イオンカードやWAONを使っていてかなり分かりにくいのがポイントの仕組みですよね。
貯まるポイントが3つあり、かなり分かりにくい状態になっています。
- ときめきポイント
- WAONポイント
- WAON POINT
2021年9月11日以降、イオンカードのクレジット払いでたまるポイントがときめきポイントからWAON POINTに変更になります。
これでだいぶスッキリしますね。
そのあたりも含め、解説していきます。
もくじ
3種類のポイントの違いについて
ときめきポイント、WAONポイント、WAON POINTの違いは以下のとおりです。
- ときめきポイント:イオンカードのクレジット払いで貯まるポイント
イオンカードのカード支払いごとにレシートの合計金額に対し、イオングループの対象店舗なら200円=2ポイント、それ以外は200円=1ポイントが貯まります。
2021年9月11日以降はWAON POINTに変更になります。
- WAONポイント:電子マネーWAONの利用の他、イオン銀行の利用などで貯まります。
- 電子マネーWAONの利用で、1回の買い物ごとに200円=1ポイントが貯まります。
2019年7月以降は「電子マネーWAON会員(所有者情報登録)」もしくは、「WAON POINT会員」を行うことで、イオンの対象店舗で200円(税込)=1ポイントが貯まるようになります。
※WAON PONT会員に登録した場合はWAON PIONTが貯まるようになります。
- イオンカードセレクトのオートチャージで200円=1ポイントが貯まります。
オートチャージを使えばポイント還元率が0.5%上乗せになります。
- イオン銀行の商品利用で貯まります。
・給与口座指定と給与の受取りで毎月10ポイント
・公共料金引き落としで1件=5ポイント
・投資信託購入時手数料の50%分(NISA口座なら100%分) - 「カタリナ」アプリのクーポンを使うと対象商品ごとに設定されたポイントが貯まります。※電子マネーWAONの利用でたまるポイントはWAONカード内のICチップに保存されますが、それ以外はオンライン上に「センターお預かりポイント」として記録されますので「ポイントダウンロード」の手続きをしてWAONカードのICにポイントを移す必要があります。
- 電子マネーWAONの利用で、1回の買い物ごとに200円=1ポイントが貯まります。
- WAON POINT:WAON POINTには複数の貯め方があります。
- WAON POINT加盟店でWAON POINTカードの提示で200円=1ポイントが貯まる
※WAONのついたイオンカードはWAON POINT会員に自動登録されるためイオンカードの提示でもWAON POINTがたまりますが、ときめきポイントと2重取りができないためイオンカードのクレジット払いの場合は提示のポイントは付与対象外
- イオングループのオンラインショップの利用で200円=1ポイントが貯まります。
以前はネットWAONポイントという名で付与されていたものです。
イオンネットスーパーとオンラインショップについては、2019年7月以降のいつでも2倍は対象外です。
イオンカードで支払った場合はときめきポイントも付与されます。
- smart WAONアプリに歩数計アプリ(RenoBody・CARADA)を連動させて1日8,000歩以上あるくと毎日1WAON POINTたまります。
WAON POINTはイオングループのお店やネットショッピングで1ポイントから利用できます。
電子マネーWAONに交換する場合には、WAONポイントの「センターお預かりポイント」と同じところで管理されていますので、WAONステーションかイオン銀行ATMで「ポイントダウンロード」を行うと、電子マネーWAONのIC内のWAONポイントに交換されます。
その後「ポイントチャージ」を行うと電子マネーWAONとして買い物に使えるようになります。
- WAON POINT加盟店でWAON POINTカードの提示で200円=1ポイントが貯まる
また、イオンの店頭にあるリサイクル機に古新聞・古雑誌、ペットボトル、紙パックを持って行くと重量に合わせてWAONポイントもしくはWAON PONTがもらえます。(実施しているお店は限られているのと、実施内容も店によって違うようです。)
できるだけわかりやすく書いたつもりですが、こうしてみるとなかなか複雑ですよね。
2019年7月以降はイオンカードセレクトに付帯するWAONでオートチャージを使えば、チャージ0.5%と対象店舗の利用1.0%で合計1.5%還元ともっともお得に利用できます。
ときめきポイントとWAONポイントをポイントアップさせる方法
