ANAカードには提携先やグレードがたくさんありますが、コスパ面でお得なのがANA VISA Suicaカードです。

ANA VISA一般カードよりも年会費割引特典の割引率が高く、年会費を継続マイル以下にできるという技が使えます。
今回はそんなANA VISA Suicaカードを紹介していきます。
もくじ
ANA VISA Suicaカードは持っているだけでお得!?その理由は?
ANA VISA Suicaカードが持っているだけでお得な理由は、ズバリ「年会費よりも毎年もらえる継続マイルの方が多いから」です。
ANA一般カードは持っているだけで毎年「継続ボーナスマイル」が1,000マイルもらえます。
マイペイすリボへの登録+年1回以上の利用で年会費2,200円(税込)が826円(税込)になる
ANA VISA Suicaカードの本人会員年会費は2,200円(税込)ですが、発行元の三井住友VISAカードでは2つの年会費割引特典が利用できます。
- WEB明細の利用と過去1年間で6回以上請求がある
- リボ払い「マイ・ペイすリボ」設定と年1回以上の利用
1の割引額はいずれのカードも同じですが、2のリボ設定と年1回以上の利用については、ANA VISA一般カードよりもANA VISA Suicaカードの方が割引額が高い設定になっています。
ANA VISA Suicaカード | ANA VISA 一般カード | 差 | |
WEB明細+年6回請求あり | 500円(税抜) | 500円(税抜) | 0円 |
リボ払い+1回利用 | 1,249円(税抜) | 975円(税抜) | 274円(税抜) |
そのため、リボ払い設定と年1回以上の利用なら年会費は826円(税込)にできます。

ちなみにANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード、ANA VISA nimocaカードも同じ割引額が適用されます。
2021年2月支払い分よりマイ・ペイすリボの年会費割引の条件が変更される
ただし、残念ながら2のマイ・ペイすリボの年会費割引は2021年2月支払い分よりマイ・ペイすリボ登録と「年1回以上リボ払い手数料の支払いがある」に条件が変更されます。
リボ払い手数料は高金利ですので、条件変更後はやめておいたほうがよいかもしれません。
ANA VISA Suicaカードの特長・メリット
年会費がお得になる以外のANA VISA Suicaカードの特長やメリットを整理してみます。
- Suicaへのチャージ貯まったポイントをANAのマイルに交換できる
- Suica定期券にリンク設定すればオートチャージでマイルが貯められる
- 貯まったポイントはSuicaへ交換できる
- 家族カードの設定はない
Suicaへのチャージで貯まったポイントをANAのマイルに交換できる
ANA VISA SuicaカードからSuicaへチャージするとワールドプレゼント(ポイント)が1,000円=1ポイントが貯まります。
10マイルコースでANAのマイルに交換すれば1ポイント=10マイル、マイル還元率1.0%です。
Suica定期券にリンク設定すればオートチャージでマイルが貯められる
ANA VISA SuicaカードにはSuica定期券機能はついていませんが、Suica定期券やSuicaを使っている方は、オートチャージが利用できます。

こうすればSuica定期券へのオートチャージでポイント(ワールドプレゼント)を貯めることができます。
オートチャージの設定はモバイルSuica定期券を使っている方はSuicaアプリで、カードのSuica定期券を使っている方はエキナカATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)でリンク設定をすることでオートチャージが利用できます。
iPhoneへのモバイルSuicaやオートチャージの登録方法についてはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
ANA VISA Suicaカードで貯まったポイントはSuicaに交換できるけど。。
ANA VISA Suicaカードで貯まったポイントはSuicaにも交換できますが、Suicaにの交換レートは1ポイント=Suica5円分ですので還元率は0.5%です。
ANA VISA Suicaカードは「マークのある提携扱いのビューカード」ですので、Suicaへの交換のために利用するのはおすすめできません。
Suicaに交換したいのでSuicaへのチャージで1.5%のJRE POINTが貯まるプロパーのビューカードがおすすめです。
プロパーのビューカードでおすすめなのは「年会費実質無料でビックカメラのポイントカード機能も付帯する「ビックカメラSuicaカード」です。
ただし、ビックカメラSuicaカード等で貯めたJRE POINTやビックポイントはANAのマイルへは交換できませんので、SuicaへのチャージでANAのマイルを貯めたい場合にはANA VISA Suicaカードという選択肢しかありません。
ANA VISA Suicaカードに家族カードの設定はない
ANA VISA Suicaカードには家族会員の設定はありません。
家族カードも利用したい方で年会費をお得にしたい方はSuicaではなく私鉄や東京メトロなどのPASMOになってしまいますが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを選ぶのがよいと思います。
ANA VISA SuicaカードはApple Pay対応
ANA VISA SuicaカードはApplePayに対応していますので、iPhone7、Apple Watch Series2以降のフェリカ対応機種にANA VISA Suicaカードを登録すれば、iPhone、Apple Watchで「iD」支払いができます。
コンビニやスーパー、ドラッグストアなどに加え、最近はiD対応の自販機なども増えてきました。
ジョギング中などに小銭がなくてもさっと飲み物が買えて便利です。
その他の設定はANA VISA一般カードと同じ
その他の設定、ポイント(ワールドプレゼント)の貯まり方、マイル移行手数料、旅行傷害保険、ANAカードの優待、ANAマイレージクラブの特典などは他のANA一般カードと同様ですので、Suicaが付帯したことでビューカードの特典がうまく上乗せされたカードになっています。
ANA一般カードのスペック等はこちらで詳しく紹介していますのでご確認ください。
ANA VISA Suicaカードは入会キャンペーンもお得

ANA VISA Suicaカードなら、ANA VISAカードの入会特典に加え、ビューカードが主催する特典が用意されていたりしますので、Suicaを利用されている方はもちろん、他のANAカードをご利用中のANAマイラーの方も是非ご活用ください。
お得な入会キャンペーンの詳細については公式サイトでご確認ください。
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