2021年9月11日利用分より、イオンカードで貯まるポイントがWAON POINTに変更されました。
個人的にイオンカードの最大といってもいいデメリットだった「ときめきポイント」が「WAON POINT」に変わることで、めっちゃ便利になりました。
具体的に何がどう変わったのかについて詳しく見ていきたいと思います。
もくじ
ポイント制度変更のメリット・デメリット
先に今回のポイント制度変更でここだけ理解しておけばOKというメリット・デメリットを紹介します。
メリットとしては以下の2点
- 1,000ポイント貯めなくてよい
- ポイント交換が不要になる
デメリットは思いつかないですね。
メリット1. 1,000ポイント貯めなくてよい
ときめきポイントは1,000ポイント以上でないと交換ができず、有効期限が最大2年のため、期限内に1,000ポイント貯められず無駄になっていた方もいたのではと思います。
私もこの理由で、正直ときめきポイントを貯めようという意識はなかったです。
WAON POINTなら1ポイント単位で使えますので無駄になるポイントはなくせます。
メリット2.ポイント交換が不要になる
ときめきポイントを買物で利用できるのは、イオングループの一部のオンラインショップだけで、お店で使うためにはWAONポイント経由でWAONに交換する必要がありました。
WAON POINTはイオングループのお店で買物に使えますので、交換の手間がなくなりました。
と。ここまでで、今回のポイント制度変更で知っておくべきポイントでした。
ここからは、今回のポイント制度変更の詳細について見ていきます。
イオンカードのポイント制度変更について
2021年9月11日以降、イオンカードのクレジット払いで貯まるのが「ときめきポイント」から「WAON POINT」に変わりました。
イオンカード(WAON一体型、イオンカードセレクト)にはクレジットカード、電子マネーWAON、WAONPOINTカード(加盟店での現金払い時に提示で貯まる)の3つの機能があり、支払い方法によって貯まるポイントが異なっていました。
- クレジット払い:ときめきポイント
- 電子マネーWAON:WAON POINT(WAON POINT加盟店以外は電子マネーWAONポイント)
- WAON POINTカード:WAON POINT
これが今回の変更により、3つの機能で貯まるポイントがWAON POINTに統一されます(WAON POINT加盟店以外では電子マネーWAONポイントにはなりますが)
WAON POINTも電子マネーWAONポイントも電子マネーWAONにチャージできます。
WAON POINTを電子マネーWAONにチャージしてWAONで支払えば、200円に付き1~2WAON POINTがもらえますので、電子マネーWAONにチャージする方がお得に使えます。
ちなみに、今回の経緯をちょっとだけ解説すると
元々イオンカードは電子マネーWAONができる遥か昔から「ときめきポイント」を付与していました。
2007年に電子マネーWAONが誕生した際、付与するポイントはWAONポイントが採用されました。
(WAONはイオンリテールが発行、イオンカードは当時イオンクレジットが発行と、会社が違ったからなんでしょうね。)
同じ2007年にイオン銀行が開業、2009年にイオンカード、電子マネーWAON、イオン銀行キャッシュカードの3つの機能が一体となった「イオンカードセレクト」が発行され、この時に同じカードなのに使い方で貯まるポイントが違うという現象がスタートしました。
ときめきポイント1,000ポイントをWAONポイントに交換できるようにしたものの、ときめきポイントの有効期限2年で1,000ポイント貯めるのは結構大変で、不便に感じていた人も多かったと思います。
2016年にイオングループの共通ポイントとして「WAON POINT」がスタートしたものの、何故か現金払い時に提示で貯まるポイントカードになったため、貯まるポイントの種類だけが増え、かえって混乱が生じる事態になりました。
この時に、記名式の電子マネーWAONで貯まるポイントが「WAON POINT」にはなりましたが、イオンカードで貯まるポイントはときめきポイントのまま、イオンカードに現金払いで貯まるWAON POINTカード機能を追加するという、謎の対応により、3つの機能が搭載される事になりました。
この頃は私も訳がわからない感じになってました。。
それから5年の歳月が流れ、ようやく今回のポイント制度変更に至った感じです。
ときめきポイントからWAON POINTになって変わること
まとめてみましたが、一番のメリットはやはり1ポイント単位で使えるようになること。
1,000ポイント貯めて交換申請してという面倒な手続きが要らなくなるのも素晴らしいです。
付与されるタイミングや有効期限などはそれほど変わらないですね。
ときめきポイント![]() |
WAON POINT![]() |
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付与単位 | 200円(税込)につき1ポイント ※イオングループの対象店舗なら200円(税込)につきポイント |
|
付与タイミング | 11日から翌月10日利用分を毎月26日頃に付与 | 11日から翌月10日利用分を毎月25日に付与 |
有効期限 | 誕生月を起点に最大2年間 | 初回付与月を起点に最大2年間 |
使い方 | 商品、各種ポイントへの交換 (1,000ポイント以上から) |
対象店舗での支払い (1ポイントから) 商品、各種ポイントなどへの交換 (1,000ポイント以上) ※2021年10月25日以降1ポイントからに変更 |
キャンペーン優待特典 | ※2021年10月24付与分より ・いつでも2倍 ・ときめきWポイントデー ・ときめきポイントクラブ など |
※2021年10月25日付与分より ・いつでも2倍 ・ときめきWポイントデー ・ときめきポイントクラブ など |
イオンカードで貯まるWAON POINTの使いみちは変わるのか?
個人的に一番気になるのが、dポイントやJALのマイルへの交換が継続されるのか?ですね。
WAON POINTのサイトから交換できるのは三越伊勢丹グループのMI POINTのみとなっているため、ちょっと心配しています。
これについては、イオンカードのホームページ上で「従来どおり、商品への交換にもご利用いただけます。」との記載がありますので、大丈夫だと思いますが、注目ですね。
イオンカードの入会はネットからが断然お得
まだイオンカードをお持ちでない方は、まずはイオンカードセレクトに入会するのがおすすめです。
すでにイオンカードをお持ちの方もイオンカードセレクトへの切替ができます。
イオン銀行に口座を作ることと引き落とし口座がイオン銀行口座に限定されるのがちょっと不自由な感じもありますが、イオン銀行ATM手数料は365日24時間無料ですし、普通預金金利上乗せとか、住宅ローン金利が銀行最低水準のお得な設定だったりして、イオンを使っている方もそうでない方も実は相当お得な銀行だったりもしますので、その辺りも含めておすすめですので、是非利用してみてくださいね。
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