イオンカードセレクトを使った際のときめきポイントとWAONポイント、WAON POINTのポイントのルールやポイントアップさせる方法をまとめてみました。
WAONポイントのオートチャージはイオンカードセレクトのWAONを利用した場合のものです。
WAONポイントは現金払いではなく、smartWAONのサイトで会員登録しWAONを使った場合のものです。
ときめきポイント![]() |
WAONポイント![]() |
WAON POINT![]() |
|
ポイント 還元率 |
イオン対象店舗:1.0% 対象店舗以外:0.5% |
イオン対象店舗+オートチャージ設定時:1.5% イオン対象店舗+オートチャージ未設定時:1.0% 対象店舗以外+オートチャージ設定時:1.0% 対象店舗以外+オートチャージ設定時:0.5% |
WAONポイントと同じ |
ポイント 加算方法 |
クレジット利用ごとに200円(税込)=対象店舗は2ポイント、対象店舗外は1ポイント | WAON利用毎に200円(税込)=対象店舗は2ポイント、対象店舗外は1ポイント | WAON利用毎に200円(税込)=対象店舗は2ポイント、対象店舗外は1ポイント |
ポイント 有効期限 |
最大2年 | 最大2年 | 最大2年 |
ポイント 利用方法 |
・WAONポイントに交換 1,000P=1,000WAONP ・ショッピングサイトで利用 1,000P=1,000円 ・商品との交換 |
・WAONに交換 100P=100WAON |
・WAON POINTとしてショッピング利用 1P=1円 ・WAONポイント経由でWAONへ交換 1P=1WAON |
ポイント 利用単位 |
1,000ポイント以上 500ポイント単位 |
100ポイント単位 | 1ポイント単位 |
ポイント アップデー |
・毎日:2倍 ※イオン対象店舗のみ ・毎月10日:2倍 ※イオン以外の利用も対象 ・毎月10日:5倍 ※イオン対象店舗のみ |
・毎日:2倍 ※イオン対象店舗のみ・毎月10日:5倍 ※イオン対象店舗のみ |
|
ポイント アップ 提携先 |
ときめきポイントクラブ加盟店舗で2~5倍 (JAL国内線航空券(オンライン)、RHトラベラー株式会社(オンライン)、近畿日本ツーリスト(オンライン)、サンエックスネットショップ、コスモ石油、ツヴァイ、アート引越センターワタミグループ、倍神戸・三宮センター街、タカキュー(TAKA:Q MALE & Co. m.f.editorial semantic design Wilkes Bashford)、ルネサンス、得タク) |
– | |
ポイント アップ モール |
ときめきポイントタウン 経由するとネットショッピングがポイント最大貯まる。 |
– |
ときめきポント2倍対象店舗とWAONポント2倍対象店舗の違い
ときめきポント2倍対象店舗とWAONポント2倍対象店舗の違いを比較してみました。
どちらか一方でしか2倍にならない場合には、対象となるポイントが貯まる支払い方法を選んだほうがよさそうですが、オートチャージしたイオンカードセレクトのWAONなら0.5%お得になりますので、基本的にはWAONを優先して使うほうがお得にできそうです。
ときめきポイント2倍対象ショップ | WAONポイント2倍対象ショップ |
|
|
重要なのはカード選び、一番ポイントが貯まりやすいイオンカードセレクトがおすすめ
イオンカードは提携カードを入れると50種類以上もあるのでカード選びが重要ですが、結論から言うとイオンカードセレクトがベストです。
イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードにイオンカードとWAONが一体になったカードですので、クレジットの引落口座をイオン銀行にする必要がありますが、イオンカードセレクト限定の特典が付くに加え、イオンカードの引落金額や銀行商品の利用などでイオン銀行 Myステージ特典がもらえるという他のイオンカードにはない大きなメリットがあります。
イオンカードで唯一WAONのチャージと利用でWAONポイント二重取りができるのはWAONを使う方にとっては大きなメリットです。
他のイオンカードを使ってイオン銀行以外の銀行口座からの引落しにしているのとはポイントの貯まり方に結構な差がでます。
年会費は永年無料、イオン銀行はATM手数料が1年中土日も夜間も完全無料なので余計な出費もなく特典だけを上乗せすることができます。
イオン銀行ATMはイオンのお店やミニストップ、まいばすけっとなどの中にあり営業時間中はいつでも使えます。夜間も土日も年末年始も手数料を気にすることなくATMが無料で使えるのは大きなメリットだと思います。
イオン銀行以外のATM(ゆうちょ、みずほ、三菱UFJ、イーネットなど)もMyステージ特典がつけば月最大5回まで無料で引き出せます。
