Pontaカードを作るのであれば、やはりクレジットカード機能がついたカードの方がお得なのかなあ、ということで、どのPONTA付帯クレジットカードが一番お得に使えるのか?というテーマで検証してみたいと思います。
対象は以下の4カードです。
- JMBローソンPONTAカードVisa
- Ponta Premium Plus
- シェル-Pontaクレジットカード
- ルートインホテルズ Ponta VISAカード
では早速見ていきましょう。
もくじ
年会費・ポイント還元率の比較
貯まるポイントはいずれもPontaなので、年会費、ポイント還元率の違いが大きなポイントになってくると思います。
カード名称 | JMBローソンPONTAカードVisa | Ponta Premium Plus(ポンタ プレミアム プラス) | シェル-Pontaクレジットカード | ルートインホテルズ Ponta VISAカード |
カード提携先 | ローソン 日本航空 |
JACCSカード | 昭和シェル石油 | ルートインホテルズ |
カード発行元 | セゾンカード | JACCSカード | 三菱UFJニコス 株式会社 |
三井住友 VISAカード |
ブランド | VISA | JCB | VISA | VISA |
年会費 | 永年無料 | 初年度無料 2年目~2,000円(税抜) 年間5万円以上利用で次年度無料 |
初年度無料 2年目~1,250円(税別) (家族会員無料) Ponta加盟の昭和シェル石油SSで年1回以上利用で次年度無料 |
初年度無料 2年目~1,250円(税抜) 年間50万円以上利用で次年度無料 |
カード提携先 ポイント還元率 |
ローソン 2%(カード支払) +200円(税込)ごとに1JALマイル2016年2月まで ローソンフレッシュ(宅配) 1.5% |
特定の提携先なし 年2回(7・12月)は、10万円以上で1.5%、20万円以上なら2%に還元率アップ |
シェルSS 給油1Lにつき2P 灯油1Lにつき1P ガソリン以外1% (給油1L130円として1.5%還元) |
ルートイン 宿泊代金5% |
PONTA提携社 ポイント還元率 |
VISA加盟店0.5% +提携社ポイント |
JCB加盟店1% +提携社ポイント |
VISA加盟店1% +提携社ポイント |
VISA加盟店0.3% +提携社ポイント |
その他 ポイント還元率 |
VISA加盟店0.5% | JCB加盟店1% | VISA加盟店1% | VISA加盟店0.3% |
年会費はローソンのみ無条件で無料、他のカードも条件付きで無料に。
JMBローソンPontaカードVisaは無条件で永年無料です。
シェル-Pontaクレジットカードは年1回以上の利用で次年度年会費が無料、Ponta Premium Plusは年5万円以上、ルートインホテルズ Ponta VISAカードは年50万円以上の利用で次年度無料です。
利用金額を気にせず気軽に持てるのはJMBローソンPontaカードVisaですね。
ポイント還元率の差は?
