード登録方法
dカードを登録するには、メニューの「設定」をタップ、設定画面の「お支払い方法」をタップします。
「クレジットカードを登録」をタップすれば、dカードの登録が行えます。
登録後はdカードをタップし、選択された状態にして「次へ」をタップすると「インターネットショッピング本人認証サービス(3Dセキュア)」のパスワード入力画面が表示されますので、パスワードを入力して「送信」をタップすると登録が完了します。
登録が完了すると、支払いのバーコード・QRコード画面の支払い方法のところにdカードのロゴとカード番号下4桁が表示されます。
d払いとApple Payはどっちが使いやすい?お得?
私はiPhoneにdカード GOLDを登録して、iDが使えるお店ではほぼすべてApple Payで支払いをしています。
d払いが導入されることで支払い方法の選択肢が増えるのですが、どっちが便利でお得になるか比較してみました。
Apple Pay | d払いアプリ | |
支払いの使いやすさ | ○ FaceIDで認証してかざすだけでOK (iPhone7、8はTouchID) |
△ アプリを起動してバーコードを表示させ店員に読み取ってもらう |
dポイント加盟店でポイントの貯めやすさ | △ dポイント、dカードアプリを起動しバーコードを表示して店員に読み取ってもらった後に、iDで払うと告げかざして支払う |
○ d払いアプリのQRコード画面からポイントカードのバーコードも簡単に表示できるので、ポイントと支払いが1アプリで完結できるので便利 |
dポイント加盟店でポイントの使いやすさ | △ 貯めるときと同じ操作 |
○ d払いアプリでポイント利用を指定できるので1アプリで完結できる |
お得度 | △ 今までのところ、年に数回ポイント5倍キャンペーンが実施されており、期間中はお得 ○dカード特約店はdカード・iD払いがお得 |
○ dカード支払いに設定した時にdカードとd払いのポイント2重取りができるのでお得 2019年8月はコンビニ限定ポイント20%還元が実施されていました。 |
使えるお店 | ◎セブンイレブンを含む全コンビニやイオンを含むスーパー、飲食店ガソリンスタンドなどたくさんある | △ローソン、ファミリーマートの他はドラッグストア、アパレルチェーン、居酒屋チェーンなど |
d払いアプリで支払う操作が、dポイントの提示でポイントが貯まる機能も兼ね備えているのであれば、ポイントカードの提示と支払いが1アプリで完結できてかなり便利に使えそうです。
あとd支払いアプリにdカードを登録すれば、d払いの方がお得にできます。
dカード GOLDはドコモの料金が10%還元になりますが、d払いをドコモの電話料金の合算にした場合、d払い利用分はポイント10%の対象外です。
いずれもキャンペーンでお得になることがある!
2019年11月はd払い(街のお店)でドラッグストア限定+10%還元キャンペーンが実施されます。
2019年9月14日~10月14日まではd払いアプリでポイント20倍が実施されていました。
過去にはAple PayのiD支払いで5%還元になるキャンペーンもあったりしましたので、キャンペーンによって上手く使い分けるとお得に利用できます。
2019年8月28日(水曜)より、不正利用の被害額を原則全額補償がスタート
d払いアプリでは2019年8月28日(水曜)より、不正利用の被害額を原則全額補償される制度が導入されました。
dカードではすでに不正利用時の補償がありますが、d払いについても同様の補償が受けられるようになった形です。
2019年8月27日(火曜)以前に発生した被害についても補償の対象となります。
2019年10月の消費増税後のキャッシュレス決済最大5%還元に向けて、安心してキャッシュレス決済を使っていただくための環境を各事業者も整備している状況なのでしょう。
とはいえ、利用者としてもパスワードを安易なものにしない、使いまわしたりしないないなどの防御はしっかりと行わないといけないですね。
d払いアプリでは、iPhone版は設定メニューの「お支払い画面のセキュリティ」を設定すると、アプリの起動時にTouch IDやFace IDでの認証を必須にできますので、対応機種をお使いの方は必ず設定するようにしておきましょう。
2019年10月にウォレット機能が追加
2019年10月にウォレット機能が追加されました。
使える機能としては以下のとおりです。
- ドコモ口座へのチャージ
- ドコモ口座から銀行口座への出金
- 他のd払いアプリ利用者への送金
- 他のdポイントクラブ会員へdポイントを送る
- 他のdポイントクラブ会員からdポイントをもらう
- 限度額変更
- 利用履歴
基本的にはドコモ口座やドコモのサイトにリンクしている感じですが、ドコモ口座がd払いの残高みたいな感じで使えるようになるイメージです。
利用明細もブラウザでドコモのサイトで確認するかたちですが、大分見やすくなりました。
Felica(フェリカ)非搭載スマホならd払いアプリは便利かも
d払いアプリの最大の特長はFelica(フェリカ)が搭載されていないスマホでも利用できるところかと思います。
クレジットカードを持っている方ならドコモの契約がなくても、無料で発行できるdアカウントさえあれば利用できますので、iPhone6などを使っている方などがクレジットカードで貯まるポイントに加え、200円に1ポイントのdポイントが貯められるのは、悪くないかもしれません。
d払いもdポイントをお得に貯めるならdカード GOLDがおすすめ
d払いアプリをお得に使うには、支払い方法にdカード、dカード GOLDを設定するのがおすすめです。
dカードはクレジットカード、電子マネー「iD」、バーコード決済の「d払い」と多彩な支払いに対応しているため使いやすいのと、高還元にできるキャンペーンが非常に沢山あり、ドコモユーザーの方なら最もお得に使えるカードです。
dカードの特長・メリットをまとめてみるとこんな感じです。
- dカード GOLDならドコモ・ドコモ光の料金が10%ポイント還元
1回の利用ごとに100円につき1dポイント(還元率1%) - 後払い式電子マネー「iD」が付帯、Apple Pay、Google Payにも登録可能
- バーコード決済「d払いアプリ」の支払い方法に登録可能
dポイントカード付帯、dポイント加盟店なら提示で貯まるポイントと2重取り可能 - 「dポイントスーパー還元プログラム」で「iD・d払い」がつかえる街のお店が最大+7%還元
- 毎週金・土曜の「d曜日」はAmazonをはじめネットのお店が最大6%還元
- 毎月20日の「dショッピングデー」はdショッピングが+19%還元、毎月0の着く日はd fashion、dデリバリー、dブック、dトラベルがポイント+19%還元
- 「dマーケットマスターチャレンジ」でdマーケットがいつでも最大+4%還元
- dカード GOLDなら年100万円以上の利用で1万円以上お得な「年間ご利用額特典」でクーポンが貰える
私は実際にメインカードとして3年以上使っていますが、年間の還元率で5%以上はお得につかえています。
dカードについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。