私自身も自分のお金を引き出すために平日の昼休みの時間を使ったり、会社帰りや土日に急な出費でATM時間外手数料を取られたりという経験を何度もしているので、改めて考えるとこのストレスから開放されたことは大きいですね。
イオンカードセレクトについてはこちらの記事で詳しく紹介ていますので是非ご確認ください。
どっちを使うのがお得?イオングループでいつでもポイント2倍のイオンカード VS チャージと利用の2重取りができるWAON
2019年7月以降、WAONポイント2倍対象ショップはWAONがお得
イオンカードせれくトでオートチャージを設定すればWAONポイント2倍の対象ショップは1.5%還元にできそうですので、対象ショップはWAONがです。
WAONポイント2倍対象ショップこちらです。
- イオン
- イオンスタイル
- ダイエー
- ダイエーグルメシティ
- マックスバリュ
- イオンスーパーセンター
- ザ・ビッグ
- アコレ
- ピーコックストア
- サンデー
- KOHYO
- マルナカ
- まいばすけっと
- イオンモール
- イオンリカー
- イオンバイク
- R.O.U
- イオンボディ
- OPA
- ビブレ
- フォーラス
一方で、ミニストップなどときめきポイント2倍のみの対象ショップはオートチャージを加味するとあまり変わりがないので、使いやすい方でよろしいかと思います。
ネットショッピングはイオンカード支払いのみ2倍になりますので、イオンカード支払いがよさそうです。
- おうちでイオン(ネットショッピング)
- イオンショップ(ネットショッピング)
イオンカードセレクトのWAONはチャージと利用の2重取りでポイント2倍に加え、月の利用に応じてポイントも
イオンカードセレクトはイオン銀行口座からのオートチャージの設定をしておくことでチャージと利用のポイント2重取りができるため、チャージ200円につき1WAONポイント、利用200円につき1WAON PIONTがたまります。
2019年7月以降はイオンカードセレクトでオートチャージを設定したWAONなら、イオンカード支払いよりもお得にできることが多くなりました。
ときめきポイントもWAONポイントも最終的にWAONに交換できる
クレジットカード利用ではときめきポイントが、WAONのオートチャージではWAONポイントが、smartWAONに会員登録したWAONの利用、ネットショッピングではWAON POINTと貯まるポイントが違いますが、全てのポイントは最終的に電子マネーWAONに交換することができます。
- ときめきポイント:1,000ポイント以上500ポイント単位でWAONポイントに交換可能
- WAON POINT:1WAON POINT以上1ポイント単位でWAONポイントに交換(ダウンロード)可能
- オートチャージで貯まったWAONポイント(センター預かり分):1WAONポイント以上1ポイント単位でWAONポイントに交換(ダウンロード)可能 ※1
- カード内のWAONポイント:1WAONポイント以上1ポイント単位でWAONにチャージ可能
※1.オートチャージで貯まったWAONポイントはイオンカードセレクト特典として「センターお預かりポイント」となっていますので、WAONにチャージする前に、特典受取りの操作を行い、WAONカードのICチップ内にダウンロードする必要があります。
※WAON POINTをWAONポイントに交換する手順も同様です。
かなりややこしいのですが、操作方法はこちらでご確認ください。
ちなみに、この操作を行うと、オートチャージで貯まったWAONポイントも、WAONの支払で貯まったWAON POINTも一緒にダウンロードされます。
貯まったポイントはいずれもWAONに交換して買い物に利用するのがよいと思います。
上手な割引の受け方やポイントのため方
サンキュー・パスポートやバースディ・パスポートはクレジット払い
いつでも好きな1日のお買い物が5%OFFになるサンキュー・パスポートやバースティ・パスポートなどの優待はイオンカード利用限定ですので、これらを利用するときはクレジット払いがお得になります。
サンキューパスポートはイオンカードのアプリ「イオウォレット」のクーポンでも表示できるようになりましたので、アプリを入れておくと便利です。
ちなみにイオンゴールドカードを持っているとゴールド会員限定の優待パスポートが年に1-2回届きます。
期間中2日間イオンでの買い物が5~20%OFFにできたりします。
イオングループのお店での買い物は基本的にはWAONがお得になりそう
2019年7月以降は、イオンカードセレクトでオートチャージしたWAONを使うほうが基本的にお得にできそうです。