ポイントと一口に言っても、1.カード提携先で使う還元率、2.クレジットカードの基本の還元率、3.PONTA提携社利用でもらえるポイントと3つがありますので、個別にみていきましょう。
1.カード提携先は独自にメリットを打ち出している。
JMBローソンPONTAカードVisaはローソンが有利に加え、期間限定でJALマイルも
ローソン(ナチュラルローソン)、ローソンストア100(ローソンマート含む)は、100円(税抜)につき2ポイント(スキャン1ポイント+クレジット利用1ポイント)
さらに、2016年2月までの限定はありますが、JALのマイルが200円(税込)ごとに1マイル加算されます。利用するには、セゾンインターネットサービス「Netアンサー」へ登録する必要があります。
ローソンで利用するなら、通常でも2%、来年2月までならさらにJALマイルがもらえて、リクルートカードプラス以上の還元率になります。
ローソンフレッシュ(ーソン会員制ネット宅配サービス)は、200円(税抜)ごとに1ポイントに、VISA加盟店ポイント1,000円(税込)ごとに5P貯まり、1%還元になります。
残念ながら来店ポイントは終了しています。
また、カード発行会社はセゾンですが、永久不滅ポイントは貯まりません。
シェル-Pontaクレジットカード
Ponta加盟の昭和シェル石油SSでは、給油1L(リッター)につき2ポイント(通常ポイント1ポイント+クレジット1ポイント)がたまりますが、クレジットポイントは150L/月までの上限があります。
灯油は1Lにつき1ポイント、ガソリン以外は100円(税抜)につき通常ポイントが1ポイント貯まります。
リッター換算というのがユニークなところです。
例えば、1リットル130円で計算した場合には、2 ÷ 130 = 1.54% 、120円だと 2 ÷ 120 = 1.67% という感じで、ガソリン価格が下がるほど、お得になります。
Ponta Premium Plus
このカードについては、特定の提携先がないので提携先独自の特典はありませんが、年に2回(7月、12月)のボーナスポイントが用意されています。
期間中にクレジット払いを10万円以上利用0.5%分、20万円以上で1.0%分が、通常のポイントに上乗せされますので、それぞれ還元率が1.5%、2.0%とアップ、20万円使うと2倍になります。
7月、12月といえばボーナスが支給される方もいらっしゃると思いますし、それまでにお金を貯めておいて、このタイミングをうまく利用して、大きな買い物に利用するとお得です。
ルートインホテルズ Ponta VISAカード
ご宿泊代金100円(税抜)ごとに通常宿泊ポイントが3ポイント、プラス、カード決済なら100円(税抜)ごとにボーナスポイントが2ポイント貯まり、還元率は5%になります。
ただし、加算率は施設により異なるのと、ルートインホテルズウェブサイト以外のサイトや旅行代理店経由のご予約はポイント加算の対象とならないので、注意が必要です。
2.基本の還元率はシェル、Premium Plusが1%で優位
ベースとなる還元率はシェルと、Premium Plusが1%と高い設定です。
シェル-Pontaクレジットカード、Ponta Premium Plusが1%(ともに100円(税込)につき1ポイント)
JMBローソンPONTAカードVisaは0.5%(1,000円(税込)ごとに5P)
ルートインホテルズ Ponta VISAカードは0.33%(300円につき1ポイント)
3.Ponta提携社のポイントは基本的に同じ?
PONTA提携社で利用した際にはそれぞれ、提携社からのポイントがもらえます。
カード提携先以外の提携社での基本的には同じですが、Ponta Premium Plusについては、昭和シェル石油、ローソンのみポイントの付き方が異なるようです。
<ポイントサービス>
◇Ponta ポイント(提携社のうち「昭和シェル石油」で本カードを使用しクレジット決済した場合は対象外)
⇒ ご利用額 100 円毎に Ponta ポイント 1 ポイントを付与
(提携社によってポイント付与率が違います)
◇クレジット Ponta ポイント(提携社のうち「ローソン」は対象外)
⇒ クレジットカードご利用額 300 円毎に Ponta ポイント 2 ポイントを付与
◇ボーナスポイント
⇒ 毎年 1 月~同年 6 月、毎年 7 月~同年 12 月の各 6 ヵ月間のクレジットカード
ご利用額 40 万円毎に Ponta ポイント 1,500 ポイントを付与(最大 22,500 ポイント)引用元:http://www.jaccs.co.jp/corporate/newsrelease/2010/pdf/101224_1.pdf
今でもそうなんでしょうか?
JACCSカードのカード一覧にはPonta Premium Plusが記載されておらず、いまいちよくわかりません。
GEO(ゲオ)のレンタルどのカードでも使える。
どのPONTAカードでも、初回レンタル時にGEOの店頭にてレンタル機能追加すればレンタルに利用することができます。
JMB(JALマイレージバンク)との連携は?
2016年2月までの期間限定では、JMBローソンPONTAカードVisaならローソンのお買い物200円(税込)につき1マイルがもらえてとてもお得です。
JALマイレージバンクとPONTAカードの一体型なので、カードが増えないのがいいですね。
その他は大きく違いはありません。(他のPONTAでもJMB×Ponta会員登録をすれば同じように利用できます。)
貯まったPONTAの使う時の条件は同じ
JMBローソンPONTAカードVisaで貯まったポイントをローソンで使うとお得になる。というような特典は用意されているわけでななさそうですので、どのPONTAカードにたまったPONTAも、同じように利用できます。
どのPONTAカードがよいのか?
1.JMBローソンPONTAカードVisa
ローソン(ナチュラルローソン)、ローソンストア100(ローソンマート含む)を使う機会が結構多い方はこのカードで決まりでしょう。
年会費が無料なので利用金額を気にする必要はありませんし、Loippiお試引換券は定期的に内容が変わりますので、使う楽しみも増えますね!
特にビールやお菓子などは相当お得に交換できますから、お仕事帰りのお父さんやOLさんにはお得におうちでリラックスできて疲れを忘れさせてくれるきっかけになりそうですね。
期間限定ですがJALのマイルが加算されれば、リクルートカードプラスを利用するよりメリットは大きいですね。
2.シェル-Pontaクレジットカード
昭和シェルで給油される方は、シェル-Pontaクレジットカードを選ぶのは手です。基本の還元率が1%とまあまあ高いので、メインカードとしてガソリン以外にも利用すれば、そこそこPONTAはたまると思います。
ただし、ガソリン代の還元率だけで見ると1L2円と決して高いほうではありませんので、月に2万円以上かかるガソリン代の利用をメインに使う、というような方は、PONTAは貯まりませんが、シェル スターレックス カードを選べば、年24万円以上で年会費無料で1L3円の割引が受けられます。
1L=130円で2.3%、1L=140円で2.1%還元になるので、リクルートカードプラスよりも高い還元率になります。
ガソリン代はそれほどはないが、昭和シェルは利用、ローソンも他の提携社もそこそも利用する方は、JMBローソンPONTAカードVisaより、0.5%還元率の高いシェル-Pontaクレジットカードがよいかもしれないですね。
ブランドはVISAのみ、発行会社は三菱UFJニコス株式会社です。
3.Ponta Premium Plus
どこで使っても1%OFF、7月、12月は20万円以上利用で還元率2倍と、PONTAをメインに集めている方にメインカードとして利用されることを想定されたカードでしょう。
確かにそういう使い方もありますが、リクルートカードプラスが年会費2,180円で還元率は常時2%、PONTAとの等価交換のサービスを展開している中では、正直魅力にかける部分は否めません。
JACCSカード発行ですので、JACCSモールを使えばJデポがもらえたりで、還元率はもう少し高くできそうですが、JACCSカードカードのホームページのカード一覧に情報が載っていないので、今いちよくわかりません。そのあたりもマイナスのポイントです。
4.ルートインホテルズ Ponta VISAカード
ルートインホテルズの常連の方にはおすすめですが、それ以外の方は正直使うのは難しいですね。
ルートインホテルズの宿泊以外の利用は、0.3%還元と、年間20万円以上以上が年会費無料条件なので、宿泊料金で元を取ろうなどと考えるものではありません。
リクルートプラスのサブカードとして考えると。
最初のこの記事の趣旨には触れなかったのですが、リクルートカードプラスで貯まったリクルートポイントをPONTAに交換した際にどのカードを使うのかというのが調査の目的でもありました。
年会費無料、お試しLoppiの利用やマイルに交換する可能性も考えて、JMBローソンPONTAカードVisaを選んでみました。
JALのマイルはあまり貯まりませんが、リクルートカードやポンパレモールの買い物で貯めたポイントをPontaとしてお店で使うのに便利なカードとして重宝しています。
是非お試しください。
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