ただ、イオングループのときめきポイントがいつでも2倍対象ショップとWAONポイントいつでも2倍対象ショップは微妙に違いますので、よく使うお店については把握しておく必要があります。
以前はボーナスWAON対象商品はWAON支払い時のみポイントがもらえましたが、現在はときめきポイントも同様にボーナスポイントがもらえるようになりました。
ネットショッピングでの利用はときめきポイントTOWN経由でクレジット払い
楽天やYAHOO!ショッピングをはじめとするネットショップで買い物をするのであれば、ときめきポイントTOWNを利用することでときめきポイントが最大21倍になるので、イオンカード払いがお得です。
イオン以外の提携店舗はWAONが使えればWAONが便利
クレジットカードが使えないお店でもWAONが利用できる場合があります。ミニストップやファミリーマートなどのコンビニもWAONなら素早く買い物ができて便利ですね。
他にもドラッグストアやガソリンスタンド等、WAONが使える場合にはWAONを選ぶのが良いでしょう。
ただし200円未満の買い物の場合ポイントが付かない点には注意が必要です。
収納代行、切手・はがき・収入印紙・ゆうパック・ギフトカードはWAONで
ミニストップでは、収納代行(税金などの支払い)、切手・はがき・収入印紙・ゆうパック・ギフトカードの支払いにWAONが使えます。
これらの購入ではWAONポイントは貯まりませんが、イオンカードセレクトのオートチャージでチャージしたWAONで支払えば、チャージの際にポイントが貯まりますので、0.5%分はお得になります。
1回の支払いで使えるのは5万円まで、イオンカードセレクトは1人で複数持つことはできませんので、nanacoの用に複数枚にチャージして一度の支払いに使うというような利用はできません。
イオン銀行の特典を活用する
イオンカードセレクトでイオンカードやWAON、イオン銀行の商品を使い続けていると、それぞれの利用でもらえるスコアの月間の合計に応じてイオン銀行のMyステージ特典がもらえます。
最上位ステージのプラチナを達成すれば、普通預金金利0.1%、他行宛振込手数料、他行ATM手数料が月5回も無料になります。
こちらの記事で紹介していますのでご確認ください。
キャンペーンを活用する
イオンカードの暮らしのマネーサイト、電子マネーWAON、WAON POINT、イオン銀行、イオンリテールなど、それぞれが独自にキャンペーンを行なっていたりします。
抽選だったりするものもありますが、うまく活用すれば思わぬ大量のポイントがもらえたりするかもしれません。
主要なリンクを載せておきますのでご確認ください。
イオンカード会員さま向けキャンペーン(暮らしのマネーサイト)
スマホで利用するなら、イオンカードのアプリ「イオンウォレット」やWAONのアプリ「WAONサービスアプリ」、WAON POINTの「smart WAON」アプリ、イオンリテールの「イオンお買い物」アプリなどを入れておくと素早くキャンペーンを探せますし、クーポンなどももらえたりするのでおすすめです。
歩いてWAON POINTを貯める
RenoBoby、CARADAといったウォーキングアプリとsmartWAONを連携させると、1日8,000歩以上歩くと1WAON POINTがもらえます。
毎日欠かさず歩けば月に30ポイントくらいにはなります。
リサイクルでWAON POINTを貯める
まだ一部のお店にしか導入されていないようですが、古新聞・古雑誌、ペットボトル、紙パックをイオンにあるリサイクル機に持って行くと、WAONポイントもしくはWAON POINTがもらえます。
・古新聞・古雑誌は、1kgにつき1WAON POINT
(1kgに満たない分は切り捨て)
・ペットボトルは、5本につき1WAON POINT
・紙パックは、約10枚(=300g)につき1WAON POINT
車で対象のイオンにいける方はゴミに出すよりはお得ですのでぜひご活用ください。
ポイントの有効期限にはご注意を
WAONポイント、WAON POINTもときめきポイントもそれぞれ有効期限があります。
キャンペーンなどで獲得したWAONポイントにはダウンロード期限があり半年程度で期限切れになってしまったりします。
電子マネーのWAONには有効期限はありませんので、一番確実なのは電子マネーWAONに交換してしまうことです。
ときめきポイントは1,000ポイント以上500ポイント単位でWAONポイントに交換できます。
WAON POINTは1ポイント単位でWAONポイントにポイントダウンロードできますし、WAONポイントは1ポイント単位で電子マネーWAONチャージ可能ですので、WAON POINTはこまめにチャージしてしまうのがよろしいかと思います。
関連記事: